2014.11.27
R10
最初で最後のR10。
と言うのもR10は来シ-ズン早々モデルチェンジしてしまうので次にR10を装着する事は無いでしょうからねぇ。
R10はストリ-ト向けのRS10とトラック専用のRS10Racingの2種類が発売されRS10RACINGはサイズ表記も変更されます。
元々MICHELINのパワ-カップで走っていたオ-ナ-さんですが国内欠品と言う事で止むなくR10を装着。
しかし、タイムはコンマ数秒落ちと言う結果に肩が落ちている様です。
現状では全日本でも実績のある最新スペックのプロダクションタイヤですから結果を期待して当然です・・・が。
そもそも私がパワ-カップを勧めたのは車体が14年も前のものである事や重心が高くメインフレ-ムの縦剛性が相対的に高いSP1と言う事もあり相性と乗り易さと言う点からでした。
あくまでもスポ-ツ走行を楽しむと言う趣旨であれば本来の戦闘力よりも有効ではないかと思ったからです。
まぁコンマ数秒なんて通常の生活時間からすると屁の様なものですがトラックに熱を上げている面々にとっては一喜一憂の重大事項。
因みにレ-シングタイヤは銘柄別に車体側を合わせこむと言う事は当然ですが、合わせ込んでも合う合わないと言う事が有ります。
ライダ-の好みの部分もあるしデリケ-トな所でもありますね。
能力の高いレ-シングタイヤはタイムは出ていなくても本能的に行けると思える情報を伝えて来るものです。
特にフロントタイヤのフィ-リングは重要なポイントです。しかも最新のバイクであっても電子制御は使えませんからねぇ。
電子制御オンパレ-ドの現在のレ-シングマシンですがフロントタイヤに求められるパフォ-マンスは今も昔も変わらない様です。
来シ-ズン、RS10RACINGを選択するのであればフロント周りは少々手を入れないと楽しめないかも知れませんね。
同じトラック走行でも楽しむのか戦うのかでアプロ-チは大きく変わると言う事ですね。
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