2025.10.28
タイヤ性能の均一性
MotoGPで良く騒がれているタイヤ性能(品質の均一性)の再現性の話ですが。
まずタイヤに関して言えば主たる材料の一つラテックス(天然のゴム)、つまり自然の植物である以上それぞれのロットが違えば差が生じることはあり得ます。
ゴムの樹脂は例えばお米の様に産地や気候によって質は左右されますから致し方ありません。
それでも添加剤や合成ゴムなどの調合や製造工程での工夫で限りなく同じ品質を再現しています。
また同じ製造設備でもコントロ-ルする人や生産工場によってこれまた差が生じるのも確かではあります。
しかし近年ではこれも優れたオ-トメ-ションテクノロジ-をもって高い均一性を実現しています。
MotoGPのミシュラン社のデイレクタ-であるタラマッソ氏も再現率は99%程度と発言したことが有りますがこれは100%とは言えないという意味だと思います。実際にはほんのコンマ数%であろうとおもいます。
因みに一般市販タイヤとなると再現率はMotoGPのタイヤ程シビアな管理体制を敷いているとは限りませんがそれでも数%以内の差に保たれています。
この辺りはタイヤメ-カ-上位数社に言えることでその他は聊か・・・という所も否めませんが。
因みにその品質の差は一般のドライバ-やライダ-が公道やサ-キットでもほぼ感じ取れる範疇で在りません。
話は少し異なりますが知人のオ-トレ-サ-氏(トップクラス)がオ-トレ-スのワンメイクDLタイヤにも当たりはずれが有って良いロットのタイヤを買い溜めしていざというとに使うなんて言ってました。
実際に再現性の差が勝敗を決する事は無いと思いますが精神的なものは重要な要素ではありますもんね。
プラシ-ボ効果的な・・・多分そんなところだとは思いますがプラシ-ボにはパワ-が有りますからね。
久しぶりにタイヤのお話でした^^
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