2013.07.04
オイル交換でご来店のカラハリさん。
何だか浮かぬ顔で・・・ひょっとしたらデフ(ファイナルギア)が終いよるかもしれん・・・。
如何したのかとお訪ねすると、ある条件の時だけデフ周りから異音がするらしい。
どんな音なのかと言うと・・・ある回転数から減速した時にパタパタパタパタ~~って音がするらしい。
パタパタパタパタ-~~ですか?ファイナルギアがトラブってもそんな音はしない筈ですが・・・正に怪音。
リア周りを見てみると・・・・原因はコレですね・・・・^^;
お手製のリアフェンダ-フラップ。
これがある振動域で共振してリアタイヤに接触している音がパタパタパタパタ-ですよ。
いつも怪音がする訳では無いと言うのはそのモノが持つ固有振動数と共振の関係にあります。
固有振動数と言うのは振動体を自由に振動させたときの、その振動体が示す固有の周波数の事です。
この事象は厄介でタイヤにおけるチャタリングやシミ-は共振によるものなのですよ。
まぁフラップの場合、取り除けば解決ですから(^○^)
取り外すのにボ-ルポイントレンチを1本損失しましたが・・・。
カラハリさんの笑顔と相殺です。ご安全に(^^)/~~~
何時もの朝トレコ-ス・・・昨日の豪雨で水浸しのグチャグチャ状態・・・。
えらいことに成ってました。
沢や川も水量が物凄く増えてますね。
何時もは水の流れていない堰もたっぷりと水が溢れてました。
つか・・・・
ハゼの木の一部の葉が紅葉してるんですけど・・・ちょっと早くないですかねぇ。
因みに雨によって土中のドバミミズや昆虫が呼吸できなくなって這い出しているものだから・・・
木漏れ日の小路は鳥や獣のパ-ティ-状態。
直ぐ前に街が広がる足立山麓の小さな自然ですが、時にして新たな発見をすることがあります。
この山麓にカッコ-やトラツグミが住んでいる事も知ったし、イノシシが遊ぶという事も知りました。
なんか自然って凄い、そして本当に上手く出来ているのだと・・・と感動します。
つか、どんだけ山とか川とか海が好きなんでしょうねぇ・・・やっぱり行くべき道を間違えたのかなぁ・・・。
ビリ-ブ~いきもの地球紀行
ヤマハが3気筒に続いて2気筒のクロスプレ-エンジンを開発しているようです。
と云うか既に完成しているようです。
4strokeエンジンについては専門では無いので詳しくは分かりませんが・・・
YAMAHAのM-1とYZF R-1に採用されているクロスプレ-ンクランクシステム。
システム自体は新しいものでは無く、大昔のキャデラックはV8クロスプレ-ンだったと思います。(多分)
通常のパラレルフォ-のクランクは180°の等間隔でクランクピンが配列されているのに対してクロスプレ-ンクランクは90°の不等感覚でクランクピンが配列されています。
分かり易く言うと180°では1~4番ピストンが12時の位置に配置され2~3番が6時の位置に配置されていると言う事です。(説明の必要もないですね)
対してクロスプレーンでは、1番が12時、2番が3時、3番が9時、4番が6時の位置に配置されています。
クロスプレ-ンとはフラットプレ-ンの対義語の様なものかと・・・。
180°クランクの場合、ピストンが上死点、下死点でピストンスピ-ドは一瞬0に成る訳で一瞬クランクシャフトを止めようとする負の力が常に交互に働く理屈に成りますよね。
対してクロスプレ-ンクランクは1番が上死点にある時には、4番が下死点なので負の力を発生させますが、その時2番と3番が中間点にあるので、クランクを回転させようとする正の力を発生させます。
つまりクランクシャフトに与えるトルク変動を相殺し最小限に抑え安定させる・・・と云う事だと理解しています。
ヤマハの技術解説の中に出てくる180°クランクのノイズと云うのはこの事だと思います。
つまりクロスプレ-ンクランクは安定したトラクションを発生させると言う意味だと思います。
で・・・
今回のクロスプレ-ンクランクを採用したパラレルツインって・・・・?
TRX850に採用されていた270°不等間クランクシャフトと何がどう違うのか??
タイヤ屋のおいさんには違いが良く解りません。
90°バンクのV型エンジンと同じ理屈だし・・・何が新しいのか??
まぁこのエンジンをどんなモデルに抱えさせるのか興味は有りますね!
NewTRXだったりして(^O^)
NC700Xも270°クランクを採用しているので対抗馬として登場するのかも知れませんね。
つかパラレルツインのクロスプレ-ンって270°クランクと何が違うの????
誰かおせぇて下さい。
昨日の集中豪雨は凄かったですねぇ・・・。
市街地の道路でも冠水した所があるようです。
そう遠くない時期に本当に熱帯モンス-ン気候になったりして。
ウチの裏山にもヤシの木が育つ・・・何て事に成る???
ココ小倉北区京町の高架下だそうです・・・・ヤバいね。国内のバイクもタイ並みのテストしないといけなくなるかも・・・。
ところで、雨音と言うのは比較的よく眠れるのですが流石に唸るような雨音は寝付けませんねぇ(^_^;)
昨日の雨で裏の沢は勢いを増しドォ-なんて唸ってます。
その為なのか如何なのかは分かりませんが、変な夢を見ましたよ・・・・。
ナントカ産業って所に履歴書を提出して、何とか面接まで漕ぎつけて・・・。
面接の日、車でナントカ産業まで言ったら駐車場がなく近くのス-パ-に止めて徒歩で事務所へ。
そして面接を受ける訳ですが・・・そこの社長は何故か北村総一郎さんだったりします。
その会社は油圧シリンダ-等を手掛ける中小企業で、現在5POTのア-ムを開発しているらしく・・・
あんた書ける・・・なんて聞かれて・・・書けね-よ・・・なんて思っている夢。
んんん~~~開業して26年に成りますがここ数年は非常に厳しい状況が続いていますからねぇ(=_=)
その危機感と裏の沢の轟音からくる不安がそんな夢を見させたのか?
夢の中で俺はタイヤしか分からん・・・どうやって食っていこうか・・・なんて切実に思ってました(^^ゞ
いや、ホント頑張らなければなりませんね。
梅雨時キャンペ-ン宜しくお願い致します・・・。
2013.07.03
昼ごろ・・・突然雷が鳴り・・・ヒビリ上がる小次郎と珀・・・^^;
突然、ゴォ-と唸るような音を立て物凄い雨が降り出しました~。
この辺では一時間に40mmの降雨を観測したようですが、もっと凄かったような気がします。
自宅の前の道路は急流の河川状態。
昼食に戻っていて一時間ほど軟禁状態。
近くの川も一瞬にして・・・(@_@;)
怖っ!
当分の間どんよりした天気が続きそうな北部九州・・・・
超蒸し暑いですねぇ。
梅雨明けした奄美大島は水温25℃だそうですよ。水温高すぎて魚が釣れないらしい(~_~;)
画像は奄美大島北部の土盛海岸ですが蒼さが違いますね~!
凄い透明度です、でもねぇコチラ以上に蒸し暑い毎日が続いているようです。
北浦の海も確かに美しい、取り分け角島の海の青さは抜群です。
でもね、奄美の海は蒼い、角島の海は青い・・・・そんな感じかなぁ。
そう言えば先日ニュ-スでも取り上げられていた海亀の話題。
アカウミガメとタイマイのハイブリット種の産卵を国内では初めて確認したというモノ。
奄美大島の龍郷町での出来ごとの様ですが、このニュ-スの発信者はどうやら知っている人の様です^^
地元では有名な水中カメラマンの方で島の友人とも関わりのある人でしたね。
絶滅危惧と言われている海亀も今は増え過ぎて困っていると言う話も聞きますが・・・・
人間が都合のいい様に自然をコントロ-ルしようなんて虫の良い話だし無理なのだろうと思います。
ところでアカウミガメは海流に乗り外洋を回遊する種類ですが多くの海ガメは浅い大陸棚付近でその一生を過ごすらしい。
タイマイもその多くが回遊はせず浅い海で一生を終えるらしいのですが何処で出会ってど-なった?
ハイブリット君はどちらの一生を選ぶのでしょうね~。
因みに50cm位のアオウミガメにつかまって泳いだ事がありますが推進力って凄いんですよ!
奄美大島・・・また行きたいなぁ・・・。
青い宝~やなわらば
CB1100の健脚仕様は初めてヤル機種なので、私なりにイメ-ジを広げてセットアップ。
キャラクタ-を損なうことなく、ナチュラルなステア-特性と安定性。
そしてコンフォ-ト性と言う所に趣を置きディメンジョンも見直しです。
サ-キツトを走る為と言うのであれば目指す方向性はそんなに多くありませんが、公道走行を前提にオ-ナ-様の感性に添って仕上げる・・
考えれば考えるほど要件が次から次に浮かんでくる訳でイメ-ジが膨らみ過ぎて・・・考えながら寝てみたり(^^ゞ
調整機能の少ない機種なのでやれることにも程度がありますからねぇ。
やっぱり試乗してみた方がいいかな?・・・なんて考えてみたりして。
まぁ私好みに仕上げても仕方ないので粛々と作業を進め取りあえず私のイメ-ジする起点を構築。
因みにオ-ナ-様はSTDとの余りの違いに最初は戸惑ってしまったと仰ってました・・・違うバイクに乗っている様だと。
ステア特性はナチュラルでなんと言ってもキックバック等の収束性の高さゃ衝撃緩和能力はビックリするほど改善されたと仰ってました。
変わりすぎてまだ慣れないらしい。
感性と言うのは十人十色、故にセッティングも十人十色。
基準となる方向性は示す必要がありますが、後はどれだけ感性に添えるかという事だと思います。
ご安全に(^^)/~~~
2013.07.02
投入当初からドライバ-から酷評されていたPIRELLIタイヤ。
第8戦イギリスグランプリではバ-スト事故が頻発し、それが原因でよもやレッドフラックと言った前代未聞のレ-スだったようです。
ドライバ-からの不満に対して詭弁とも思える対応をしてきたPIRELLIもこのままでは済まない展開に成ってきたようです。
ピレリタイヤ危機に直面する2013年F1とまで書かれたニュ-スの見出しも前代未聞です
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130701-00000035-fliv-moto
フォ-ミュラ-カ-タイヤはその構造やサイズも特殊でF1に関しては更に特別。
私の務めていた会社も昔々無限とタイアップし極秘にF1タイヤを開発していました。
信じられない様なマテリアルにトライしていましたねぇ、担当者はげっそりとやつれ・・・円形脱毛症になったエンジニアも居ましたね。
結局、実践には投入されませんでした。
そんな当時の先輩は後にWRCを担当しピレリの力を見極めていた様でPIRELLIがF1参入の際・・・やれるはずがない・・・
と言っていたのを思い出しました。(如何言う意味なのか私には分かりませんが・・・)
まぁMCに関しても様々な話がありますねぇ・・・カワサキファクトリ-関係の話とか・・・色々と・・・。
また書くとややこしい話に成るので止めておきます。
ご安全に。
今度の日曜日は七夕ですね。
何時もの朝トレコ-スにも恒例の七夕飾りが・・・(^○^)
そう言えば去年も一昨年もその前の年も天気が悪くて七夕の天の川は見られませんでしたねぇ。
さて、今年の七夕は夜空の星が見られるのでしょうか・・・?
今の所、週間天気予報は曇りに成ってます・・・ね。
ところでてぃんが-らとは沖縄の方言で天の川と言う意味です。
元々、琉球はノロ信仰が盛んで寺社仏閣の類は少ない様ですねぇ。
しかしキリスト教会は意外なほど沢山あります。在日米軍の影響もあるかもしれませんが戦前から教会は多かったようです。
その為か、沖縄に伝わる伝説も聖書に書かれている事とよく似たものが多いですね。
例えばア-メンとよく似た言葉でア-ミンとかアミ-ンは水で身体を清めるという意味です。
ウミナイ、ウミキと言う二人の人間の伝説(アダムとイブっぽい)も伝わっています。
昔むかし、沖縄のおばあから琉球に伝わるてぃんが-らの伝説を聞いたことがありますが、実に西洋ぽいロマンチックな内容でしたね^^
てぃんとは天、が-らとは川。
星の大河をまたいだ素敵なラブロマンスでしたね(ちょっと切ないけど)
今年は天の川が見られるといいなぁ・・・・。
沖縄のTINGARAの歌う「輝き」・・・神秘的です。
何とかこの夏を乗り切ると仰っていたお客さまですが・・・断念。
S20のお替りです^^
ところでメガスポ-ツの代表格ともいえるGSX-R1300隼。
タイヤレンジに対しての許容範囲も大きく、ツ-リングからサ-キット走行の様なスポ-ツライディングもこなしてしまうマルチメガスポ-ツですね。
以前、機会があって09モデルの隼に試乗したことがあります。
良く言えば安定性の高いステア-特性ですが逆に言えばやや応答性に欠けるとも・・・言えます。
当然、隼というキャラクタ-はそれが趣なのだとメ-カ-さんは仰ると思いますけど(^^ゞ
ツ-リングモデル系のタイヤを装着する場合、サスペンションが確り機能していれば出荷仕様で何の問題も無いと思います。
しかし、ハイスポ-ツ系のタイヤを装着する場合はある程度ディメンジョンやサスペンションのリ・アジャスティングをやった方が隼の潜在能力を引き出す事が出来ると思いますよ。
ノ-マルのサスペンションでは限界がありますが、仕上げた隼はその加速能力と相まってス-パ-スボ-ツモデルを食ってしまう程の運動性能を発揮します。
故に世界的にも評価の高いモデルなんですね~!その辺がデアゴスティ-ニが選んだ理由の一つかもしれませんね。
参考までに、サスペンションにトラブルを抱えている場合、フロントタイヤの偏摩耗が発生したりリアタイヤの摩耗が著しく早くなります。
まぁ隼に限った事では有りませんがフロントヘビ-な隼の場合それが顕著に現れます。
逆にモディファイを加えリアサスペンションをオ-リンズに換装した車両はタイヤの摩耗痕もナチュラルで耐摩耗性も飛躍的に向上します。
※あくまでも当ショップのデ-タ-です。
ツ-リングに趣を置いた仕様にするのもスポ-ツ志向の高い仕様にするのも可能なバイクなのですよ~。
まぁ・・・まとめあげる上での最大公約数と妥協点は必要で・・・この辺で納得しないとね・・・という所は有りますけど。
グレ-トなバイクである事は間違いありませんね!
ご安全に(^^)/~~~