2013.08.04
ドライカ-ボン
K1200Sが纏ったドライカ-ボン製のカウリング!
迫力満点ですね!
因みにこのドライカ-ボン製のカウルの素材は東洋レ-ヨン製と言う事です。つか今は東レ(TORAY)でしたね。
話題のボ-イング787の機体の素材も水着も造っている化学繊維のメ-カ-ですね。
ところで最近はカ-ボンパ-ツの入手も比較的容易になりましたね。
カ-ボン繊維はレ-シングカ-やロ-ドレ-サ-のボディパ-ツとして最高の素材とされています。
ウェットカ-ボンとドライカ-ボンの2種類が有り製造方法によって分けられています。
ウェットカ-ボンはカ-ボン繊維にポリエステル系の樹脂をしみこませて固めたモノでドライカ-ボンは同じくカ-ボン繊維にエポキシ系の樹脂をしみこませ真空引きで加圧し余分な樹脂を吸い取る様にして固めるので密度が高く剛性が高くなります。
因みにグラスファイバ-樹脂とウェットカ-ボンの強度は殆ど変わりません。
しかし剛性はカ-ボンファイバ-の方がかなり高い。
また同じ容積であれば20%ほどカ-ボンファイバ-の方が軽量です。故に優れているという事に成りますね。
因みに強度と剛性は似ている様で全く違います。
強度とは破断に至る荷重の値。
剛性とは荷重による変形の値。
つまり面積当たりの剛性が高く軽量なカ-ボンファイバ-は自動車やバイクの構成材に向いているという事です。
更にドライカ-ボンは単位面積辺りの繊維の密度が高いので、強度、剛性ともに勝るという事ですね。
まぁその分生産コストが掛かるので価格も高価と言う事に成ります。
でもねぇ、K1200Sに装着されているカウルの価格は私の認識する1/5以下の価格です。
そんな話をしているとオ-ナ-様も本当にドライなのかな・・・なんて疑心暗鬼に・・・^^;
通販で購入されたという事ですが・・・私にも見た目では判断は付きません。
どちらにしても見た目の貼り合わせも綺麗だし軽くて高剛性である事は間違いないのでモ-マンタイ!
因みに装着したタイヤもケ-ス剛性に優れるPILOT ROAD3です。
ご安全に(^^)/~~~
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