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2022.06.21

バルブのお話

バルブと言ってもチュ-ブレスバルブの事ですがゴム製のスナップインバルブと金属製のクランプインバルブの2種類があります。

モ-タ-サイクルの場合ゴム製のスナップインバルブはTR412という規格のものでホイ-ル側のホ-ルは11.5パイ。

対して金属製のクランプインバルブのホイ-ル側ホ-ルは8.5パイです。

最近はスナップインバルブからクランプインバルブに換装する為のバルブが多く発売されていますが専用品と兼用品が有ります。

兼用品は8.5パイのノズルに11.5パイにに適合させる為のかさましされたゴムシ-ルで対応してますが・・・以下自粛(^^;

それはさておき輸入車の多くと一部国産SSモデルにはクランプインバルブが採用される様に成りましたが殆どの国産車は時速300km超のモデルでもスナップインバルブを装着しています。これって如何よって話です。

タイヤの内圧は限界空気圧を指定しておきながらおかしな話ではないかと思います。

因みに各バルブの能力は下記通り ※アリゲ-タ-ジャパンの資料より抜粋

対応タイヤ空気圧
スナップインバルブ ~240kPa ※1
クランプインバルブ ~1000KPa
※1規格上は400kPaですが、耐久性を考慮した数値です。

対応速度
スナップインバルブ ~210km/h
クランプインバルブ ~300km/h ※2
※2最高速度はバルブ形状により変化します。

耐熱性
スナップインバルブ -40~100度
クランプインバルブ -40~120度 ※3
※3耐熱コア、耐熱シールが必要です。

指定空気圧はタイヤ規格能力の最大値を担保する為とはいえバルブがこれでは説得力が全くありませんねぇ・・・。

 

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