2022.01.05
タイヤの製造
バイアスタイヤとラジアルタイヤの違いを解説しているブログやユ-チュ-ブを見ていると・・・何だかな感じですが。
大まかな違いについてはその通りではありますが恐らくはブログ主さんもタイヤメ-カ-が発信しているサイトやユ-チュ-ブを参考にしていると思いますがあの手のモノは大まかにデフォルメされたものでイメ-ジと言っても良いでしょう。
ラジアルはカ-カスコ-ドが90°でベルトコ-ドが0°そしてバイアスはカ-カスコ-ドに角度が有りベルトの替わりにブレ-カ-が巻かれていてウンヌン的な。
でもね違うのですよ。ラジアルタイヤのカ-カスコ-ドのアングルは90°とは限らずバイアスタイヤにもベルトが巻かれていることもありベルトとブレ-カ-は材料が異なる区別的なものと言っても良いでしょう。
ところでタイヤの製造工程なんて何十年も前から基本的には同じで手作業が少なくなってオ-トメ-ション化が進んでいる分精度は高い。
ピレリのミストとかミシュランのC3M製法の様にトレッドをリボンで巻いて行くという新しい手法も出てきましたが今でもトレッドゴムの板を巻く方法が主流でトラブルも少ない。
因みにPCRはリボン式が多く採用されている様ですが。
アジアンメ-カ-は現在でも手作業が多くカットや継ぎ合わせも手作業で精度保持の工程も少ないのは否めないようです。
未だにドラムに手切りのライナ-巻いてゴム付カ-カスコ-ド巻いて手切りしてビ-ドワイヤ-嵌めてサイドウォ-ルのゴムを載せて巻いてゴム付ベルトゴム巻いてトレッドゴムを巻き付けて加硫・・・・まぁ基本的には何処も同じですけど。
欧州メ-カ-はベルトとトレッドを別々に組み立てカ-カスベ-スに嵌め込むという工法も実施していますね。
加硫行程もモ-ルドの電気加熱やブラダ-もスチ-ムだけでは無く特殊なガスを使うようになっている様です。
あの当時からほぼ同じ設備から変わっていないのが凄すぎます(^^; 懐かしい機械メ-カ-さんの銘盤が・・・・。
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