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2024.01.27

POWER61000km

昨年秋から評価を開始したPOWER6の走行距離も約1000kmに達しましたが当然のことながらパフォ-マンスの変化は有りません。

それよりもテストコ-スでも再現できない氷点下で残雪の荒路、更に雪解け水によるフルウェットしかも足をすくわれる程の強風の中豊北の山中を徘徊しましたがPOWER6の性能は優秀です。

タイヤ内圧F/220kpa R/240kpaと前回の走行よりわずかに低圧に設定しましたがやはりこの数値がベストの様です。

※S1000RR+体重54kgの場合

走り出しでは低温によってやや硬質な接地感でキックバックや突き上げの減衰も十分ではないもののウォ-ムアップ性は優秀で数キロも走れば本来のコンフォ-ト性を発揮。

氷点下の中でも接地感は高くグリップレベルも十分にパフォ-マンスを発揮しフルバンクでも全く不安はありません。

さて今回一番の収穫は路温0℃のウェット、もう少し温度が下がれば凍りだす様な状態でも直立のブレ-キングもABSは介入することなく確り制動。

コ-ナ-リングも確りとした接地感とグリップ力を発揮し普通に走れる。まぁやんちゃが出来るレベルとは申しませんがかなり元気に走れますね~。

停止してタイヤを観察すると湯気が上がる程です。まぁ氷点下の外気温ということも有りますが流石ハイパ-シリカの本領発揮と言う所ですね。

ワイドなパフォ-マンスがPOWER6のキャラクタ-と言えますね。

 

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