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2013.07.02

試乗

足周りのご相談で来店されたトライアンフタイガ-のお客様。

たまたまオイル交換に来られていたR1100GSのお客様と話が弾み・・・・

一度乗ってみますか~って事に成り・・・即興の試乗会となりました^^

トライアンフのお客様は足周りとかタイヤとか分からない事も多く購入したお店にご相談されていたようですが。

お店の方の回答はイギリス人の造ったバイクだからそんなもの・・・みたいな(^_^;)

ところで、足周りのメンテナンス(o/H)やモディファイ、リプレスのサスペンションに換装した場合など私自身が試乗しないで判断が出来るのかと聞かれる事が多々あります。

例えば故障等のトラブルであればお客様の説明だけでは分からない事もあり試乗して確認する場合もあります。

しかし、アジャスティングやモディファイの場合、基本となるスタ-ト地点を構築することが私の仕事。

お客様のイメ-ジや現車を確認し私のイメ-ジに添って仕上げて行くという事に成ります。

乗らなきゃ分からないだろ~と思われるかも知れませんが、それが知識と経験値です。

例えば著名な健脚ショップさん等もサスペンション単体を送ってメンテナンスを依頼する訳ですよね。

やはり車体無しでという事に成ると100%では無いと思いますが、それでもサスはそれなりに仕上がっている訳です。

サスペンションその物やシステムを0から造り出す訳では無く、元々のパフォ-マンスを高めポテンシャルを100%引き出す作業ですから。

因みにMotoGPマシンのセッティングを行う上でメカニックがマシンに乗っている訳では有りませんからねぇ。

それはライダ-が的確に情報を伝えているから・・・という訳でも有りませんよ。

何を言っているのか分からないライダ-からの情報を聞きとる力もメカニックの腕の内ですから(以前にも記事にしましたね)

現在は分かりませんが某メ-カ-のMotoGPマシンの開発グル-プの半数近くがバイクにすら乗ったことがないという事実(~_~;)

それは流石に如何かな~と思いますがそのMotoGPマシンはとても優秀です。

まぁ開発ライダ-は必要不可欠ですけど・・・。

私好みに仕上げるというのであれば話は別ですがお客様の感性に添って仕上げるという事が正道だと思います。

その方法は私自身の経験則から成るもので当店の味であると思います。

他のショップさんのやり方を否定しているのではありませんよ、あくまでも私のやり方という話です。

ご安全に(^^)/~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

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