2015.03.20
時間差交換
前後タイヤの摩耗バランスは必ずしも同じではありません。
機種によってはフロントの摩耗が早いとかリアの方が早いと言う場合が有ります。
理由は車両のキャラクタ-に有り前後のウエイトバランスやクランクの回転方向やその他諸々?に起因します。
そもそも車両の設計は前後タイヤの摩耗バランスなど要件には入っておらずあくまでも操縦安定性に重きが置かれています。
故に前後摩耗のバランスと言う事に成るとOEM仕様が有利と言えるかもしれません。
極端な話、アメリカンタイプのフロントタイヤは殆ど摩耗せず残溝だけて言えば場合によって10000km程度の差が有る事も有ります。
なので交換の目安はフロントタイヤの劣化の程度と言う事に成ります。
因みにタイヤの交換は前後同時に行う事が基本と言う話も効きますが・・・・そんな事はありません。
少なくとも前後の摩耗に1000km以上の差が有るのであれば摩耗した側のみの交換で問題はありません。
操安性に問題が出る言う方も居られますが、4輪のGT-Rでもあるまいし公道を走行する上で影響は殆ど有りません。
GT-Rの場合だって異論を唱える技術者も居られます。営業戦略ではないかと・・・^^;
極端な話、鈴鹿8耐でもレ-ス中のタイヤ交換は片側だけと言う事も普通に行われています。
確かにレ-スの場合、前後のバランスによってステア-特性が変化しタイムに影響が出る場合も有りますがそこは優先順位の問題。
一般公道の場合、優先順位は「もったいない&安全性」ですもんねぇ^^
前後の差が100kmとか200kmと言うのであれば同時に交換した方が良いし時間も手間も省けますから。
とは言うものの状況と状態の総合判断の上にと言う事が基本ではあります。
ブルタ-レさんの場合、最終的に1200kmの摩耗差が有りました。
これは設定内圧も影響していると思われますが優先すべきはステア-特性とタイヤのパフォ-マンスを引き出す事ですから摩耗については結果でしかないと思います(^・^)
ご安全に!
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