2023.10.15
賞味期限?
タイヤの劣化による賞味期限ってどれ位でしょうかって話ですがメ-カ-によって見解が分かれます。
分かれると言っても劣化は避けられず賞味期限がメ-カ-によって異なっています。因みに・・・
もっとも賞味期限が長い見解を出しているのはMICHELINですね・・・未使用で保管している場合、製造後10年としていますがこれは聊か・・・(^^;
ところでBSMCの代表取締役のS氏がすきぱむラジオという番組の中でMCタイヤの賞味期限は転がし始めて3年が目安と仰ってました。
タイヤのコンパウンドの中に混ぜられている老化防止剤が約3年で機能しなくなるためだと説明されていましたね。
この老化防止剤というのは一般的に知られているのがパラフィンやマイクロクリスタリングワックスと言う薬品です。フェノ-ル系誘導体や芳香族アミン系誘導体などの有機化合物です。
これらの薬品には有効期限が有りまたタイヤを転がすことによって表面に浮き出し劣化を抑止するという役割を果たしています。
なので一旦タイヤを転がし始めてしまうとその後放置するほど劣化は早まるという事に成ります。
使用中のタイヤの表面が茶色に成っているの見たことがあるのではないかと思いますがその正体が老化防止剤です。
劣化に関してはゴムだけでは無く使用されているコ-ドの種類によっても劣化速度は異なります、新しいうちは超優秀なコ-ド材でも劣化が超早いものもあります。
まぁ簡単に説明すれば以上のような事に成りますが詳しく掘り進むと大変なことになるので止めておきます。
S氏の仰られていることは当然ですが正しい・・・がBS製品はと言う括りではあります。
それぞれのメ-カ-よって賞味期限は異なりS氏の言う3年に届かないメ-カ-もあれば遥かに上回るメ-カ-も有ります。
耐劣化性も重要なタイヤ性能の一つです。
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