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2013.12.26

ASIA

昨日、珍しい人が御来訪。

昔々はMCタイヤの設計でその後GTの担当に成り現在はエコタイヤの開発に携わっている元後輩。

何だか偉そうな肩書きがついて立派に成られてます^^

早々に冬期休暇に入ったとかで帰省の途中で久々に寄ってくれました。

大企業は羨ましいね。

ところで・・・

懐かしい話もしましたが、何でもアジアの某メ-カ-からヘッドハンティングの話が来ているらしい。

内容はMCタイヤの開発らしく本人も元々MCがやりたくてタイヤ業界に来た人間ですから・・・ちょっと迷っているらしい。

まぁ歳も歳なので引き止めましたが・・・最終的には本人次第ですからねぇ。

私にもそんな話は来ていないかと言ってましたが、何でもアジアンメ-カ-は人材確保に積極的に動いているらしい。

そう言う所に登録していなければ話は無いと思っていましたが専門に人材をリサ-チしている専門のヘッドハンタ-の会社が有るらしい・・・。

でもってアジアのMCタイヤについて・・・・なんだかんだ・・・・

アジア圏での現状はLMC主体でセ-ルスも好調、しかし欧州メ-カ-の進出も有り更に市場はLMCからMC、更にHPTにシフトして行くと予想している様です。

そうなると実力の差は明らかで生き残りをかけての模索。その一つが人材確保。

アジア圏の各メ-カ-は日本のメ-カ-や欧州のメ-カ-との技術提携の話も進んでいる様ですが・・・・

車両メ-カ-の生産拠点がアジア圏に重点を置く傾向にある中、対応できる実力を付けたい、まぁそんな所の様です。

つまりイニシアチブを取りたいと言う野望が有る。

アジアのタイヤを現場の目から見て如何思うかと問われましたが・・・・

完全否定するつもりはありませんが・・・・

ドラッグレ-スならシンコ-もそこそこ・・・・ダ-トトラックならマキシスも良い見たい・・・・

通勤通学の原チャリスク-タ-ならナンカンが安くて人気・・・みたいな感じかなぁ?

ウチは取り扱いをしていないので印象しか有りませんけど。

しかし、彼らの様な優秀な人材が流出すれば十数年後は強敵として立ちはだかる事に成るかもしれませんねぇ。

本人も感じている様ですがアジアのメ-カ-は想像以上に熱血漢で情熱的らしい。

うかうかしていたらやられるぞ!って感じたそうです。

情熱だけで良い製品は作れませんが・・・熱き思いは事を動かすのも事実。

後輩の眠っていた想いに火が付いたのかも知れませんねぇ・・・目が輝いていましたもん。

やりたい事をやれるチャンスかも知れませんね。

もしも・・・行く事に成ったら・・・私にも声を掛けてね(^^ゞ

 

『万里の河』

活況を呈しているアジア圏のMC市場を目の当たりにしているアジアのメ-カ-はその想いが違うのかも知れません。

現状の製品は評価に値するものは有りませんが、成熟しきった欧米や日本のメ-カ-とは違う底知れぬものを感じるのも確かです。

したたかと言うか何と言うか、我々の常識ではこれは無いだろうと思う事も平気でやってのける。

彼らのチャレンジ精神は何時か何か途方も無いものを見つけ出し掴み取るかもしれない。

胡坐をかいて見ていると本当に痛い目を見るかもしれませんねぇ。

笑ってしまう様なデザインや理論・・・・多分、過去同じような事をやってきた我が身を振り返る必要が有りそうです。

 

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