2015.11.19
リアフェンダ-
以前、当店で前後OHLINSを装着したR1100S。
リアショックの保護のためリアフェンダ-装着は必須なので強くお勧め致しました。
成らば装着して下さいと・・・しかし・・・・
以前は当店でもイルムバ-ガ-(ハンバ-ガ-ではありません・・・^^;)の取り扱いをしていましたが取引先が廃業してしまったので現在は取り扱いはしておりません。
なのでネット等で購入して頂ければ取りつけはお任せ下さいと。
そして価格を吟味しユ-ロなんとかでポチッとされたそうですが待てど暮らせど品物が届かない。
騙されたかもなんて思っていたところに現品到着♪
お値段も国内の流通価格の約半値・・・・それでも良い値段なのですが・・・・なんだかなぁ。
てな事で無事、装着完了。勿論、私が強く勧めたし健脚作業の一環なので工賃は無償でございます。
まぁそれは兎も角、お客様ん家の可愛いワンコちゃんも一緒にご来店♪
我が家のワンコはミニチュアダックスフントで友達ん家のダックスフントと比べるとちっちゃいな-と思っていましたが、カニヘンちゃんは更に小柄でわっぜっ可愛いがよ~~~(^○^)
家のワンコもカニヘンの子供って聞いていのに、遺伝と言うのは不思議なものでミニチュアダックフントに成っちゃいました。
でも可愛いですけどね^^
愛犬の為にも、ご安全に!!
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2015.11.18
土砂降りです・・・
いや-降ってますね~。
明日は回復するそうですが・・・今日の午前中は豪雨の予報が出ています・・・・。
ところで、関係機関から安全運転・事故防止の啓蒙をとご案内を頂きました。
資料を読むと・・・
バイク事故は高年齢、特にリタ-ンライダ-の重大事故の増加が止まらないと言うものが中心に成っていました。
確かに、身近でも定年退職を期に大型自動二輪免許を取得しバイクを購入したと言う話も良く伺います。
また昔、乗っていた方が数十年ぶりにバイクに復帰と言う話も多いですね。
当店でもそう言った方々がご来店に成る機会も多くなりました。
しかし、大型二輪免許は所持しているもののスキルや知識は驚くほど低いという印象を拭えませんねぇ。
まず初めてのバイクが大型ってヤバイくないですかねぇ。
ホンダのNCやヤマハのMT等、まるで中型扱いに成ってますが立派な大型二輪ですから・・・・。
価格的にも仕様的にもメ-カ-のその辺の思惑が見え隠れしてしまいます・・・要件の優先順位も高いのかも知れませんね。
因みにその様な方々のタイヤの問い合わせで良く聞くフレ-ズが・・・・
「飛ばさないし、良いタイヤは必要ないので普通のタイヤで見積もりを」・・・・って。
普通のタイヤって何でしょう?ってな感じでツ-リングモデルで良いって意味かなと思っていましたが。
パイロットロ-ド4やT30EVOの見積もり価格を提示すると思いっきり引かれちゃいますね・・・・^^;
割引がどうのこうのと言う訳では無く、そもそも安価なタイヤが普通のタイヤという意識らしい。
銘柄も知らない様だし適合サイズのタイヤで聞いた事のあるメ-カ-が製造したもので有れば何でも良いって感じですね。
更に価格意識が数十年前のままだったり、量販店で売られている軽自動車のタイヤ価格が比較に成っていたり・・・・
確かに排気量は近いかも知れませんが・・・・・(__)
タイヤメ-カ-が旧パタ-ンを起して量販店向け仕様違いの廉価版を生産する訳が腑に落ちると言うか市場はそれなりって事の様ですね。
それでも高いという意識の様ですけど。
因みに飛ばさないと仰ってる方々の事故が増えているのですよね。
私も先日やっちゃいましたが飛ばす飛ばさないと言うよりも不意の危険回避が大きな事故要因である気がします。
バイクではありませんがレクサスに乗っている知人が走行距離が半端無いのでと言う理由で某オ-トウェイで聞いたことも見たこともないタイヤを装着していました。
確かに価格は逆に目がテン。
でもねぇ、ウチの近所は確かに急な坂道が多い事もありますが・・・・・今日の様な雨の日、坂道を下っていると即効ABSが作動するって・・・・・。
スタビリティ-、つまり安全とはスキルだけでなくそういう知識や意識も重要な要素と言う事だと思います。
関係機関が当店に安全運転の啓蒙活動に協力をと仰るのは暗然運転を防止しろと言う意味かもしれませんね。
普通に売られているタイヤの中にも驚くほど低性能なモノがある事も知って頂きたいと思います。
あるレベルの性能を担保する事がいざという時・・・・転ばぬ先の杖と言う事も知っておくことが重要。
私も通勤快速のタイヤ交換・・・・しないといけませんね・・・・反省(^^ゞ
ホンダにカワサキ・・・
CBR1100RRブラックバ-ドにZRX1200適応のプレミアムレ-シングを装着・・・・。
と申しますのもブラックバ-ドに適応するOHLINSはラインナップされておらず行き付けのショップさんでフロント周りをゴッソリ交換されたようです。
今回はフロントブレ-キが熱を持つとジャダ-が発生するらしく原因は恐らくくロ-タ-の歪みですね。
しかし、ホンダにカワサキ用・・・フロント周りも何を如何したのか分からないので現品を合わせるまでは・・・ホントに間違いありませんか~って感じでドキドキしてましたけど無事フィット。
ロ-タ-交換後はジャダ-もピッタリ収まりブレ-キタッチも剛性感が高まり超良好というご報告を頂きました。
ところでオ-ナ-さんはイベントレ-スではありますが元チャンピオンと言う履歴の持ち主です。
なので足回りのセッティングにも多少なりとも自身はある様でブラックバ-ドの脚もそこそこ良い線でセットアップ出来ている・・・と思っておられたようです。
ところが当店で健脚を行ったバイク仲間のGSX-Rに試乗しbefore afterの違いに目が点に成られたそうです。
その後、何だかんだとリ・アジャスティングして見たものの・・・そもそも仕様の違いは如何ともし難いと・・・・・。
健脚のご用命を頂きました♪
まぁ当店は一応、専門店でこれで飯食ってますからね~~~それなりのレベルであると自負しております。
営業的にもエ-お話なので記事にさせていただきました(^^ゞ
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2015.11.17
憂鬱・・・
3000km
パワ-ス-パ-スポ-ツEVOも走行距離3000kmに到達。
ステア-特性の大きな変化もなくナチュラルなキャラクタ-を維持しています。
若干、ウォ-ムアップ性が低下した傾向にありますが路面温度が低くなった影響もあると思います。
しかし、神経質な所は全くなく3000km走行程度で特性変化は軽微ですね。
摩耗の状態は残溝から見てリア側は40%程度で同レンジ他社比較でもかなり優秀だと思います。
対してフロントは25%程度とバランス的には見直しても良いのかも知れませんね。
摩耗肌は気温の低下と共に荒くなってきました。
ジャ-ナリストの方々から指摘があった様にリアと比較しフロントの接地感、グリップ感がやや低いと言うのもこの辺りのバランスの取り方に見直す余地は大いにありそうです。
もう少しフロントのハ-ドネスを下げてグリップレベルそのものを上げても良いかも知れません・・・が。
しかし、そうするとス-パ-スポ-ツEVOの売りの一つである軽快感や自立旋回性を損なう可能性もあるので微妙なさじ加減に成るでしょうねぇ。
ところで巷の一部ではMICHELINのラジアルタイヤは乗り心地がゴツゴツしているとの評価を耳にしますが、それは内圧の問題です。
私も車両メ-カ-の指定空気圧で走行しましたがケ-スのテンションが上がり過ぎちょっとした段差でもカツンと突き上げを強く感じます。
特に摩耗が進んでくると顕著。
そもそもMICHELINラジアルは公道走行前提の全てのカテゴリ-でコンフォ-ト性を重視しており乗り心地は秀逸です。
少なくとも多くのメ-カ-が指定する内圧は適正ではないと思います(あくまでも私的な考察)
それはモデルによっては高くも低くもあるのですが・・・・
例えばロ-ド3がOEM採用されているYAMAHAのMT07は他と比較してかなり低圧を指定しています。
またその数値は欧州などでは平均的な内圧です。
スポ-ツ系のモデルではタイヤの剛性そのものが高いため更に低圧設定である事も頭に入れておくと良いと思います。
因みにR1100Sの場合、フロントで210~220kpa、リアで200kpa~220kpaで走行しています。
公道走行の場合、この数値以下だと走り始めにステア-が粘る傾向にあり、またコ-ナ-リングではステア-が切れこむと言うかセルフアライニングトルクが上手く働かない。
気温の高い夏場はあまり感じないのですが路面温度の低いこの季節は顕著に感じますね。
それにしても暖冬とは言え、早朝は寒いですね~~特に山は手がかじかみます・・・・・。
ご安全に!
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2015.11.15
雨上がり
雨が上がり晴れて来る様子は清しいですね~♪
ところで昨日の雨の中、宅配の軽バンが路地からバックで飛び出てきました・・・。
危うく衝突するところでした。
つかフルブレ-キングで前輪ロック、切れこんでそのまま転んじゃいました(-_-;)
坂道だっと言う事もありますが・・・そもそもウェット性がダメダメのタイヤで何度も怖い思いをしていたのに通勤だけだからと高を括っていました・・・やっちゃいましたねぇ。
しかし宅配の運ちゃんはすいませんの一言だけで・・・・・この野郎って話です。
いや-私ってへたくそなのかも知れませんね・・・・テストコ-スでは一度も転倒した事が無いのに・・・油断禁物ですね。
サ-キットでは数え切れないほど転んでますけど。
まぁバイクも身体も何ともないし・・・ご安全に・・・・^^;
今度は前輪
前回、余りも摩耗が早かった後輪のみ交換しましたが、今回は前輪の交換。
因みに空気圧を変更してからは見た目に摩耗が改善されているようです^^
ところで最近、どっぷりキャンプにハマっておられるようで・・・あんなモノやこんなモノも見てしまっているようですけど(~_~;)
オ-ナ-様も他に違わず行きつくところはハンタ-カブのようです。
ハンタ-カブで道なき道を突き進み、人類未踏の地でキャンプを張りたいと・・・・大袈裟ですけど・・・・。
まぁどでかいアドベンチャ-ではとても行けない入れない、そんな所に行ってみたいようですね~。
でもねぇ、ハンタ-カブの相場にビックリされているようです。
生産終了後のホンダカブを侮ってはなりません、新車価格より高価に成るのは当たり前ですから。
当店にはハンタ-カブに関してむちゃくちゃマニアックなお客様が居られますが。
そのお客様曰く、ハンタ-カブ専門にやっている某ショップでは絶対に購入してはいけませんと仰ってました。
なんちゅうか私的にはクロスカブでも良いのではないかと思いますが、ハンタ-カブ支持派の皆さまはレベルが違うとおっしゃいます。
なんだか分かる様な分からない様な・・・・私の知らない世界の一つですけど。
因みにハンタ-カブを一般的な使用で満足を得るにはかなり手を入れる必要があるって聞き及んでおります。
だったら・・・・クロスカブのカスタムでいいんじゃね?と思次第でございます。
2015.11.14
無償点検修理
OHLINSの無償点検修理対象のZX10Rの改善作業完了です。
当店では対象のお客様が5名いらっしゃいますが今回はお二人目です。
まぁ緊急を要するものではないのでご都合の良い時にボチボチお願い致します。
ところで前記事の電子制御サスペンションシステムの件でお客様から早速ご質問を頂きました(^^ゞ
(ZX10Rのお客様ではございません)
今年の鈴鹿8時間耐久レ-スのSSTクラス優勝のYZFR1Mは電子制御サスペンションシステムでは無かったかと。
確かに仰る通り電子制御サスペンション搭載車です。
何も電子制御サスペンションシスムがダメと言っている訳では無く完全なものに成るにはまだまだ時間が掛かるであろうと思っていると言う事です。
電子制御サスペンションのメリットとしてはショックアブソ-バ-の搭載位置やデザインそのものに自由度が広がりバックアップが完璧であれば今後の主流と成ると思います。
ショックアブソ-バ-のメンテナンスそのものは特に難しいものでもないし通常のサスペンションと大差ないものです。
ところで今回、無償点検修理でチェックインされたZX10RのOHLINSにはTTXスマ-トECがラインナップされています。
ZX10Rのリアショックアブソ-バ-の搭載位置をみればなるほど電子制御のメリットだと思います。
しかし、私の言うセミアクティブの場合、セッティングが簡単だと言う事ではありません。逆に難易度は高いと思います。
コ-スの特徴や路面の状態、タイヤ別の情報も必要だろうし・・・・
まぁ工具を使わずタッチパネルでセットアップ出来るシステムだけであれば超便利ですけどね。
因みに今年の鈴鹿8耐で総合優勝したのはYZFR1で電子制御が搭載されたR1Mではありません、何故でしょうね?
またYZFのレ-スベ-ス車両もR1Mでは無くR1です。
更にOHLINSからわざわざ電子制御介入なしのショックアブソ-バ-やステアリングダンパ-がリリ-スされました。
私はアナログ世代だからなのかも知れませんがレ-スやスポ-ツ走行レベルでライダ-の意に反する介入は歓迎できないし邪魔ですらある(これ経験です)
ライダ-個々に完全にシンクロしたプログラミングとピックアップ(スピ-ド)が完成した時は話は別だと思いますが・・・・それはまだ先に成るでしょう。
またそれにはGPSとの連携も必要になると思います。
高い精度も求められます。
現時点ではライダ-がイニシャル設定を施されたサスペンションの働きを把握した上で様々な状況に身体がピックアップするほうが勝ると思っております。
人間って凄いんですよ(^○^)
とは言え、必ず電子制御サスペンションシステムが主流と成る時代は訪れます。
おいて行かれない様に勉強しないといけませんね!
電子制御サスペンションシステム
先日、某ショップのSNSの記事が勝手に私のSNSにシェアされていたので興味本位で読んでみました。
内容は電子制御サスペンションシステムについてでしたが・・・・
これが何ともお粗末な話で、REPの電子制御サスペンションを装着する事でわずらわしいセッテイングから解放されるだと。
世界のレ-スのトップテクノロジ-だと謳っている所も多いですね。
なんじゃそれは・・・みたいな・・・・んん・・・・何言ってるの?
色々と勘違いされている様ですね。
電脳サスなんつってコンピュ-タ-が全てを考えて実行してくれると思っているのでしょうか?
そもそもOEMとして標準装着されている電子制御サスペンションシステムは大まかにツ-リングやスポ-ツモ-ド等おおよそ4段階程度の設定をあらかじめ搭載しているのであって、コンピュ-タ-がその場その時に考えている訳ではないし。
まぁショックアブソ-バ-が全く手の届かない位置に鎮座するメガツアラ-等にOE搭載されている電子制御はある意味便利だと思いますがスポ-ツやレ-スでは大きなお世話って気もしますね。
近年サスペンションメ-カ-が開発を進めているセミアクティブと呼ばれる電子制御サスペンションシテムも基本は同じですが・・・
おおよそは車の速度によって設定を変化させて対応するという仕組でストロ-クセンサ-によるロッドスピ-ドを拾ってリアルタイムで演算し実行するのでは無くつまりは予測・・・。
因みに現在もっとも優れていると思われるOHLINSのスマ-トECと呼ばれる電子制御サスペンションシステムはサスストロ-ク、ブレ-キ、スロットル、リ-ンアングルからの情報を基に可変させると言うもの・・・らしい。
このシステムを活用するには専用のECU(OHLINS製)を別途搭載する必要があります。
しかし精度とピックアップの能力はまだまだであると言うのが大方の見解。
またショックアブソ-バ-のシステムも限定されます。
設定の変更は今までドライバ-で調整していたところをスティッピングモ-タ-で行う訳でバルブのシステムも限られてきます。
つまりスティッピングモ-タ-の搭載できる位置と個所の問題。
フロントフォ-クならワン・バイ・ワンタイプ、リアショックアブソ-バ-であればTTXタイプが理想的。
因みにプリロ-ドは守備範囲から外れることに成ります。
ブログのショップの記事ではプリロ-ドやバネレ-トまで変化するが如く書かれていましたけど・・・・^^;
あくまでコンピユ-タ-に搭載されたデ-タ-は個人別(体重、好み、ライディングスタイル)に対応したものでは無く万人向けの最大公約数の様なもので追従するのは減衰力だけという事です。
勿論、レ-ス(許可されている場合)の現場ではライダ-別のアジャスティングデ-タ-がテクニシャンの手によってそれぞれインスト-ルされる訳ですが、プログラミングの難易度は高いと思います。
スポ-ツやレ-スに関して言えばセッティングは工具でやるかPCでインスト-ルするかの違いで現実にはマイナス因子が大きいのではないかと。
と言うかMotoGPでは電子制御サスペンションシステムを禁止しています。
(WSBKは条件付きで使用可のようです)
禁止している理由は開発に携わっている友人から聞いてはいますが敢えて書きません・・・・^^;
まぁともあれ使いこなすにはシステムの更なる進化と使用者の知識向上が必須で現時点ではアナログの方が有利な事は確かなようです。
当然の話ですがそもそもアナログのシステムを理解していなければ電子制御システムも宝の持ち腐れって所だと思います。
因みに電子制御といってもショックアブソ-バ-そのものに高い能力があっての話でそれが基本。
てな感じで電子制御システムはまだまだ発展途上であると思う次第でございます。
まぁレ-スでは使えない(禁止もしくは能力的に)場合も多いし進化するにも時間がかかりそうですね。
この記事はあくまでも個人的な考察でありますので・・・悪しからず。