2017.04.12
静電気帯電防止ストライプ
以前にも記事にした静電気帯電防止ストライプですがPOWER RSの試乗会で多くの質問を受けました。
タイヤに関しては販売のプロの方々ではありますが、この帯電防止ストライプの事は御存じない方が多い様です。
タイヤのセンタ-から少し外れたところにラインが確認できると思いますが、これはモ-ルドの不良とかクラックの前兆ではありません。
シリカゴムを使用したタイヤはカ-ボンプラックの様に導電率が高くないので静電気が帯電します。
理論上は帯電が大きくなると静電気帯電爆発が起こる可能性が有る・・・と言われていますがタイヤの場合、過去その様に事例は有りません。
しかし、シリカゴムが採用されたタイヤにア-スラインが搭載されていない頃は帯電した静電気がマンホ-ルやグレ-チングと接触した際に放電が起こりノイズが発生していました。
まぁラジオにノイズが入るとかインジェクションなどにも影響を及ぼすことも有ったようです。
なので帯電を防止するために伝導率の高いラバ-を設置し路面に放電するというパ-ツです。
ミシュランに限らずシリカラバ-を使用したタイヤにはア-スラインが搭載されています。
ミシユランでは社内的にゼブラ-ジュと呼んでいたと思います。
まぁ・・・爆発なんてしませんのでご安全に(^^)/
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