2017.09.28
この世界の片隅に
昨日は一日中雨でしたね・・・暇に任せてネットでアニメを購入しました「この世界の片隅に」
予告を見て以前から鑑賞したいと思っていましたが「火垂るの墓」の様な内容なのかと躊躇してました。
火垂るの墓は一度鑑賞して以来2度と見る事が出来ません。
心が引き裂かれるというか何というか・・・私には耐えられない。
その火垂るの墓と比較する向きがあるこの世界の片隅、似て非なるものでしたね。
救いのない火垂るの墓と比べて戦争の悲惨さの中にも生きる力とか希望とか、何にも増して淡々とした優しさに溢れています。悲しくも切ないこの時代を受け止め生きていく。
戦時下、私の娘より若くして呉と言う土地に嫁ぎ戦火の中を生き抜いた女性。
アニメでなくては表現できないと思います。(実写版も有りましたけど・・・)
玉音放送の後に「暴力で従わせるものは結局暴力に屈するんか」と叫ぶ・・・
日本の勝利に一抹の光を見、大切な人達を失い、右手を失い・・・如何な悲しみも受け入れて来たすずさんが壊れてしまったかの如く。
でも最後に戦争孤児に「良く生きていてくれんさったね」と声を掛けるすずさんに救われました(涙・・涙・・・)
背景は戦時下でしたがハ-トにタッチなドラマでしたね。
感動しました。
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