以前、ブログでも記事にしましたが国内二輪市場は軽二輪が想定外の活況を呈しており前年比40%の進捗を見せているようです。
また女性の二輪免許取得率が上昇傾向にあり業界は俄かに明るさを取り戻しているとか。
先日、そんな内容を報じていたニュ-スをカミさんが観て・・・・
ウチは如何なのと・・・
残念ながら全く良い傾向にはありません・・・(^_^;)
しかし、私もそのニュ-スを観てかみさんの問い掛けが理解できました。
N-Japanの中で取り上げられていましたね。
荒川静香さんをバイク大使に任命したYAMAHAさん。
そして女性対象のライディングスク-ルを実施、全国展開を図るようです。
ヤマハ発動機(株)が音頭を取るのではなくヤマハ発動機販売(株)が前面に出ていますね。
その趣は・・・・
関係者の話では女性が大型バイクを颯爽と操る姿に女性が憧れバイクに興味を持つと言う連鎖反応を生かし市場拡大に繋げたい。
さらに女性ライダ-が増加する事によって市場の活性を図りたい。
まずはメ-カ-の枠を超えモ-タ-サイクルの普及を目指す・・・と云ったものでした。
何時も思うのですが自ら創成、醸成、構築するのではなくその状況に乗っかるってやり方は変わりませんね。
これも即効性が無ければ継続しないのかも知れません。
表向きはバイクの存在意義と価値を伝承するとの大義名分も本音は実販であり、目に見えて業績に貢献しなければ費用対効果などを理由に撤退すると言うのがこれまでの業界の偉い人の考え方です。
そんな理由でヤマハ親子バイク教室も撤退。
企業とはビジネスとはそういう事だと企業側の倫理観や概念が優先される事が正義とされる。
私も長い間、親子バイク教室やライディングスク-ルを運営実施してきました。
勿論、メ-カ-さんの委託業務なので最初はメ-カ-の造ったマニュアルに沿って実施していましたが、実際の現場や参加者のニ-ズは時代に依っても変わってくるしそれに沿って進化して当然。
そこに価値がある。
企業の普及活動である事は大前提で間違いありませんが、その中に企業としての誠意や責任と云った文化醸成に寄与する心が無ければハリボテです。
現在は企業の委託では無く手弁当で親子バイク教室等を継続開催していますが・・・
私は商売に繋がるとか繋げようとか一度も考えた事は有りません。
あくまでも2輪と言う世界で生きている我が身の出来る社会貢献の一つとして続けています。
結果として市場の活性化に繋がる事が本来の趣旨であるとおもいます。
バイクが悪いものと思われるのは残念ですからねぇ。
無論、それに賛同して頂いている有志の力添えがあってこそですが・・・。
企業の中でも熱い意志と心をもった若い人たちもいますが、やはり企業の中の空気に飲まれていくのはやむを得ない事だとも思います。
しかし、夢を商品に変え販売して生業を立てているメ-カ-ですからねぇ。(鈴鹿8耐だって夢の一つだと思います)
何か大きな忘れ物をしていないかと私は思います。
文化の醸成、構築が結果として企業の繁栄に繋がるのではないかと考えます。
もしも風が吹いていると感じているのであれば囲い込んで風を止めるのではなく、将来の理解者達を育む事も忘れては成りません。
両輪で進んでこそ未来は開けると思います。
親子バイク教室はあなた方が育ててこそ本当の価値があると思いますよ。
是非、心の目で確りと見立て新たなる普及活動に力を注いでほしいと思います。
因みに巷では女子アナライダ-なんて言葉が有るようですね。
個人的にはN-JAPANのフジテレ女子アナの大島由香里さんより中京TVの前田 麻衣子女子アナの方が好感度高いかな(^○^)
N-JAPANの動画はコチラ
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宜しくお願い致します<m(__)m>