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2014.02.07

The開発部隊

昨日は一日中小雪が舞う寒い一日でしたね。

当然・・・全く仕事は有りませんでした・・・(ToT)/

まぁそりゃそうだって感じですが、そんな中某自動車メ-カ-のテストドライバ-をされている馴染みのお客様がご来店。

どうやらチタンアクスルシャフトに興味津津のご様子。

ご本人もR1200GSのオ-ナ-さんで以前から興味を持たれていたらしい。

ところでテストドライバ-をされているA氏(仮称)との話の中で車両メ-カ-に出入りするタイヤメ-カ-は会社によって用語が随分違うと仰ってましたね。

私らから見れば車両メ-カ-によって随分と用語が違うかと・・・^^;

確かに各パ-ツの名称や試験の名称とかそれぞれのメ-カ-の造語が多いのは確かですね。

例えば私の勤務していた会社は戦前からの企業なので何だか古めかしい用語が多かったように思います。

パ-ツの名称はアメリカのグッドリッヂ社と提携していた過去が有り、共通するものが多かったですね。

例えば実走試験にしても官能試験と云うメ-カ-や実走実証とか実車試験とか色々ですね。

逆にいえば使う名称でどこのメ-カ-の人間かも大体分かったりします。

YOKOHAMAの開発からMICHELINの契約テストライダ-に成った時も用語がかみ合わず何それ?って聞かれてましたもんねぇ。

ブリヂストンやダンロップもそれぞれ社内でしか通じない用語が有るようです。

例えば摩耗については耐摩耗テストとか長距離試験とか・・・

私はロング評価と言ってますが海外のメ-カ-はマイレッジ評価とかマイレ-ジ評価なんて呼んでいます。

開発部隊の規模にしても勿論会社の規模と云うのも有りますが社内での事業規模で体制は全く違っています。

MCの場合、専任の技術者がいてライダ-も20人前後と云うメ-カ-もあれば、5~6人でしかも何かと兼任でやってるメ-カ-も有ります。

そう言えばピレリ・メッツラ-グル-プは12人のテストライダ-が両方のブランドをテストしているらしく、中国工場生産分も担当しているようです。

つか同じレンジの異なるブランドの評価だけでも凄いと思います。

比較と云うのではありませんからねぇ、それぞれ別物を仕上げて行く訳ですから・・。

更にレプリカ(中国生産分をそう呼ぶらしい)迄となると・・・過酷ですね。

それから見ると4輪って大規模と云うか桁が違い過ぎますね。

責任者も取締役だったりしますからねぇ。やはりMCは冷遇されています。

しかし、A氏から伺った車両メ-カ-の規模は更にデカくてビックリです。

まぁテストコ-スの数も比較に成りませんからねぇ。

因みに・・・

テストドライバ-やテストライダ-ってさぞや高度な運転テクニックを持っていると思われがちですが。

ピンキリの世界でなんと一般公募のアルバイトさんもいたりします・・・・。

まぁMCでは無いと思いますけど・・・・。

MCの場合でもマニュアルに沿った試験等は特にテクニックは必要ありませんからねぇ。

試験に使われる機材もハイテク化しているし、匠と呼ばれる方はほんの僅かだと思います。

PCやTBのトップクラスのテストドライバ-は確かに神の領域では有ります。

なんて小雪の舞うショップの外を眺めながら・・・・

想いにふけるので有りました。

 

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