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2015.02.04

AnotherWorld

別世界、またはもう一つの世界と言うキャッチを配したブリヂストンのRS10&RS10TypeRが発売に成りました。

現品が入荷したのでじっくりと見てみましょう^^

先ずRS10に関してはH2やR1に採用されたOEMと共用なのかも知れませんねぇ。

今月発売された120/70ZR17と190/55ZR17、200/55ZR17と言うサイズからも・・・そうではないかと予想します。

そもそもRS10の主たる開発はTypeRに有ったのではないかなぁ~と。

TypeRのトレッドラバ-は分割では無く積層タイプ、さらにシリカリッチでは無くシリカ配合のコンパウンド。

これはレ-シングコンパウンドに近い、または同じ方向性を持ったラバ-である事が伺えます。

フロントタイヤの構造に関してはブリジストンのお家芸であるレ-ヨンをカ-カスとベルトに採用しておりプラス1プライのスチ-ルベルト。

まぁ特に変わった構造でも無くブリヂストンのスタンダ-ド。

リアの構造はナイロンカ-カスにベルトは2プライナイロン、1プライスチ-ルに加えてアラミドを1プライ追加しています。

なんと6プライ!

これはトレット剛性の強化を狙っているもので立ち上がり加速の性能向上に貢献するものと思います。

またプロファイルはショルダ-のラジアスを拡大しバンク時の接地面積の拡大と撓み変形の安定化を狙っている。

つまりR10TypeRはトラック性能に特化した公道用ハイグリップタイヤ。

と言うか公道を走行する事を許容したレ-シングタイヤと言う事に成りそうですね。

ブリヂストンも温度管理、適切な空気圧管理が必要であると正しているし車両メ-カ-の指定空気圧で使用せよとは書かれていません。

またサ-キット走行の参考タイムはオ-トポリスのもので空気圧はフロント230kpaリア250kpaとされていますが、恐らくはベストの空気圧では無くカタログ公表用の空気圧だと思います。

RS10であればまだしもRS10TypeRのケ-スでこれは無いと思います。

まぁプロのテストライダ-が操るS1000RRで2分3秒台と言うタイムは上記空気圧で走ったのかもしれませんが・・・・。

TypeRの実力はそんなものではないと思います、なにしろAnotherWorldと謳っている訳ですから・・・^^;

同社のレ-シングスリックV02もGPベルト構造が採用されていますが今までのBSレ-シングと比較し極端に低圧仕様に成っています。

当然、TypeRも同じ傾向だと思いますが・・・・走ってみなくちゃあ分からん話ではありますね。

過激なタイヤが市販されると何故かワクワクしちゃいますね~♪

 

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コメント

こんちは
BSの造語なのかな?って思ってHPみにいっちゃいました。
anotherです。。。
T30evoも出るんですね、えらくサイクルが早いようですが、各社とも妥当ロード4なんですかねー。

あらら・・・・^^;

hが抜けてましたね・・・・。

訂正いたします。

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