2013.06.06
油冷のイレブン
GSX-R1100は市販車にして当時のTTF-1と同等のパワ-を発揮するモンスタ-として君臨していました。
油冷という独特なシステムとこのフレ-ムワ-クが私にとってGSX-RのGSX-Rたるって印象ですね。
GSX-R1100が登場した1986年当時は日本製のラジアルタイヤが世に登場した時代でもあります。
当時は既に登場していたミシュランの59XやピレリのMP7に追い付け追い越せと言わんばかりに各メ-カ-の開発陣は奮闘努力を惜しまなかった時代です。
まぁそれでもト-タルパフォ-マンスは遠く及びませんでしたね。
私もまだまだ新米の開発ライダ-だったころです。無論、試験車として導入されたGSX-R1100であまり二輪車に向いているとは言えなかった当時の試験コ-スを何千キロも走りましたね~。
比較対象は勿論59XとMP7。
対象品に乗っている時は本当に楽しかったな~♪
開発であんなに苦労した時代、30年の時はモ-タ-サイクルラジアルタイヤを想像もつかない程進化させました。
今回チョイスしたT-30は当時絶対的な性能を誇った59XやMP7を全ての点で遥かに上回っています。(当たり前と言えば当然の事ですけど)
まぁ比較するのも如何かと思われるかもしれませんが、車両は実際に当時のものなんですよ。
つまり現在のラジアルタイヤはGSX-R1100の足を支える許容力をも持つと言う事なんですね!
逆にいえばGSX-Rだけでは無く当時の車体構成を包みこめないタイヤも沢山あると言う事です。
最新で有るが故にと言う意味です。
T-30のフレキシブルなケ-スの有する特性とラバ-の組み合わせは30年の時をも包み込む。
オ-ナ-さんの油冷イレブンはフルオ-バ-ホ-ルを施され更に時代を駆け抜ける。
ご安全に(^.^)/~~~
コメント
Comment feed
Comment