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2018.03.08

2層コンパウンド

なんとも風が強くてセブンに辿り着くのも難儀ですね-、プチ台風の様です・・・・。

ところで最近のプレミアムなタイヤのリアに2層コンパウンドと言う技術の採用が増えてますね。

ブリヂストンはキャップ&ベ-ス、ミシュランが2CTプラス、そして今回はダンロップがRS2にPCLと言う構造を搭載しております。

キャップ&ベ-スと2CTプラスの狙いは概ね同じところを狙っていてハ-ドネスの低い一層目のポリマ-をハ-ドネスの高い2層目のポリマ-でアシストし剛性を適度にコントロ-ルし安定性を高めると言う所。

これは合理的だと思います。

対してDLのPCLは狙いが違っています。一層目のラバ-に対し2層目はレ-ス由来のポリマ-を配置し負荷に対して発熱を促進させ熱による摩擦を高めるというもの。

トレッドの摩擦熱を内部からもアシストするという事だと思いますが、熱伝導率の問題や蓄熱性、そして外部から加熱と冷却に如何に反応し対処し反映されるのか・・・・。

無論テストを繰り返し検証し有効としたテクノロジ-であると思いますが。

例えばガラス転位温度の特性を積極的に利用し負荷に対してゴムの活性化を促進する直接的なコントロ-ルの方がタイムラグが小さく有効ではないか?

この手法であれば外部からの加熱冷却に対してごくリニアに対処するのではないかとも思います。

因みに内部の発熱温度が任意にコントロ-ルは出来ないので不安定な要素もあると思います。

内圧との相関性も大きくなりそうです。

まぁ程度にもよると思いますけど。何だか不思議な感じがしますねぇ。

紙の説明を読んだだけなのでよくわかりませんけど・・・兎も角もタイヤの進化は止まりませんね!

 

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コメント

こんにちわ!

2層コンパウンドはBSやメッツラ-のモノとは違うのでしょうか?意味が違ってるのでしょうか???

え~っとですね、先ずBSさんのキャップ&ベ-スは一層目にハ-ドネスの低いポリマ-を配置し2層目にハ-ドネスの高いポリマ-を置き1層目の基礎とし補強としての役割を与え剛性を高め安定性を高める目的だと思います。

メッツラ-の場合はセンタ-のラバ-をショルダ-のラバ-の下に潜り込ませセンタ-の接地による摩擦熱をショルダ-部にも下層から伝達しようという事が狙いと思います。

同時にBSと同じく補強としても機能していると思います。これはミシュランの2CTプラスとほぼ同じ考えだと思います。

BSさんもメッツラ-さんも合理的な発想だと思います。

対してDLは2層目のラバ-はハ-ドネスの低い物を配置しトレッド表面からの負荷による撓みによって発熱を促進させ1層目の発熱をアシストするという事が狙いの様なので発想そのものが異なると思います。

こちらに関しては私には有効なのか否か分かりません。

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