2013.06.20
風の通り道
台風第4号が近づいていますねぇ・・・・。
このままの進路だと九州上陸は鹿児島県枕崎市に成りそうです。
今現在、こんな状態の様です・・・・
ところで奄美大島に住む友人は台風なんて日常茶飯事で慣れたもの・・・・
そんな事を言っていましたが・・・
最近日本に接近する台風は大型で被害も今までになく大きなものに成って来ています。
今回の台風が恵みの雨をもたらすだけだったら良いのですが。
台風4号の後には真夏も付いて来ているようです。
以前は梅雨明けの頃、毎年奄美大島に渡航していましたね^^
もう随分、島には渡ってないなぁ・・・。
奄美との関わりが深く成ればなるほど自分達の持っている常識と言うのは本当に常識なのかと思う事があります。
若いころから南西諸島に関わり色んな事を経験してきましたが・・・
例えば島に昔から伝わるケンムン伝説。
沖縄のキジムナ-とよく似た話なのですが、私の祖母から聞いていた河童の話とも共通点は凄く多い。
島の人たちもケンムンは実際にいると信じて疑わない人が多い。
そんな人たちの中にいると私も居るのではないかと・・・思ってしまいます。
それは姿が有るものでないかも知れませんが、ネリヤカナヤ伝説と通じる所もありますね。
ケンムンとは島の自然そのものであり風で有り光であり闇であり海なのではないかと。
自然を恐れ敬い慎ましく生きていく島人の心が生んだ精霊そのものかもしれません。
見えないけれども確かにそこに居る。
そう感じる事もありますから。
子供達の心の中にも島の心は根付いていると思います。
トトロの猫バスと言う訳ではありませんが・・・・
つむじ風が草をかき分け走る時、ふと何かが見えている様な素振りをしていた子供たち。
今は忘れてしまっているようですが・・・^^;
何時か何かが見えていた時の気持ちを思い出す事が有るでしょう。
私たちにとってピュアな心を育む島は東シナ海の紺碧の海に浮かぶネリヤカナヤなのかも知れませんね。
子供達が大人に成り、渡航する機会も中々ありませんが、何時かまた行きたいと思いますねぇ。
ケンムンに会いに(^O^)
※以前、島に伝わるケンムン伝説を元に童話を書いてみました。
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