2016.07.10
BT45 to R100R
元某2輪雑誌の編集者をされていたお客様、お子様の手も離れバイクに復帰の様です^^
復帰にあたってR100Rの不都合な個所を少しづつ改善し行かなくてはならないと言う事でバイクを購入したディ-ラ-へ不都合のあるメ-タ-回りの部品を注文に行かれたそうですが・・・・。
「部品はもう廃盤に成ってますから」と・・・なんとも冷たい対応だったらしい。
そんなお話をお伺いしたので私の知っているBMWのショップを紹介したところ、そのお店は難なく対応してくれてメ-タ-回りは無事に修復完了、車検も控えているのでそのショップさんにお願いすることになった様です(^^)
そんな車検を控えたR100Rのタイヤも交換。
オ-ナ-様はミシュランを希望されていましたがお話を伺った上でブリヂストンのBT45をお勧めいたしました。
R100系はタイヤとの相性によってはシミ-が発生することも有るので何でも良いとは行きません。
更にスポ-クタイプのチュ-ブレスホイ-ルはホイ-ルのビ-ドシ-トとフランジの形状からエア-リ-クを起こす事も多々あります。
比較的、欧州製はタイヤビ-ドの仕上げから相性が良くない場合もあります。特に〇社は最悪で絶対にエア-が漏れますね。
ミシュランのバイロットアクティブも稀にそのようなことが有ります。事前に処理を施して組み立てれば問題はほぼ有りませんがBT45の場合は全く気にすることも有りません。
R100Rとはビジュアル的にもフィットするしとても出来の良いバイアスタイヤでこのレンジでのパフォ-マンスも秀逸です。
オ-ナ-様は初めてのブリヂストンと言われておりましたが、お気に召すと思います。
ところで・・・私が通販でやらかしたタンクポ-チ、ブログの記事でご存じだったようで「私が引き取りましょう!」なんて。
重ね重ね・・・・ありがとうございました~! 後は健脚ですね~生まれ変わりますよ!R100R!!
特にフロントはモディファイによって激変します、無論リアのOHLINSも秀逸です。 ご安全に♫
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2016.07.09
マルケジ-ニM7RSカットモデル
現在、M7RSのカットモデルを展示中です。
超精度のフランジ~ビ-ドシ-ト~バンプ~ウェルの仕上げは素晴らしいの一言しかありませんね。
カットモデルでなければ見ることの出来ないハブ内部の仕上げも手抜きなし。
スプロケットアタッチメンとスタッドボルトのカット部を見ると改めて強度と剛性、精度と軽量化の合理的なバランスが伺えます。
やはりと言うか・・・ハブボルト部の断面を見ると何故64チタンボルトに置き換えると効果があるのか、またハブダンパ-の役割から見てもここはチタンでしょっ!なんて思いますね~。
因みにRACINGマグホイ-ルの方はSTDで64チタンボルトが使用されています。
つか、モ-タ-ショ-で展示されていたであろうカットモデルがウチにあるのが・・・・凄いかも!
いやいやいや・・・これで一杯・・・・呑めますね( ^^) _U
染めQ
今年の夏は何時もに増して超暑いですね~(^-^;
空調設備のショボい店内はエンジンチンチンの車両が一台入るだけで・・・・灼熱地獄。
業務用の送風機を全開にしても熱風が広がるだけだっりします、なので・・・そろそろ・・・・
作業スタイルもハ-フパンツの出番の様です、。
が・・・しかし・・・デニムのハ-フパンツを引っ張り出してみると結構油汚れで・・・・なんか・・・こう・・・・みっともないし。
そ-言えばジ-ンズ等の染直しが出来るという染めQなんてものが有ったなと。 早速ホ-ムセンタ-で購入。
1本757円、ハ-フパンツだしこれで事足りると思っていたら・・・何だよ~~1/4も染まらないじゃないですか・・・(+_+)
こりゃあ後5本は必要だな~って買い足しに行こうと思いましたが・・・待てよ・・・5本で3785円。
新品のパンツ買ったほうが安いやんか(;’∀’)
結局、まだ十分使えるHYODのハ-フパンツと染めQ一本・・・・・・パ-にしてしまいました・・・・・残念。
広島からご来店!
走行約9000kmのZ1000、OEMのDLは残溝はまだまだ・・・ですが・・・・編摩耗が結構きてますね。
こうなると乗っていて面白くないですよね。
オ-ナ-様は最初はPOWER3を考えられていたようですがツ-リングメインの使用環境とコンフォ-ト性、そして穏やかステア-特性と言う点でROAD4に決定。
因みにツ-リングタイヤはグリップレベルがイマイチなんて話も耳にしますが、公道レベルで今どきの-リングタイヤがグリップ不足というのはまずありません。
余ほどアンコンプライアンスな走りをするのであれば・・・まぁ不足するってことも有るかもしれませんが・・・・
グリップ云々以前に命がすり減っちゃいますからねぇ。
まぁ接地感とグリップ感と言う所は難しい表現ではありますがツ-リングモデルは接地感は高い、グリップ感と言う点では特にSSモデルの様なカッチリした車体の場合、不安要素の一つにはなりますね。
また良く言えば安定感の高いツ-リングモデルは悪く言えば粘る、そのあたりの相反する特徴がそれぞれの好みと言う事になるのかもしれません。
メ-カ-も多くのニ-ズに応えるべく色々とやった結果が現在の細かなラインナップに繋がっているのでしょうけど、ハッキリ言ってとっ散らかってますね。
ある意味、ミシュランはそのあたりは整然としているので分かりやすいと思います・・・・
まぁパワ-2CTやROAD3が現在もラインナップされているのはOEMの絡みや量販マ-ケットに対応した戦略的なもので枠外商品と思っております。
とは言っても通常使用において過不足がないってのも枠外ラインナップの良いところだとは思いますが。
ところで最近のモ-タ-サイクルは価格もクオリティ-も二極化していますがZ1000等はその狭間にいるってところでしょうか?
作り込みは一定のクオリティ-は担保していますが、生産コストの影響を受けているのは否めません。
例えばボルトナツトの品質やシャフトやリンク周りの油脂塗布などは・・・・やはり・・・・手抜きされてますよね・・・・(^^;
新車から走行9000km、保管状況も悪くない環境であるにもかかわらずアクスルシャフトは酷く錆びていてキャリパ-の取り付けボルトも電蝕バリバリ・・・・残念な事ですね。
新車若しくは中古車を購入された場合、やはり一度解いて箇所ごとに適正な油脂を塗布し正トルクで再締結する事を強くお勧めいたします。
メ-カ-さんは何よりもPL法を気にかけているようで後のメンテは・・・・知りません・・・・みたいなところがありますね。
その点、輸入車は確りしていると思います、工業製品に関する考え方、オ-トバイに対する思い入れが異なるのかも知れまんね・・・・・ご安全に!!
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2016.07.08
ディアブロロッソⅢ インプレッション
やっと実走ですね~、本当は最新のSSで評価したかったのですが未だに支度が出来ません。
止む無くMyR1100Sで評価することになりましたが結果的には適切な選択だったかも知れません。
まず欧州製スポ-ツレンジのタイヤとしては適正内圧は意外に高く設定されているようでBMWの推奨空気圧がもっともマッチングが良い(但し国産の250/290kpaではありません)
そして乗心地、つまりコンフォ-ト性は高くバンプやギャップの吸収性は高く外乱の収束性も良好ですね。
しかし細かく荒れた路面が続くようなベクトルの小さな振動の減衰性はイマイチ。
これはやはりベルトのスチ-ルコ-ドの宿命の様なものでそもそもPCRと比較しトレッドゲ-ジのボリュ-ムが少ない為MICHELINの様に化繊のベルトを採用したタイヤと差が出るのは止むをえません。
とは言えロッソⅢはトレッドゲ-ジを厚めにしトレッドのセンタ-グル-ブも深くとり耐摩耗性とコンフォ-ト性に対応しているようです、これはブリヂストンのS21と同じ方向性と言えます。
ステア-特性はどちらかと言うと安定志向でロッコルやロッソⅡの様にフロントの内向性が強く出ない、これは低速域で舵が切れ込むというネガを潰したと言う所で非常にマイルドなハンドリングを示します。
低中速ではコ-ナ-リング安定性・バンク保持性も良好でトレ-ス性はオンザレ-ルと言ったところ。
しかし、高速域では全体にdullな特性となりクイックタ-ンやタ-ンインでスポ-ツタイヤとしてはレスポンスに不満が残ります。
只、グリップレベルは高く、接地感も高いのでコ-ナ-リング中に逆舵を充てる事も容易で自由度はそれなりに高い。
PSSEVOが低速域から高速域までニュ-トラルなステア-特性を保持するのとは対照的。
またPP3やPSSEVOがフロンタイヤの剛性を発揮させ絶対制動でとても安定しているのに対し若干剛性不足でブレ-キングでの安定性はイマイチです。
逆にフロントがフレキシブルと言えばその通りでブレ-キング時のコントロ-ル性は高くブレ-キを上手く利用すればタイトなタ-ンインが可能・・・とも言えます。
これは正にMICHELINとピレリの公道におけるスタビリティ-の考え方の差と言えるのかもしれません。
またドカティとパイプの太いピレリが所謂フ-タ街道と言われるテストコ-スでの優先順位の違いと言う事かもしれませんね。
聊か基本設計の古くなってしまったロッソコルサとロッソⅡのネガを見直し、トラックでのパフォ-マンスはス-パ-コルサに任せ公道と言うキ-ワ-ドで開発されたのでは無いかと思います。
その辺はセンタ-グル-ブとショルダ-グル-ブの溝の深さの違いからも若干迷いがありそうですが・・・。ネガティブ比から見ても公道メインと考えられます。
無論、ピレリですからトラックでのパフォ-マンスは排除することは無くそれなりのポテンシャルは担保していると思います。
しかし、ピレリが舵を切ったのは確かでト-タルパフォ-マンスと言うミシュランのコンセプトに着目したとも言えるのかもしれません。
ロッコルとロッソⅡの優れた面を足して磨き、ネガを潰し特性を均し多くの機種とのマッチング図ったのではないかな~~。
コンフォ-トスポ-ツとしてみるとPP3はウェット性と耐摩耗性そして摩耗による特性変化を極力抑えるためにあのパタ-ンを採用しています、ロッソⅢの場合サンダ-ボルトと呼ばれるトレッドパタ-ンとゲ-ジのボリュ-ム、そして溝の深さから考えると恐らくタイヤライフとパフォ-マンスの維持などト-タル的にはPP3を超えることはできないかもしれません。
そこは同グル-プのメッツラ-M7RRに任せたぞ!ってところかもしれませんね~。
グリップレベルを考えるとPSSEVOと同等といって良いでしょう、ではPSSEVO迎撃として比較してみると・・・・・
高速域でdullな特性はハイパ-スポ-ツとしてはPSSEVOが勝りそうです。
しかし、例えばSSモデルなど少々車体のレスポンスが鋭過ぎて乗り難い状況下でロッソⅢを組み合わせると抜群のマッチングを見せるかもしれませんね。
この辺りもドカティ-のス-パ-スポ-ツの影がちらつくのは私だけではないかもです。
メッツラ-&ピレリを何故ミシュランと比較するのかと言えば欧州でMCタイヤの市場占有率がトップだったメッツラ-ピレリグル-プは一昨年、その座をミシュランに譲ってしまった。つまり奪還するにはミシュランを撃破すると言う事でしょうから。
因みにブリヂストンのS21がS20EVOと良くも悪くも全く変わってしまったと戸惑っている諸兄も多いのではないかと思いますが。
ロッソⅢはまさにS20EVOが正常進化したらこの様な形もあるのだと示したような感じも受けます。
ワインディングや市街地では非常に扱いやすく安心感も高い、しかも疲れず楽しいタイヤであることは間違いありません。
何れにしてもロッソⅢはピレリのハイパ-スポ-ツラジアルの新境地を切り開く、そんな役目を負っているようですね。
巷で言われている・・・雑誌やディラ-さんがプレゼンしているロッソⅢとは少々違っていますね、ジェントル且スポ-ティ-なタイヤだと思います(今のところ)
健脚診断 1860円(^^)/
先日、常連のお客様から・・・・
「忙しそうですね~前輪のタイヤ交換をお願いしたいのですが・・・お願いし難くて・・・・」なんて。
いやいやいやいや・・・・(^^; 是非、お申し付けくださいってお話ですよ~。
何だかブログをご覧に成られてめちゃくちゃ忙しいという誤解をされている様ですね(ホントだったら嬉しいのですが)
このところの長雨、そしてその雨が週末に掛かるというパタ-ンが続き、お受けしていた作業が滞ってしまった訳で。
また狭いショップなので健脚などのお預かりの車両が受け入れとお引き渡しのタイミングも合わずにコチラも停滞・・・みたいな。
実際に一月の記事を均して見ていただければ大丈夫なのか?なんて同業者の方などは思うのではないかと・・・・(;’∀’)
ブログ更新が忙しくて本業は暇な店・・・なんて言われているようですから・・・・(鋭い!)・・・・。。。。。
因みに昨日も健脚診断について「いつ頃だったら受け付けて頂けますか?」ってお問い合わせを頂きましたが即OKですよ。
平日何て鼻毛抜きながら・・・・ぼ~~~~っとしてますから・・・・・。
因みに健脚診断の内容は前後サスペンションの状態を目視と触診でチェックし作動性の確認やフロントフォ-クやリアショックのシ-ルの状態、錆や傷のチェックをしその対応や対処をご説明差し上げます。
合わせてタイヤの状態をチェックし内圧を計測し適正値に設定します。また手持ちのエア-ゲ-ジをお持ちいただければ専用のチェッカ-で誤差を確認させていただきます(公正は出来ません)
チェ-ンラインの計測、リアホイ-ルセンタ-も計測しますが修正作業は別料金になります(3240yen)
健脚診断は基本的に上記の作業になりますがオ-ナ-さんの感じている状態についてご質問があればアドバイスもさせていただきます。
あくまで健脚診断なのでタイヤの内圧以外のアジャスティングやセットアップ作業は行いません。
実際のアジャストやセットアップは健脚ドック、O/Hやモディファイ、ショクアブソ-バ-の交換などは健脚となりますので診断の後にご判断いただければと思います。
健脚診断の間はペンションばりに・・・・冷たいウェルカムドリンクをサ-ビスさせて頂いております。
初めてのお客様でも大歓迎なのでご遠慮なくお申し付けください。
まぁ暇な店と言っても作業しているのは私だけの零細ショップなので事前にご予約を頂けますようお願いいたします。
作業時間は30分前後です。 是非、ご利用いただければと思います(^^)/
CUP EVO to ZX12R
以前、パワ-カップ国内最後の1セットを装着されたZX12Rのお客様。
今回はNewCUP EVOを装着されました。
POWERCUPとPOWERCUPEVOはトレッドデザインが同じなので見た目に「おおっ!!」なんて変化はありませんが・・・。
プロファイルもラバ-も構造も全く一新されたNewモデルです^^
そう言えばCUPEVOのプロモ-ションビデオはKawasakiのZX10Rでしたね~。
それは兎も角、最強のメガスポ-ツを目指し開発されたZX12Rはその伝説もさることながら暴れん坊将軍としてもその名を轟かせていますね。
因みに大排気量でありながらピ-キ-な特性でシャ-シも安定性よりも運動性に拘ったZX12Rは操り難いマシンでもあるようです・・・・ライダ-を選ぶ・・・・みたいな感じですかね?
まぁ全て雑誌の受け売りですけど・・・・・(*‘∀‘)
ACT構造を与えられたCUPEVOは暴れん坊将軍を宥めるに相応しいハイエンドタイヤと言えるのかもしれませんねぇ。
ZX12Rに乗ったことがないのでどれだけ暴れん坊なのかは分かりませんが・・・・(^^;
健脚の時もオ-ナ-さんのお話をお伺いしながら・・・・如何な方向性で仕上げるべきか考えたものです。
結果、スタビリティ-と言うキ-ワ-ドが功を奏した様で・・・・、CUPEVOの装着で更に暴れん坊将軍を手懐けることが出来るのではなかろ-かと思います^^
ご安全に!
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2016.07.07