2013.06.20
HAYABUSAステ-ション
約、一年ぶりにご来店のお客さまです。
前回お越しに成った時にはやぶさと言う駅があるとお聞きしました。
鳥取県の若桜鉄道若桜線にその駅は有る様です。
隼繋がりでその街でGSX-R1300のオ-ナ-さんが集うミ-ティングが開催されるとかで参加されると仰ってましたね。
あれから一年、早いものですね。
ところでこのモデルのリアタイヤの交換は右側のサイレンサ-を取り外しリアのブレ-キキャリパ-とサポ-トを分解した上でリアホイ-ルの脱着を行います。
理由はホイ-ルとキャリパ-のクリアランスが狭く、キャリパ-が取り付けられたままだとホイ-ルに傷が入ってしまう恐れがあるからです。
他にもスイクグア-ムのブラックアルマイトに傷も付く恐れがあるし・・・
確り養生することが肝心ですが・・・・。
作業を始めると既にスィングア-ムやホイ-ルに傷が入っているし、各取り付けボルトはガッチンがっちんに締めあげられてるし。
リアホイ-ルアライメントはアクスル位置で2mm程度狂ってるし・・・。
フロントフォ-クのすり割りのM6ボルトは伸びきって破断寸前・・・(>_<)
もう締め崩し状態。
バランスウェイトの貼り跡もそのまま放置してるし。
前回のタイヤ交換作業は私が行った筈なので・・・私がやっちまったのかと一瞬困惑・・・でもこんな作業は絶対にしません。
オ-ナ-さんに何処かで足周りのメンテナンスを行ったのかと尋ねてみると、前回のタイヤ交換の後、再度の交換でウチを訪ねて頂いたらしいのですが、その日は店休日だったようです。
緊急だったので止む無く大手量販店さんでタイヤ交換を行ったとの事でした。
まぁ私としてはちょっとばかりホッとした訳ですが・・・それにしても酷過ぎる作業ですねぇ。
アライメント修正でチェ-ンのノイズも無くなりホイ-ルはストレスなく回転^^
各部、適正トルクで締結。
オ-ナ-さんも速度域が高くなると妙な振動が出ていたと言われてましたが原因は多分アライメントです。
これは不快というより危険な状態です。
作業のクオリティ-と作業時間はコストと言う考え方はは同業ですから理解はできます。
しかし、何よりも優先させるべきことは的確な作業と安全を提供すること、それに尽きると思います。
これはかつて某航空会社でも指摘されていたことですからねぇ。
機内のサ-ビスを有料化したり簡素化するのとは訳が違います。
お客様に落ち度がある訳では有りませんが、おかしいと感じたら即チェックされることを推奨致します。
くれぐれもご安全に(^^)/~~~
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