今更ですがバイクショップさんのユ-チュ-ブでPOWER RSを酷評している方が居られますが。
POWER RSはフロントタイヤに問題が有り転倒するユ-ザ-さんが続出したことを受けて廃盤に成っと受け取れる内容を語っておられます。
まず転倒者が続出したと言う情報はどの様な調査に基づく話なのか?もし事実であれば海外では当然訴訟事案となり大問題に成ると思います。
私の知る限りではそのような事実はなくPOWER RSは3年から4年という通常の周期に基づいてモデルチェンジとなりました。
POWER RSは海外では2016年に販売されモデルチェンジは2020年の春に行われました。更に一部海外では現在も継続販売されています。
全く持って欠陥と受け取れる内容で廃盤になったのではありません。
因みにPOWER RSの国内でのテストは私が担当しサ-キットも含めての評価をしました。メディアさんやディ-ラ-さん向けのワ-クショップも私が実施いたしました。
酷評しておられる方の仰っていることが事実であれば私の責任は重大でそれこそ辞任ですね(^^;
ところでユ-チュ-ブではPOWER RSに試乗して先ずフロントタイヤが小径であることに気付いたと仰ってますが・・・
何と比較して小径としているのでしょう? 小径化の話は私がワ-クショップで示した事でミシュラン社の正式コメントはありません。
何処かで聞きかじったのかも知れませんが寸法的には他社同サイズとほぼ変わらず、私が寸法差を説明したのは同社の前モデルと比較して小径化されていると言う事です。
もっと言えば前々モデルとはほぼ同寸です。しかも同じセグメントでの話で他のセグメントではさらに小径のタイヤも有ります。
※何との比較か分かりませんが直径で20mm小径と言っておられますがあり得ません。前モデルとの差は実寸で5mmです。
またフロントタイヤの構造やプロファイルは特殊なものでは無くシングルクラウンの一般的なものです。リアに関してはACT構造を採用しており特殊と言えば特殊です。
またバンキング時の前後の高さは極端な姿勢を作っているのではなくニュ-トラルを目指したものです。
小径化とプロファイルが不具合の原因と言い切っておられますが・・・根拠は如何に。
転倒時の内圧やその他細かなデ-タ-は明かされていないので分かりませんが・・・・原因は他にあると考えます。
POWER RSの不具合をさもメ-カ-が認めている様な言い回しにも違和感があり、彼の言う不具合を認めたであろうメ-カ-の担当者が実在するなら地域的に私の知人に成ります。
この様な話を聞かされたことも有りませんし事実なら逆に私が問題にされるでしょう。
まぁ・・・いちいち反論せずともとは思いますが私自身が当事者ですので事実を記しておきます。