2021.02.28
K1300S 健脚ドック
K1300Sの電制サス(ESA)は健脚施工は当店では対応できないので健脚ドックを実施。
リンク周りのメンテナンスと組み直し。
リレ-のフレ-ム側のシャフトはやっぱりなぁ~という感じでこの状態。まぁほぼ全機種についてこの様な状態になってますね(^^;
因みにBMWの殆どが放置プレイ状態になっているこんな個所や・・・
こんな個所もグリスアップして再ファスニング、結構グリスは枯渇しているので定期的なメンテナンスは必須ですよ~。
交換しなくて済むパ-ツまでダメにしちゃいますから面倒でも確り点検そしてメンテナンス!
にしてもBMWって15mmとか16mmとか変わったサイズのボルトナットを使ってますよね~20mmなんてのも機種によって使ってます。
健脚ドックと合わせてご依頼いただいたROAD5を前後共に交換し作業完了です。
ところで欧州のESAに対応しているサスペンションメ-カ-さんも有るのですが何故かK1300Sは設定が有りません。
色々と調べてみると・・・・ナイトロンなどが非電制対応のショックアブソ-バ-をラインナップしていますがそれを装着している方が結構いらっしゃるようです。
勿論エラ-が発生するようですが放置して問題ないと・・・・ホントですかね・・・・(^^;
エラ-ランプが気に成るならテ-プで塞いでしまえば問題なし・・・みたいな。流石にウチでは出来ませんよね~。
ご安全に!
ブログランキングに参加しています! ポチっと応援、宜しくお願いいたします(^^)/
2021.02.27
パンアメリカ1250&S
OEMタイヤの空気圧・・・的な
某モトブロガ-さんの影響なのか最近またまたお客様から空気圧の質問を頂くことが多く成って来ましたね(;’∀’)
過去に何度も記事にしているのでご覧に成っていただくの一番ですが・・・読んでももよく分からないと・・・ですか・・・。
それでは先ず車両メ-カ-の多くが指定している空気圧の数値ですが例えばフロント120/70ZR17サイズで250kpa。
リア180/55ZR17サイズで290kpaが最もポピュラ-です。
この数値はJATMA(日本自動車タイヤ協会)の規格でその最大値です。
180/55ZR17 73(W)の場合、最大負荷荷重能力365kgで速度270km超を担保する空気圧が290kpaという事に成ります。
またこれ以上の空気圧の規格はありません。タイヤのサイドウォ-ルにも最大空気圧290kpaと刻印されておりそれ以上の内圧は与えてはならないという意味に成ります。昔は限界空気圧とも呼んでいました。
因みにTBなどでも規格能力を担保するのは法的な使用限度まで保たれなければなりません。
なのでメ-カ-にもよりますが新品時には規格以上の能力を担保したタイヤが殆どです。
故にライディングプレジャ-を考慮し多少低圧に調整しても危険などという事も有りません。
良い例が前後共に同じタイヤサイズで車格もほぼ同等のMT07とMT09、OEMのタイヤ銘柄は異なりますが規格は同一です。
でもしかし指定空気圧はMT07は225/250kpaでMT09は250/290kpaです。
これは一体どういうことかと申しますとMT07の場合タイヤメ-カ-の担当者の熱意と車両メ-カ-担当者の思いという所でしょうかね(^^;
なので何方の空気圧も正しく思いの違いという事に成りますね。
REP仕様とほぼ同等のタイヤがOEM(ROAD4)に採用されているMT07とバッチリOEM仕様のタイヤが採用されているMT09との違い的な。
欧州車の様に使用条件によって最適な空気圧を表記すれば良いのですがそれもコストという事でしょう・・・残念ですが。
因みにREPの場合、セグメントや構造、仕様で同サイズでも適正空気圧は異なります。
ブログランキングに参加しています! ポチっと応援、宜しくお願いいたします(^^)/
2021.02.26
渋滞
ROAD5TR to RnineTスクランブラ-
初見のお客様ですが当店の前にRnineTが良く停まっているのを見かけてご来店に成られたようです^^
確かにBMWの中でもRnineT系のお客様が多いかもしれませんね。限定発売・・・・(^^;
バリバリに偏摩耗したOEMからROAD5TRに換装、見た目にも随分男前に成ったと喜んでおられました。
因みにタイヤ交換後にタイヤの慣らし、所謂皮むきの重要性をご説明差し上げましたがタイヤのカタログには100km程度と記載されていますが要は100kmも走れば右折も左折も十分に行うだろ的な事なので実際は皮むきを意識して走行すれば20km程度で十分です。
なのでこの辺りであれば平尾台を上って下れば終了です。
今から行かれますか?なんてお話をしましたが今日は家族とバ-ベキュウを楽しまれる予定に成ってるそうで・・・
タイヤ慣らしはまた後日。
とはいえご近所でも新品タイヤで走って帰る訳ですからバ-ベキュウを楽しまれるためにもご安全に!
ブログランキングに参加しています! ポチっと応援、宜しくお願いいたします(^^)/
2021.02.25
強風
Neoバイアス ROADクラッシック No.3
ROADクラッシックの実走評価はBT46と同一条件で実施。
まぁ走り出す前はBT46と大差はないだろうと思っていましたが同じ内圧で実走しているにもかかわらず直進安定性も非常に高くアンジュレ-ションに影響されることは全くありません。
剛性感も高くハンドリングも市街地、ワインディングに関わらず応答性も良くとても軽快。
グリップ及び接地感はBT46の様に粘着感では無くサラっとした感じではあるものの十二分なグリップレベルでネオクラッシックモデルとのマッチングを想定して過不足のないバランスを敢えて与えているものと思います。
よって安心感も高いですね・・・なんじゃこりゃ・・・なんて驚きました。ラジアルの様な感覚です。
コンフォ-トに関しては比較的大きめのバンプやギャップサイドウォ-ルで十分に減衰され安定性を欠くことは無し。
荒路や継ぎ目などの小さなギャップなどはトレッドのエンペロッピングパワ-が優秀で確りと包み込むように減衰。
え?これってもしかしたらラジアルなんて思ってしまうような・・・・悪いけどBT46とは次元が違うと思ってしまうほどですねぇ。
ベルテッドバイアスとはいえ通常のバイアスのイメ-ジとはかなりの違いが有ります。
ケ-ス剛性が高く内圧もBT46と同じにもかかわらず舵の巻き込み感はかなり解消されている・・・というより一般的な使用状況では多分確認できないと思います。
スタビリティ-はラジアル並みに高く十分という以上に腰のあるしなやかさ。
ミシュランさんも久々のバイアスで自信作と仰ってましたが所詮バイアスでしょって思いが一蹴されてしまいました(;’∀’)
少々神経質なマッチングを求められるBMWの旧モデルや最新のNeoクラッシックモデルにもマッチングは大変良いと思います。
まぁタイヤの魅力は形状やトレッドデザインも重要でROADクラッシックはPOWER3に似たモダンな感じなので好みは分かれると思いますがパフオ-マンスに関しては間違いなく現時点で孤高のトップだと思います。
今までMICHELINのバイアスはなぁ・・・なんて思っていましたが考えを改めます(^^;
ブログランキングに参加しています! ポチっと応援、宜しくお願いいたします(^^)/
2021.02.24