2013.09.18
仁義
Mondial Piega
モンディアルはかつてのイタリアのバイクメ-カ-で6度の世界タイトルを手にしたメ-カ-でもあります。
モンディアルは悲運のメ-カ-でもあり倒産と復活を繰り返し現在は事実上消滅しているようですね。
そのモンディアルが2000年にホンダのエンジン供与を受け奇跡の復活を遂げたが2004年再び破産してしまった。
その最後のモンディアルがPiega
VTR1000SP1のエンジンを搭載したス-パ-スポ-ツマシン。
価格は現在でも400万円位するそうです。
でもねぇ私はそのモンディアルって存在すら良く知りませんでした。
ピエガってバイクがSP1のエンジンを積んでいるって話は聞いた事が有る様な気もしますがビモ-タ見たいなものだろうと・・・。
しかし、その歴史の栄光と影にいささか哀愁を感じますね。
モンディアルがWGPを圧巻していた時代、それはホンダが世界に打って出ようとしていた時代でもあり、ホンダはモンディアルを手本とすべくレ-シングマシンを譲って欲しいと申し出たようです。
経緯は定かではありませんがモンディアルは承諾。
そのマシンがモンディアル125GP。(そのマシンは現在でも茂木に展示されています。)
それがホンダレ-シングのタ-ニングポイントだったのかも知れませんね。
現在のRCV213に繋がる起点。
ホンダはそう考えたからこそ、通常は他メ-カ-にエンジン供与等行わないのが常であるにも関わらず、モンディアルに対してはそれを実行したのでしょうね。
まさに仁義。
そんな話はご存知の方も多いのだと思いますが私は知りませんでした。
何だかドラマチックな話ではないですか。
仁義とは儒教思想の徳目である他者への親愛と道徳的規範意識を並称した言葉。
つまり仁義礼智忠信孝悌の仁義であります。
そんな心意気は大切にしてほしいですね!
それにしても世界のオ-トバイメ-カ-って一体どれほどあるのでしょうか?
一番多いのがイタリアで30社前後、アメリカにも14社があります、アジアのメ-カ-なんて把握できないほど有るらしい。
因みにこのバイクはポルトガルのメ-カ-AJPが生産していますが昔は私の居たメ-カ-がOEMタイヤを供給していました。
見た事も聞いたことも無いでしょ・・・>
私の知っているメ-カ-なんてほんの一部でしかありませんが、色々と見て観たいですね(^○^)
コメント
Comment feed
Comment