2014.07.26
新興国のタイヤメ-カ-
最近、アジアで生産されている小型~中型のバイクのOEMタイヤは新興国のメ-カ-製が台頭してきていますね。
台湾は無論、中国やインドのメ-カ-等。
スク-タ-は台湾、中国製が殆どの様ですがKTM等のスポ-ツバイクにはインドのタイヤメ-カ-MRF(マドラス・ラバー・ファクトリー)製が採用されています。
PC用タイヤはかなり実績も積んでおりアジアンバシフィックラリ-やインドで開催されているジュニアフォ-ミュラ-等にRACINGタイヤを供給しています。
私の在籍していたタイヤメ-カ-でもドロップしたモ-ルド等、技術的なノウハウも含めてやはりインドのガジャトゥンガルと言うメ-カ-に売却していた実績も有ります。
日本のタイヤメ-カ-は多かれ少なかれ新興国のタイヤメ-カ-と関係を持っている様です。
因みに昔々、MRFからMCタイヤの技術について打診があったと言う話も聞いていますが・・・・
1985年にMCタイヤの製造を開始したMRFに日本人が関わっているとの噂も有りました。
当時は良くある話で気に止める様な話ではありませんでしたけど・・・
現在はKTMやロイヤルエンフィ-ルド向けのOEMがメインの様でプレミアムと言う意味でのREPは展開しているのか否かは分かりません。
最近に成って元同僚からインドでMCタイヤの開発に関わっていると言う日本人の話を伺う機会が有り・・・
へぇ~~そうなんだとか、成るほどなんて納得する事然り。
それにしてもMRFのMCタイヤの評価は低く、KTMのディ-ラ-さんの中には車両を販売する際にタイヤは出来れば交換してくださいと注意喚起しているとか・・・^^;
アジア圏のタイヤに関する性能要件は他国とは違っていて止むを得ない所もありますがそれにしてもな感じですね。
タイヤメ-カ-の技術力と言う所も有るかもしれませんが30年の歳月を経てこのレベルは如何なのでしょうね?
まぁ何ともな話です。
そんな話を聞き及ぶと、恐らくその日本人であろう方の論理に納得。
OEMタイヤも色々、日本人も色々、人生色々ですね。
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