2013.07.06
R1150R
初めてご来店頂いたお客様^^
フロントにビチュ-ボのサスペンションを装着されていましたが現品は始めてみました。
イタリア製でプリロ-ド、圧側、伸側の減衰調整が可能ですね。
オ-リンズの場合、R1100S用は別としてBMW対応のフロントショックアブソ-バ-には圧側の減衰力を調整できる機能は搭載されていません。
オ-ナ-様もそれが理由でビチュ-ボを選択されたようです。
以前の事ですがオ-リンズ本社の取締役で複筒式のステアリングダンパ-の設計、開発をされた方と会話をもった事があります。(まぁお酒の席ですけど)
その時の話ではテレレバ-システムを採用しているBMWのツアラ-モデルに関してはフロントショックアブソバ-の要である伸び側減衰の調整システムのみを搭載しアジャスティングの容易性を重視していると言うような事を言われていたと思います。
つまりシングルシリンダ-の言わば運命と言える圧側と伸び側の干渉によるコンプレックスを省き簡素化したと言う事だと思います。
オ-リンズに言わせればそれで十分なパフォ-マンスを発揮すると言う考えなのかもしれません。
確かにハイスポ-ツやレ-スユ-ザ-が対象でない場合、逆に親切なのかも知れませんね。
ところで、お客様はサスセッティングについて少々迷われて居られるようでした。
旋回力を造り出す理屈を説明するのはちょっと難しいと思いますが・・・
お尋ねに対してのヒントはお話しさせていただきました。
BMWが採用しているテレレバ-、パラレバ-の場合、ピッチングによる姿勢変化を造り出してと言うイメ-ジとは異なると思いますが・・・
しかし、荷重の掛かる方向は同じ理屈なので旋回力を創りだす方法は同じだと思います。
基本となるアジャスティングの方向性はBMW以外の機種と論理は同じだと考えています。
とは言え・・・イメ-ジするのは少々難しいのかも知れませんね・・・。
因みに、取り外したタイヤの前後の摩耗バランスや摩耗痕から推測してサスペンションの状態は良いのではないかと思います。
まぁ旋回性とかステア-特性ウンヌンは判断できませんけど(^^ゞ
多分に運動性とコンフォ-ト性は相反する事に成りますから、妥協点をどこに置くかも目標として重要だと思います。
ご安全に(^.^)/~~~
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