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2016.01.08

初代GSX-R1100

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初代GSX-R1100、他社が空冷から水冷へ移行する中で油冷と言う特異な進化を果たした異端のス-パ-スポ-ツ。

登場した時、ライバル達は目が点だったようですね~。

あれから30年、1100は姿を消しましたが来年、史上最強と囁かれているGSX-R1000が市場に投入されます。

GSX-Rの歴史は正に異端の歴史ですね。

ところで今回チェックインされたGSX-R1100は健脚と言うよりフロントフォ-クの修理と言った方が良いでしょうね。

かなりダメ-ジを負ったインナ-チュ-ブが原因でフォ-クからのオイル漏れ。

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本来ならインナ-チュ-ブを新品に交換する事が正しい対処ではありますが、オ-ナ-様ご自身もこの先GSX-R1100と如何に付き合って行くのか迷いがあるのかもしれませんね。

故に修正で何とかならないかと。

作業は固着して動かなくなっていたプリロ-ドアジャスタ-の復旧に始まり・・・・

インナ-チュ-ブを磨いて磨いて磨き倒しましたが、表面のメッキにも劣化が見られクラックが入ってました。

事前にお客様には完治しないかもしれない旨、お伝えしておりましたが。

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お預かりした以上、現状で出来る限りの処置を施しました、減衰の特性やセットアップは中々の仕上がり成りましたが・・・・

オイル漏れは少し走り込んで頂かなくては結果は分かりません。

凸断面を凹断面に見たいな対処でオイル漏れを止められることもありますが・・・・今回は如何かな~~?

兎も角もご安全に!

 

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