2015.09.24
油冷の前脚
延べ走行距離は150000kmに達するGSX-R1100。
エンジンに関しては100000km時点でフルオ-バ-ホ-ルを行ったようです。
足回りに関しては当店で過去2度ほどO/Hを実施、他店でも一度O/Hを行っていてト-タル3回。
因みにフロントフォ-クの左右のインナ-チュ-ブに謎の傷があります(それもかなり大きな傷)
オ-ナ-さんにその旨を伝えて、取りあえずは修正して組み上げあげました。
結果、お漏らしはありませんが・・・やっぱ気に成るって事で・・・・今回はインナ-チュ-ブの交換に相成りました。
傷の個所はO/Cの奥に位置していて、ストロ-ク時に干渉しない様に設定していましたが・・・・・
それはあくまで対処法に他ならない訳で、今回は正規に組み立てパフォ-マンスも本来の形に成りますね。
ところでフロントフォ-クのO/Hと共にタイヤも交換。
装着されていたタイヤはT30ですが・・・・走行デ-タ-を見てビックリ!!
なんとフロントタイヤは20000km強の走行距離、まぁ摩耗の状態は持ったと言うよりここまで使ったて感じですけど・・・^^;
今回はT30EVOを装着。
ブリヂストンのタイヤ造りのポイントと言ってはなんですが市場のニ-ズを良く理解していて物理的な現象を一般的なライダ-の好むステア-特性に置き換えるのが絶妙です。
例えばこのレンジのタイヤを他社と履き比べると必ず高評価を得ますね。
この辺りがブリヂストンの上手さですね。
多くのライダ-のニ-ズを製品に反映させると言うのが信条かもしれません、対して欧州のメ-カ-は手前のコンセプトを提案する傾向にありますね。
どちらが正しいと言うものではありませんが・・・・
それにしてもマン島TTのチャンピオンタイヤを謳い文句に登場したレ-ステックのカタログキャッチを見るとこのメ-カ-は一般のライダ-に何をさせようと思っているのか・・・・背筋に寒いものが走ったりして・・・・。
やはりミシュランの言うト-タルパフォ-マンスと言う哲学は正しいと思うし、ブリヂストンの開発姿勢もユ-ザ-のニ-ズに重きを置き寄り添った姿勢に好感が持てます。
だったら車両メ-カ-の公道ではありえないバイクを販売する姿勢は如何なのかって話にも成りますが・・・・・
バイク本体の場合、その能力を如何するのかはライダ-の支配下にある訳でタイヤ(公道用)の場合はそうはいかないって面もあるのではと思うのでありました。
メ-カ-の哲学は良くも悪くも製品に大きく反映されるものですね。
ご安全に!
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