2013.11.13
WRも宙吊り中・・・
走行1961km、慣らしが終わったばかりのほぼ新車。
オ-ナ-さんは車両メ-カ-関連の会社にお勤めですが・・・・
足周り関係の再ファスニングとグリスアップその他ちょっと特殊なアジャスティングのご依頼を頂きました。
某雑誌の特集でも新車の組み立てはかなりオ-バ-トルクで締結されているので一旦解いて再ファスニングが必要と。
それに対して設計者から反論が出るなど物議を醸しておりましたが雑誌の言っている事は正しいと思います。
設計者は組み立ては適正なトルク管理を持ってと指示している事は多分間違いないと思います・・・が。
現場の立場は少し違っていると思います。
もしも市場で緩みによるトラブルが発生した場合、関係者はとんでもないことに成ってしまう訳で・・・・。
オ-バ-トルクでの締結も緩むよりは優先される・・・のはやむを得ないのかもしれません。
事実、どれだけ締めあげているのかという状態は国内生産のバイクも全て例外なくと言っても良いと思います。
M6やM8のボルトナットがパッキンパッキンです・・・ホントに。アクスルなんて物凄い力持ちが締めてんじゃないのって感じです。
更に油脂を塗布すべき個所にも油脂の塗布は全くしてありません。
カラカラですね・・・残念ながら。
これでは耐腐食性がどうのこうのとかサスペンションの作動性がなんだかんだとか・・・それ以前の問題ですね。
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