2016.08.07
POWER3 to FZ1
昨日はとにかく暑かったですね~、朝一番に大型ビックオフロ-ダ-のご来店に始まり・・・・・
超大型バイクのご来店が多く店内は非力なエアコン、送風機を全開にしても32℃を下回ることはありませんでした。
外気温は35℃まで上がり・・・・も-帰りた-い!! みたいな・・・・(;´Д`)
まぁそんな事を言っていては飯の食い上げなので汗だくで頑張るわけでありますが。今年の夏は暑い暑い・・・・。
そんなことはさて置き、この暑い中ご来店くださるお客様方には感謝感謝でございます。
FZ1のお客様も最も暑い午後にご来店くださいました、私の都合で予約時間を変更して頂いたわけで。大変申し訳ございませんでした。
因みにタイヤはご指名でPOWER3をサイズ変更の上で交換。
ネイキッド系の場合、好みにもよりますが190/50ZR17から180/55ZR17に変更することもありだと思います。
適度に剛性感が上がり軽快性も向上します、あくまでも使用環境によりますが、悪くないと思います。
見た目もかなりスッキリとしてカッコよいと思います。
暑い中、遠路お越しいただきありがとうございました! ご安全に!!
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最後のGETTAR 懐かしい風景その3
先日、某タイヤメ-カ-の方々と久しぶりに一献かわしました^^
懐かしい話といえば最後のGETTAR。
1995年の夏、YOKOHAMAのMCレ-シングとしては最後となるレ-スを走りました。
この時は既に横浜ゴムはモ-タ-サイクル事業から撤退しており、私はGETTARの幽霊と呼ばれていたりなんかしてました。
1994年にモ-タ-サイクルタイヤ事業からの撤退を公式に発表した横浜ゴム、撤退の事は一年近く前から聞かされていましたが開発部隊も私も最後の日まで開発は全力で行うと心に誓っていました。
そして最後の最後・・・GP250用のプロトタイプが完成したのは撤退直前。もう市販されることのないRACINGスリック。
しかし、開発部隊はこのタイヤが実際にレ-スを走る姿が見たいと・・・・そんな話を涙ながらに話していました。
勿論、私も同じ気持ちだったので・・・・
私がこのプロトタイプで1995年シ-ンズンを戦うと申し出ました、会社的には機密保持の観点からも難しいという話になりましたが・・・・開発陣の熱意と当時の設計部のリ-ダ-の決断で後処理という形で事は実行されました。
横浜ゴムとの開発契約も当然更改はなく、何の支援もないままたった一人のテストが始まりました。
モ-タ-サイクルタイヤ担当の設計部隊も解体、辞職する人や配置転換になった方など皆さんバラバラになりましたが。
きっとどこかで見ていると孤独なレ-スを走り続けました。開発コ-ドY69・・・何があっても分かっても二度と手を加えられることない幻のGETTAR、最後のGETTARはこの私が看取りました。
因みに、ある雨の全日本選手権で群雄割拠のファクトリ-チ-ムの中にあって上位4番目のタイムを記録したのは撤退後2年目のGETTARレ-シングレインでした、無論市販レ-サ-の中ではトップタイム。
まぁライダ-は私ではなく、ウチの美根くんでしたけど・・・・。懐かしい風景、やり切った感はありましたね。
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2016.08.05
水遊びは夕方に^^
S1000RR 健脚ドッグ
ブラックなS1000RRの健脚ドッグ、電制なのでやれることは限られますが・・・・
リアのリンク周りのメンテナンスと出来る範囲の調整、フロントも同じくですがやはり電制はなぁ・・・って感じですね。
因みにディメンジョンは少々変更、ポジションに関してもレバ-の位置やその他出来るところは全て調整。
オ-ナ-様の体格が私と近いところもあって・・・オラならこうするだ~みたいな(^^♪
リアホイ-ルのセンタ-出しも行いましたがS1000RRのチェ-ンアジャスタ-のメモリはかなり正確ですね!
ホンダのNC系やヤマハのMT系は・・・・かなりあれでけど。流石価格だけのことは有るようです。
つかゴツいスイングア-ム、なるほどracingスリックもポン付けで行けると評判な話ではあります、カッちょエエし^^
ところで最近、他の同業者さん等でもホイ-ルのセンタ-出し、つまりアライメントのお話をされるお店が増えたようですね。
例えば高剛性のクロモリシャフト等を装着する場合、締め付けトルクも適正値を見直して組まないとホイ-ルベアリングが逝ってしまう・・・・なんてお話。
何の事?って感じですがトルクに関してはそもそも炭素鋼のシャフトとクロモリで大きく数値が変わることは有りません、同じで良いと思います。
ホイ-ルのセンタ-出しはホイ-ル取り付けの構造にもよりますが左右にカラ-が使われている場合は手順通りに組み立てればセンタ-は出ます。
なのでクロモリシャフトを組むうえで特別何かしなければならないという話はありません。普通で良いのですよ。
但しそうでは無い構造の場合や何らかの理由でフォ-クが捻じれているものに関してはセンタ-出しが必要ですね。
でもしかし、クロモリシャフトを組み込むから必要な作業ではなくホイ-ルセンタ-を出すのは当然、重要な項目です。
作業内容はマル秘ですがかなり繊細で手のかかる作業、また経験値と知識も必要です
最近は前後ホイ-ルがオフセットされている機種も多くフロントノセンタ-を出すのは難しいかもですね。
リアに関しては専用の計測機器があれば簡単です^^ S1000RRは前後バッチリセンタ-が出ています。
ハンドリングの感じは出ているか出ていないかで全く変わります、プラシ-ボではないですよ、誰でも直ぐに解る筈です。
ご安全に!
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2016.08.04
今日も真夏日に成るようです。
POWER3 3セット^^
年間走行距離が半端ないお客さま!S20EVOを間に入れてト-タル4セツト目の交換です。
S20EVOはどうもシックリこなかったようで・・・自分にはPOWER3との相性が良いみたい・・・・との事であります。
今回はサ-キツト走行会に参加もしておられてト-タル走行距離11000kmです、上等ですね♪
でもってPOWER3の気に入った点をお聞きしてみると・・・・
先ず乗り心地がとてもよくギャプやバンプの衝撃をとっても和らげてくれる、ハンドリングは軽快で重いハヤブサも楽々乗りこなせる、ウェット性能が抜群に良いのでロングツ-リングの強い味方、ト-タル的に疲れない。
そしてタイヤライフはこのクラスNo,1ではないかと、そして摩耗による特性変化が穏やかで・・・変わった事が良くわからん?
らしい。
ドライグリップや接地感はS20EVOの方が上だとも仰ってましたがお客様の使用環境・条件ではPOWER3がベストの様です。
お客様の評価はミシュランのト-タルパフォ-マンスに基づくタイヤづくりそのもののコンセプトですね。
しいて言えばそろそろパタ-ンに飽きてきた・・・みたいな・・・・(^^;
確かに3セットも履き潰すと飽きちゃいますよねぇ・・・・・。
ところでミシュランのRACINGモデルやス-パ-スポ-ツモデルに採用されているACTアダプティブケ-シングテクノロジ-はグリップレベルが極めて高くケ-ス剛性と柔軟性のバランス取りを極めたかの構造は新次元と言ってもよいのですが初期性能に特化した構造と言えるのかもしれません。
要は絶対グリップレベルの保持とケ-ス剛性の保持はbalanceは良いがグリップレベルの低下とともにケ-スの能力も低下する。適材適所、適正配置と言ったところだと思います。
なのである程度タイヤライフが求めてられるスポ-ツやロングライフが売りのツ-リングモデルは通常のクロスプライの方が有利なのかもしれませんね。
前にも書きましたが4000~5000kmまではPSS EVOに及ばなくともその辺を分岐点としてPOWER3のパフォ-マンスが上回ってくる・・・と言うかPSS EVOが落ちてゆくと言ったところ。
まさにタイヤは選びは「量才録用」と言ったところかもしれませんね! ご安全に!!
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2016.08.03