2014.07.21
sense
最近のタイヤでは主流と成っているシリカラバ-。
各メ-カ-のアプロ-チも様々で感覚的な所も各社それぞれに個性があります。
例えばグリップ感と接地感は同じ様な意味合いにも取れますがテスト等では区別して捉えます。
因みにシリカ&合成ゴムのラバ-は比較的接地感は高いのですが、カ-ボンブラック&ラテックスラバ-と比較しグリップ感、グリップレベルに劣ります。
例えばRACINGスリックを使った事があれば分かると思いますがあのグリップ感をシリカで実現する事は大変難しいと思います。
十数年前、恐らくは国内で初めてカ-ボンブラックをシリカに置き換えたRACINGスリックをテストした事が有りますが、低い路面温度にも関わらず接地感は高く私自身もグリップレベルに関して勘違いしてしまいました・・・・。
感覚とは難しいものです。
しかし、その様な話も昔話に成りつつある様です。
S20EVOはフルシリカでは無いようですがBSもシリカリッチテクノロジ-を謳っているのでシリカラバ-と言っても良いでしょう。
接地感とグリップ感、どちらも高くこれはプロファイルとケ-ス剛性のバランス、そしてガラス転移温度の高いラバ-を使いながらゴム内部の補強材の制御に成功していると言う事ではないかと思います。
故にステア-特性は若干dullでネガとして捉えられる場合も有るかもしれませんが・・・・
シリカラバ-でラテックス&カ-ボンブラック並みのパフォ-マンスを実現しているのですから表彰状モノです!
グリップレベルとタイヤライフ、耐劣化性能を高いレベルでバランスさせるシリカテクノロジ-を構築したと言う事ではないかと。
凄いですね、タイヤの進化は留まるところを知らず正に日進月歩。
これこそMotoGPテクノロジ-ではないかと思います。
シリカテクノロジ-に関してはMICHELINが先頭に立っていますがうかうかしては居られませんね。
因みにコンフォ-トとスタビリティ-においてはROAD4に代表される様にMICHELINが一歩先んじている事は間違いありませんが・・・
近いうちにBSも・・・そんな予感がしますね。
やはりライバルは必要だし進化は切磋琢磨によって加速するのだと思います。
故に世界の頂点のMotoGPがワンメ-クなんて残念ですね。
そんな話や旋回性についてあ-だこ-だとオ-ナ-様と会話しつつGSX-R1300にS20EVOを装着(^O^)
でもしかし・・・理屈も理論もそんなのかんけ-ね-!な常連様がご来店・・・・^^;
オ-ナ-さんと私の会話に割って入り・・・・ドッカ-ン!バキュ~ン!!なお話に・・・私の話は撃沈されるのでありました・・・・。
ご安全に(^.^)/
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