2019.04.10
春の嵐
夜半は台風並みの強風で風の唸る音でワンコたちはちびりそうな顔してましたね~(^^;
夜が明けて各道路は枝やごみで散らかってます・・・桜も散ってしまったし。東京は雪が降るそうな・・・如何なっちょん。
ところでROAD5とPOWER RSの話、来店されるお客様も何方がどうなんだって話が未だに絶えません。
一言でいえば使用環境・用途によるって話ですが。それぞれセグメントが異なります。
因みにディ-ラ-さん向けの試乗会でもROAD5の評価が高く特に低速でのハンドリングではかなり高評価でした。
メ-カ-さんの主催する試乗会ですから同機種にROAD5とPOWER RSを装着してそれぞれ車両の指定空気圧で試走。
参加者の方々の評価もそうなるでしょうと言う感じです。
ここ最近のタイヤは一昔前と比較して適応空気圧の幅が広がっていると感じてます。
ここからはあくまでも私的考察です。
例えばビックバイク向けの120/70ZR17は230kpa、180/55zr17は250kpaが基準値で使用環境・条件にもよりますがツ-リングスポ-ツ系のタイヤは高い方に幅が有り、ハイスポ-ツ系は低い方に幅が有ります。
メ-カ-にもよりますがストリ-トモデルについては欧州系のメ-カ-は比較的適正空気圧は低く日本のメ-カ-は高い傾向にあると思います。
私も実走評価を行うときはこの内圧から始め加圧したり減圧したりして評価しています。(ライトクラスは指定空気圧からスタ-ト)
最近のツ-リングスポ-ツ系のタイヤは多くの車両メ-カ-がOEMタイヤに指定するフロント250kpaリア290kpaでベストとは言えませんがそれなりに走れます。
というかその様な条件も考慮して設計されていると言えるでしょう、しかしハイスポ-ツモデルはなかなか難しい。
走行に大きな不具合が出るわけではありませんが本来のパフォ-マンスを発揮するには聊かテンションが高すぎます。
ハイスポ-ツモデルはフロントで確り高負荷を受け止め大きな横力をクイックな旋回力に変換し立ち上がりでは確りパワ-を受け止めタイトに蹴りだす旋回力が必要です、まぁ程度の差はあれ概ねそんな感じ。
対してツ-リングスポ-ツは高負荷ウンヌンではなくキャンバ-を与えればスルスル旋回することが求められます。立ち上がりも同じくスルスルとタイヤの持つ自立旋回力で曲がる。極端な表現ですが・・・
POWER RSとROAD5を比較してもタイヤ寸法も外郭断面形状もコ-ドアングルもコンパウンドもそれぞれの想定に見合った違いが有ります。
なので250/290kpaで同機種で比較すればROAD5が高評価に成るのは必然だと思います。
例えばCUP EVOだったら(怖くて)ハイペ-スでは走れないかも(^^;
この話って私だけではなく他のメ-カ-の方も同じご意見でした、空気圧で迷ったら先ずは230/250kpaから試してみることを
お勧めいたします。※あくまでも個人の考えであります。
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