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2022.02.19

ROAD6の評価

メディアや岡田氏そして原田氏のROAD6のインプレは大変高い評価に成っていますが・・・少々心配ですね。

ROAD5と比較してスポ-ツ性も大きく向上しているグリップレベルも同等以上でライフも長いなんて話ですが。

岡田氏、原田氏はミシュランタイヤのアンバサダ-という立場なので表現を駆使して高評価するのは理解できます。

仰っていることは間違ってはいませんが誤解を招くのではないかと心配しています。

タイヤの剛性が高められているというのはその通りですがハイグリップタイヤのそれとは方向性が異なります。

旋回性もキャンバ-なりにスルスルと旋回はしますがクイックではありません。速度域が上がればアンダ-ステア-傾向が強くなります。

曲率は大きいのですがスム-ズな弧を描くような旋回性なので曲がる感覚が気持ち良いという点を旋回性が良いと評価しているのだと思います。

事実低中速域で浅いキャンバ-であればROAD5より旋回性は良いし軽快性も高いし要は楽に曲がれる。しかし・・・

フロントを潰して舵角をつけてクイックに旋回しようとしても応答性は鈍く立ち上がりではプッシュアンダ-が発生します、タイヤなりバイクなりに旋回する事がROAD6の旋回特性です。

こじって曲げる特性を大きく許容しないのでフロントに2CTプラスを採用しいわばフィ-ルドテスト的な採用ではないかと思います。

グリップレベルは環境や条件が違った中での平均値はROAD6が上回ると言うのは確かな事です。

ROAD6はツ-リングタイヤとして非常に高いレベルで仕上げられており現在の所他社を見回しても同等の能力を持つタイヤは無いでしょう。

安全性は勿論、操作性やコンフォ-ト性、パフォ-マンスの持続性そしてその総合力としてライダ-の疲労軽減に繋げている人間工学・心理学にも強く配慮したグランドツ-リングモデルだと思います。

なのでROAD5とPOWER5を比較した評価であればピッタンコだと思いますが・・・・ROAD6のキャラとは違っていると思います。

ミスタ-バイクのノア・セレンさんバイカ-ズステ-ションの和歌山利宏さんの評価が的を得ていると思います。

辛口ですが(^^;

勿論サ-キット走行は出来ますが与えられたパフォ-マンスの違いはROAD6が許容するフィ-ルドではないと思います。

ROAD6は非常に優れたグランドツ-リングタイヤです。事実、実走評価で2000kmを超えてきましたが今のところ走れば走るほどに馴染んでくるし疲労度は明らかに違います。

故に長距離でも集中力を楽に保つことが出来るので結果として安全性にも貢献するという二次的なパフォ-マンスも高いと思います。

ROAD6のいう事を聞いていれば安全に気持ちよく快適に走れる!正にグランドツ-リングタイヤだと思います。

岡田氏や原田氏の評価を否定するものでは有りませんが補足として捉えて頂ければ幸いです。

和歌山利宏氏の評価を追加で貼っておきます

【和歌山利宏コラム】ミシュランの新しいロード6はタイヤの方向性に一石を投じた – Webike Plus

 

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コメント

ぜひ履いて自分で評価してみたいですね。

評価が分かれてますもんね・・・(^^;

文書を拝見する限りは、Road4 の後継に聞こえるのですが、、、(^^ゞ。

Road4 は、ツーリングの距離が自然と伸びて、、、とても良い思い出のあるタイヤです。

Road5は、、、(以下自粛)

なかなか辛口なインプレですがどう思います?

変わった方だと思います・・・(^^;

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