遂に5KE-4君も年貢を納める事に成りましたねぇ(遅いけど)
これで一応人並みに成りましたね(全日本ですからねぇ)
それにしてもレ-ス要件満載と言われるR6ですが一般市販車ベ-スのレ-サ-、リアサスを交換するのも手間がかかりますね。
現場での対応を考えてもシ-トレ-ル・・・なんとかせ-よって感じです。
ところで健脚仕様と言うとハ-ドなイメ-ジを持っておられる方も多いと思います。
サ-キツトを走る訳でも増してレ-スをする訳でもない。
足回りはスタンダ-ドで充分だと仰られる向きも有るかと思いますが。
確かに仰る通り、スタンダ-ドが悪い訳で有りません。
但し、確り機能している状態が前提ではあります。
逆にいえば如何なハイパフォ-マンスなサスを装備していても機能していなければ意味は有りません。
因みに健脚仕様は現状よりもより良い状態、つまりパフォ-マンスを高める事が目的です。
例えばレ-ス参戦が目的で有ればタイムを切りとる事が最大の課題。
ディメンジョンもサスペンションの方向性も全てそちらに向かいます。まぁ駿脚仕様とでも言ったら良いのかもしれません。
スポ-ツライディングが目的で有れば市街地走行を考えつつもワインディングやサ-キットでのスポ-ツ走行等のステア特性に重きを置き妥協点を探ります。
またツ-リングが主体で有ればコンフォ-ト性に優れナチュラルなステア特性を主軸にセットアップして行きます。
必用に応じて前後のバネレ-トやセツト長も見直しが必要な場合も有ります。
大まかではありますが健脚仕様も用途・目的によってそれぞれ異なります。
しいて言えば共通点はしなやかさかだと思います。
それぞれの仕様へのアプロ-チは色々な手法、方向性そして考え方が有ると思います。
実際に作業を行う方やショップさんによってそれぞれ色が有ると言う事とご理解ください。
私の場合は幸いな事に各カテゴリ-のタイヤの開発やテストの経験、レ-ス参戦等の経験がそれぞれのアプロ-チのベ-スと成っている事は言うまでも有りませんが、専門店として過去多くの健脚仕様を手掛けて来た経験も生かせていると思います。
つまりお客さま方に育てて頂いたと言っても過言ではありません。
開発時代はサスペンションメ-カ-のエンジニアさんと共に仕事をさせて頂いた事も有り技術的なノウハウも学ぶ事が出来ました。
タイヤとサスペンション、サスペンションとシャ-シは切っても切れない関係が有ります。
例えば私の場合タイヤ側からサスペンションへのアプロ-チを考えています、また逆と言う話も有るでしょう。
それが色かな。
どちらにしても健脚とは強靭でかつ健康的な脚という意味だと考えて頂ければと思います。
なので健脚=カチンコチンにしている訳ではありません。
あくまでもしなやかに!ですね!!
全ては快適なバイクライフの為にですよ~(^.^)/