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2019.11.06

夕暮れ時

夕暮れが日々早くなってきた今日この頃・・・・

夕日に染まった街並みを眺めていると「耳をすませば」のカントリ-ロ-ドが何処からか流れてくるような・・・そんな夕暮れ時の風景が好きですね^^

そんな淡い朱色が街並みを染めている中、恐らく学童保育というのでしょうか居残りだったのであろう小学校5年生ぐらいのお兄ちゃんと小学校2年生ぐらいの妹がとぼとぼと店の前の歩道を・・・

妹はグズっているようでランドセルが重いとかなんとか、お兄ちゃんに持ってくれとダダをこねてるようでした(^^;

お兄ちゃんは既に両手に一杯荷物を持っていて「そんなん持てる訳ないやろ!自分のランドセル位ちゃんと持って歩け!!」

なんて大声で怒鳴ってましたねぇ、虫の居所が悪かったのか・・・それとも・・・・

普段から「貴方はお兄ちゃんでしょっ!妹の面倒位ちゃんと見なさい!」なんて言われていて鬱憤がたまっていたのかも。

妹ちゃんはその場に座り込み更に駄々をこねて、お兄ちゃんは知るかとばかりに妹を置いてスタスタと。

ちょっと心配なので見ていたら、私に気づいた妹ちゃんは大声で泣きまねアピ-ル(;’∀’)

それでもお兄ちゃんは知らぬ顔でスタスタと・・・だんだんお兄ちゃんの姿が小さくなっていく。

妹はお兄ちゃんに聞こえるように更に大声でウェェ~~ンみたいな。

でもお兄ちゃんは足を止めることなく・・・しかし気には成っているようでゆっくりと歩きはじめる。

しかもなんかおどけているような振りをして・・・やっぱり気に成ってるんですよね。

妹ちゃんもあきらめたのか立ち上がってトボトボ歩き始めて、下を向いてトボトボ・・・ランドセルを引きずってトボトボ・・・・

先を行くお兄ちゃんも妹ちゃんの歩調に合わせるかのようにトボトボ・・・・

二人にとってたわいもない出来事なのでしょうが、こんなたわいもない出来事って何十年経ってもほのかに覚えていたりするんですよね。

そんな昨日の夕暮れ時のたわいもない出来事、カントリ-ロ-ドが流れ秋の夕日が兄妹を包み込む。

さぁ早く帰ろう、もうすぐお母さんが返ってくるよ~^^

好きだな夕方の街並み^^

 

 

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