2023.09.09
シミ-とヨ-イング
初見のお客様からタイヤを交換したら時速80km前後でアクセルを戻し減速したらハンドルが小刻みに振れる・・・
交換したお店に相談しても原因がわからず症状は改善しないので診てもらえないかとご相談を受けました。
シミ-は時速60~80km程度で発生するフロント周りの振動で稀に時速120km程度で発生する場合もあり高速シミ-と呼ばれます。
また時速200km以上でシミ-が発生するとか言ってる方もおられますがその場合はヨ-イングでありほぼリア周りに起因しています。
因みにシミ-の原因で考えられるのはホイ-ルバランスの狂い、タイヤのユニフォミティ-不良またタイヤの組み立て不良などが有りある周波数に共振し振れが発生。シミ-の場合振動数は3~5Hzだとされています。
シミ-は共振では無くセルフアライニングトルクが悪さしているという方もおられますが・・・間違いですね(^^;
ちょい昔CB1300SFのシミ-に関してホンダがとんでも見解を出したことが誤解を生んでいるのかも知れませんが。
またヨ-イング若しくはウォブルはタイヤと車体のマッチングやアライメントに起因していますがタイヤのパフォ-マンスに対してフレ-ム剛性が不足している場合が多いですね。
因みにヨ-イングも共振状態です。
兎も角もお客様の場合、再度アンバランスを調整しタイヤの位相を変えてドンピシャのホイ-ルセンタ-出しで解消しました。
ご安全に!
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