2016.05.15
OHLINS O/H & Set up
オ-クションでOHLINSを落札しディ-ラ-さんで取り付け&セットアップをされた様ですが・・・。
何だかOHLINSってこんなもんですか?・・・・みたいな。
ご自分でもカチャカチャクルクルやってみたもののな-にんも変化を感じない。
てな事で健脚診断にお越し頂きましたが・・・・残念ながらリアはピストンロッドに傷があり要交換。
また前後共に殆ど減衰が発生していない状態なので残念ながら要O/Hを宣告させて頂きました。
フロントのショックアブソ-バ-の取り付けも向きが違ってましたし、機能的にど-のこ-のは有りませんがカッコが良くありません(あっ逆に付けてるって思われると残念ですもんね)
車両をお預かりし前後共にオ-バ-ホ-ル&セットアップ。
因みにテレ・バラレバ-のサスセッテイングは押したり引いたり吊るしたり撫でたり舐めたりしても中々分かりづらい^^;
私自身が試乗すると言うのも方法の一つではありますが、それはやらないのがウチの方針であります。
理由はいろいろありますがスタ-ト地点を構築し方向性を示すのであれば有る意味・・・・私が実車して感じることは余計なことだと言えるかもしれません、つかサスのテクニシャンがいちいち乗車してセットアップしていたのではらちかんぞ・・・です。
MotoGPのテクニシャンだってWSBのメカニックだってライダ-のコメントを聞きとってセットアップするのであってメカニックが乗車するわけではありません・・・当たり前ですけど。
余談ですがMotoGPの開発グル-プのエンジニアの中にはバイクに乗った事が無い免許すら持っていないって人、沢山居ますからね(これ、ホンマの話です)
サスペンションのセットアップに関してはそれぞれ基礎基本と言うものがあり、お客様それぞれに対してプラスαの味付けを施します。
ショックが機能していなければ乗らなくても分かるし、本来どうあるべきかも乗らなくてもこれまた分かります。
意味は多少違いますがTZのキャブセッテイングのベ-スはブリッピッングでまず様子を伺う訳で、キャブだけでは無く他にも多くの情報を拾う事が出来ます。
要は知識と経験と想像力という事でもあります。
間違えて取り付けられたROAD4GTも無事に「私が引き取りまっせ」という方も現れてPOWER3に交換。
オ-ナ-様は早速テスト走行をされた様で「全く違うバイクに成ったようだ、旋回が安定していて良く曲がる!楽しい~」とご連絡を頂きました(^○^)
タイヤの効能も有ると思いますが・・・まぁ結果オ-ライですね。
遠路、久留米からお越し頂いた甲斐が有りました!ご安全に!!
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