2015.10.01
T30
最近のブリジストンさんはメ-カ-欠品が多い様な・・・・
それも主要サイズの主要銘柄。
先月はT30EVOの120/70ZR17がかなりの間欠品してましたね~。
今回はS20が欠品中・・・那須工場も手狭になったのか?若松にMCライン増設しませんかね・・・・。
という事で納期未定という回答を頂き、お客様も止むなくT30を装着。
ところでブリヂストンのこの辺のカテゴリ-にあるフロントタイヤの特性は特徴的ですね。
穏やかなハンドリングで接地感も高く、ゆったり峠を流すとかツ-リング等に関してはとても好感が持てます。
この特性はレ-ヨンコ-ドとタイヤの外郭断面形状が織りなすハ-モニ-であります。
比較的ラジアスを大きく取ったプロファイルは適度なオ-バ-タ-ニングモ-メントを発生し、自動操舵性も穏やかで正にナチュラル。
ライダ-はそれを手応として感じ接地感やグリップ感として置き換えて感じる訳です。
しかし、旋回性そのものは回頭性が良いと言えるレベルでは無く実際は操舵角とスリップアングルの差は大きめ。
この特性は敢えてと言って良いと思います。
故に攻め込む様な向きには舵をこじる様な形と成り、中間バンク角付近で接地するトレッド面に偏摩耗が発生します。
それが進むとステア-の急な切れ込みや操舵角を保持する上で当て舵が必要になったりします。
なのでT30の評価があらぬ誤解を受ける事に成りますが、実際は特性なりにタイヤを使えば偏摩耗の発生も少なく、最後まで穏やかでナチュラルな特性を保持します。
激しく走りたい向きにはそれなりの特性を与えられた銘柄をチョイスすべきですね。
確かにブリヂストンのタイヤは全体的に大なり小なり同じ様な特性が見られますがそれが悪いと言うものではないと思います。
私はそれはブリヂストンの上手さだと思います。各カテゴリ-ごとにユ-ザ-側に立った優しいコンセプトだと思いますね。
故にRS10TypeRは対極にあるスパルタンさを持っているし、全日本JSBクラスのタイムは抜きに出ている。
日本を代表する世界のタイヤメ-カ-である事は疑う余地はありません。
まぁ・・・業界ではその世界の大メ-カ-の信頼が揺らぐ事件が起こってしまいましたが・・・・・
ブリヂストンはコンプライアスを要件の上位に位置させるメ-カ-で有ると思うので大丈夫(多分)
嘗てアンコンプライアンスなレ-シングタイヤをレッツゴ-みたいな私とは違います・・・・^^;
ご安全に!
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