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2013.07.25

夏だからこそ!

シフトフィ-リングがしっくりこない・・・。

そんな話をバイク仲間にしたら一度MOTULを試してみてはと言う事でオイル交換です。

私もオイルの事は取り分け詳しい訳ではありませんが・・・・

エステルについてはタイヤコ-ドに使われているポリエステル系フィラメントと共通の特徴も多いのでメ-カ-さんの説明や文献等を読んでそのメリットとデメリットは多少は理解しているつもりです。

エステル系の合成油は潤滑性、被膜強度、耐熱性に優れますが加水分解性と言う宿命的な弱点をもっています。

まぁその耐劣化性を添加剤やアプロ-チによって補っている訳ですがミネラル系やPAO系の化学合成油に劣る事は否めません。

とは言え、現在の高性能エンジンに求められるパフオ-マンスを考えればエステル系合成油に勝るものはないと思います。

耐劣化性と言っても一般向けに開発されたエステル系エンジンオイルはミネラル系やPAO系と比較し極端に劣ると言う事では無く通常の使用条件で有れば劣化による差が発生する前に交換してしまうレベルだと思います。

徹底的に性能のみを突き詰めたレ-シングオイルについては耐劣化性を無視する場合もあると思いますが一般的な話とは別ですね。

と言うか例え耐久レ-スで有っても加水分解による耐劣化性は意味を持ちません。

それよりも潤滑性の優位性や被膜強度の高さは粘度を落とす事も可能だし、バイクにとっては耐熱特性の優位性など圧倒的にメリットの方が多いと思います。

特にミネラル系オイルと比較した場合、耐劣化性以外で劣るところは皆無だと思います。

ミネラル系は.元々工業油や船舶発動機等の交換しないオイルとしては優れていると思います。

またエステル系オイルにも色々ありますが中には耐劣化性の改善の為に添加剤過剰な物もあるようです。

これではエステルの優位的な特徴をスポイルするだけでは無く結局は宿命的に劣化する特性を多少延命しているにすぎません。

そう言った点ではやはりMOTULは信頼のブランドの一つだと思う訳です。

それは過酷な条件下での使用が前提であるモ-タ-スポ-ツ界に信任を受けている事が証と言えるでしょう。

オ-ナ-さんはミネラル系オイルからの交換です。

問題はきっと改善されると思います。

ご安全に(^.^)/

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