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2019.04.21

CUP EVOライトサイズ トラックでの実力は?

CUP EVOのライトサイズはストリ-トでも十分楽しいハイパフォ-マンスを発揮しますがサ-キットでは如何なのか?

また適正な空気圧は? なんて検証・評価するために1年半ぶりにSPA直入に行ってまいりました。

まぁタイヤうんぬんより先にKTMデュ-ク390のフロントの高さに改めて戸惑いましたが・・・(;’∀’)

それは追々解決するとしてフルノ-マルの390デュ-クをなだめつつ走行。

最初は指定空気圧でスタ-トしましたがタイヤボリュ-ムが小さく空気容量が少ないので内圧の影響が大きいようで3LAPもすると・・・

ゴロゴロ~なんて硬質な接地感でグリップ感も希薄。

PIT INを繰り返しながら前後の内圧を少しづつ下げていきます。恐らく適正空気圧近辺に成ると大変身!

グリップレベルは十分コンペティブなレベルで例えていうなら摩擦係数の高いウレタンを押し付けているような路面を面でつかんでいるような感覚。

ステア-特性はニュ-トラルで応答性も俊敏、ライントレ-ス性は自由度も高くバンク保持性も高いので思わずタイトなラインを攻め込んでしまいます。

バンク角もPOWER RS対比で5度は深い。公道要件を落とし込んでいるとはいえ十分レ-スに通用するレベル。

ブレ-キを残しつつ1コ-ナ-に侵入しても反発はなくニュ-トラルを保ち素直に回頭し前後のバトンも実にナチュラル。

2コ-ナ-立ち上がりからブラインドまでの区間も3速カッチンですが全く挙動も安定しています。

内圧は冷間でフロント170kpa、リア150kpa前後が適正値だと思います、ウォ-マ-無しで十分ウォ-ムアップ性も高い。

この内圧で重さや粘りは皆無、適度な軽快感と安定感がシンクロしRACINGタイヤといっても過言ではありません。

耐摩耗性も良好でかなりパフォ-マンスライフも長そうです。

いゃあ楽しいタイヤですね~♪ MICHELINさんはファンライドと仰ってますが間違いなくそれ以上ですね。

 

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2019.04.20

ギンリョウソウ

何時もの朝トレコ-スは今日も良い天気です。

つつじも満開、やっぱ春の山麓は見目麗しく気持ちが良いですね~♪

ところで朝トレコ-スの顔なじみの方から珍しい花が咲いていると教えて頂いてその場所を散策。

何でもジンリュウソウという花で珍しいらしい。

確かに始めてみる花でキノコに見えますが顔なじみの方は花と言われておりました・・・しかし・・・・

調べてみると正式名はギンリョウソウで日本全土に分布するキノコの様です・・・・(^^;

とはいえ初めて見るしそっと触るとゴムの様。山間は四季折々珍しいものを見せてくれますね^^

ROAD5 to R1200R

GSX-R600からR1200Rに乗り換えられたお姉さま・・・まさかR1200Rを選択するとは思いもよりませんでしたねぇ。

小柄な身体でデカイR1200Rを駆る姿は・・・もう曲乗りに近い感じ(^^;

ご本人曰く確かに取り回しは重いけど乗ってしまえば軽快そのもの、GSX-R600以上に楽しい~♪ みたいな。

GSX-R600の時は何度もPOWER RSをお替りされていましたが今回はROAD5をご指名。

穏やかなステア-特性と上質すぎる乗り心地と聞いて迷わずROAD5に決定!!

しかしROAD5の評判はちと行き過ぎたところもありましてウェットグリップは秀逸で乗り心地も良いしステア-特性もニュ-トラルで穏やかです、しかしドライグリップはPOWER RSと同等でもなく旋回曲率も決してクイックではありません。

そりゃあそうです、ツ-リングスポ-ツセグメントのタイヤですからセグメントに相応しいパフォ-マンスを与えられてます。

何故か皆さん・・・POWER RSとROAD5のショルダ-のグリップはほぼ同等なんて話になるのですかねぇ・・・・?

体感走行会でもロ-スピ-ドハンドリングテストではPOWER RSよりも高い評価が多かったのは確か。しかし・・・それは・・・

高空気圧とPOWER RSの真骨頂でもあるTgコントロ-ルラバ-を生かせていない状態だったと思います。多分。

それは兎も角、ROAD5はツ-リングスポ-ツセグメントの中ではとても優秀なタイヤです。ご安全に!!

 

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2019.04.19

晴れのち曇り

何時もの朝トレコ-スは行きは良く晴れていたものの戻る頃は曇ってきました。

平和公園は緑も茂り八重桜は満開ですね、朝日に照らされて見目麗しき♪

ところで今年前半の出張もようやく終わり・・・連休前にやっと平常運転。

因みにCUP EVOのサ-キット走行の確認、適正空気圧やその他諸々の確認に行ったのですが、ドSTDの390デュ-クはフロントが高くてフラフラと・・・

リアのバリアブルピッチのスプリングもストリ-トでは悪くはありませんがサ-キットでは早々に線間密着を起こして尻下がりでパツンパツン(^^;

まぁタイムはそこそこ・・・今度は足回りを確り合わせ込んで走りたいですね~。

肝心のCUP EVOは想像以上に優秀です、ストリ-ト要件を落とし込んでいる割にトラックでのパフォ-マンスはSPタイやに匹敵するほどというか十分にコンベティブ。

詳しくは後日レポ-トしたいと思います(^^)/

バトラックスS22私的インプレッション

各メディアさんでもS22のインプレが掲載されていますが・・・いやぁ私の印象とはかなり違っていて書きづらい・・・(^^;

先ずS22のタイヤケ-スはS21と同じでありアップデ-トされたのはトレッドデザインとコンパウンドのみ。

試走する前からS21とそんなに変わるものなのかとの疑念はありましたが、やはりというか基本的なキャラクタ-に大きな差はないとの印象です。

確かにトレッドラバ-の変更でグリップ感、接地感は1,5ポイント程向上しており市街地でのハンドリングは軽快且つ安定感が上手くシンクロしており好印象。

やや軽快過ぎるフロント側のステア-特性をラジアスを大きく取ったリアが適度に規制しておりオ-バ-タ-ニングモ-メントが上手く機能してると言えます。

これはグリップレベルを底上げされたコンパウンドも相まって秀逸。

ワインディングでも低中速域でサラっと流すレベルであれば軽快感と安定感が程よくバランスしており安心感も高い。

グリップレベルも粘着感が有りS21と比較してもググっとなっ!てな感じですね。

しかしある程度追い込んだ操舵を行うと例えばバンクし始めはフロントが敏感に応答し旋回しようとするがリアが粘り結果バンキングスピ-ドは遅れキャンバ-スラストが最大に至るにル-ズですねぇ。

バンクしてしまえば保持性も高く安定性も高い。

しかし旋回曲率は大きく決してクイックではない、よく言えば穏やかですがこのセグメントとして評価すればdullですね。

切り返しも鈍く重ステです、兎に角リアが粘りすぎ。

またBSさんの解説にあったバンク時の接地面内に常に溝が存在しその溝によってトレッドが撓みプロファイルが尖る方向で変形し結果旋回性を高めるウンヌンは全く確認できせんでした。

むしろ接地面内にある溝が撓み接地面が斜め後方に微増に延びるとともに溝によってねじれたトレッドがねじれの寄り戻しによってS21で発生していたプッシュアンダ-とフロントの巻き込み感を制御している・・・

また凝着摩擦力を高められたコンパウンドも相まって旋回時の安定性に寄与していると・・・感じました。

しかしプロファイルの変形コントロ-ルはケ-スそのもので行うべきで僅か4mm弱の溝でどの程度変化させることが出来るのか?

またこの様な手法だと磨耗による特性変化は大きくなるのではないか?偏摩耗の原因にもなるのではないか等々疑問が残る。

そもそも溝がショルダ-まで配置されたツ-リングモデルは同じ効果を狙っているのか、もしも効果的なのであれば更に上位のRS10やRACING SLCKのショルダ-にある程度のグル-ブは有効なのか・・・等々私のボンクラな能では理解が出来ません(^^;

そもそもプロダクションレ-ス等のレギュレ-ションによる溝付きタイヤの場合でグル-ブに工夫を施すのは分かりますが。

総評してドライでのステア-はdullで旋回曲率は大きい、ライントレ-ス性は一発で決めないと自由度は低い。

よく言えば穏やかで扱いやすい、市街地やツ-リング途中のワインディングを流す程度であれば非常に優秀。

また尖がったSSモデルに装着しマイルドな感じにすることも可能でネガをポジに置き換えるといった・・・ちょっと違った意味合いで優秀ともいえると思います。

しかし!ウェット性能はとても優秀でリアのワイドなラジアスとアップデ-トされたコンパウンド、そしてショルダ-に追加されたグル-ブはウェットでのブレ-キング性能は恐らく同セグメントの中でもトップクラス。

またウェットでのコ-ナ-リング性能はドライではdullな点が逆に利点となりニュ-トラルでコントロ-ル性も高いものにしています。

ウェット性能はかなりのハイレベル。

セグメントは異なりますがロッソコルサⅡとは真逆の特性といってよいですね。

またロッソⅢやPOWER RSを凌駕したというのは聊か言い過ぎだと思いますよ~、まぁウェットは負けてると思いますが・・・。

グリップレベルがとっても高い良くできたスポ-ツツ-リングタイヤ的な・・・私はそんな印象です。

あくまでも個人的な感想で、感じ方には個人差がある事を前提としたインプレでございます(^^;

 

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2019.04.18

ROAD5 to MT09トレ-サ-

MT09&MT07の販売は好調の様ですね!当店にご来店のYAMAHAユ-ザ-さんの中では最も多いと思います。

デビュ-時の戦略が功を奏したようですね、手ごろな価格とプライス以上の高性能とイメ-ジ戦略。

但しコストカットのしわ寄せは足に来ているのは確か(個人的感想です)

なのでオプションをご準備しておりますって所だと思いますが・・・フロントフォ-クに関してはウチの健脚で十分対応できます。

リアに関してはお客様も心配しておられましたがリンク周りのメンテは必須かと。

ほぼすべてのMT系のリンクシャフトは電蝕を起こしてます、またOHLINS投入もお値段以上の効果は太鼓判。

オプションよりもクオリティ-はかなり高いと思います。

お客様ご指名のROAD5を交換しつつ・・・そんなお話をさせていただきました。

ところで新規車両の開発費の中で約50%を占めるのがOEMタイヤの開発費、ホントかよって思われるかもしれませんが概ね間違いありません。

車両メ-カ-の関係者の中にもコストがかかる割にOEMタイヤの評価は低く・・・そうであればREPで対応したほうが良いのではないかとの意見もあるようです。

今回のお客様もまだまだバリ目のOEMはもう我慢がならんと交換に至った訳で・・・・(^^;

かなりの費用を掛けて構造やラバ-を変更し・・・結果・・・残念になるのも如何なものかと思っちゃったりしますねぇ。

因みにMT09のOEMと比較しROAD5は比較にならない程幸せになれると思います!ご安全に!!

 

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2019.04.17

R80 健脚

オ-ナ-さんご自身が手を加えられたR80、とても美車ですね~。

フロントフォ-クはショウワ製で有名なサスペンションチュ-ニングショップでモディファイされている様です。

が・・・しかし、どうも動きが渋く・・・更に入りがとも悪いと。

リアはOHLINSのショックアブソ-バ-にレ-ト違いのナイトロンスプリングを組んだハイブリット?

この状態からリアのセットアップとフロントフォ-クの健脚を承りました。しかし、この年代の健脚って迷いますねぇ。

この年代のこのセグメントにそぐわしい上質な脚に仕上げるという事に成りますね。ソフトでしなやかで・・・・みたいな。

先ずリアに関してはソフトすぎる気もしますが圧側、伸び側の減衰調整の見直しでバランス的にはナイトロンのスプリングを生かす感じ。

そしてフロントフォ-クですがスプリングはオ-ナ-さんのご希望でバリアブルピッチからシングルレ-トに換装。

既に組み込まれているナンチャラバルブを残したままウチのモディファイを実施し組み立て、車体に装着・・・

これが・・・ストロ-クが超渋い・・・戻って来~いって感じ (^^;

またまたバラして各部のチェック、どうやら悪さをしているのはナンチャラバルブの様で取り外して組み立て。

チェック・・・チェック・・・間違いなくこのバルブが原因ですね、動きが渋く入りも悪い、突っ張った感じというのはコレっすね。

バルブを取り除いて再構築、車体に装着し確認。とってもよく動くようになりました、しなやかに動くし。

前後のバランスも良いと思います。やはりフリ-バルブタイプはシンプルに考えることが肝心ですね。

R80健脚完了です!ご安全に!!

 

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2019.04.16

臨時休業のお知らせ

明日17日~明後日18日まで出張のため臨時休業に成ります。今年前半は最後の出張に成りますが・・・

19日からは平常の営業に成ります。

ご不便をお掛けいたしますが宜しくお願いいたします<(_ _)>

やっぱりロッジ♪

昨日は久しぶりに門司のステ-キハウスロッジに肉ば食べに(^^)/

もう30年のお付き合いに成りますがやっぱ美味しいな~、お店の場所が変わって遠くなってしまったのが残念。

ご近所の時はしょっちゅう行ってましたけど・・・まぁ門司もそんなに遠くはありませんが・・・・

ある意味遠い。

 

Z1000健脚完了

遥々香川からご来店のお客様、フェリ-ですかとお伺いしたら香川からだと逆に遠いのだそうで高速道路をひた走ってご来店に成られたそうです。

承った健脚メニュ-はフロントフォ-クのモディファイとリアにOHLINSの装填。

因みにZ1000のフォ-クは片側バネだけ使用のBPF、BPFの中でも最大の強敵です・・・(^^;

またインナ-チュ-ブにも浮錆が有りかろうじて手研磨で何とかできるレベルでしたが微妙ではありますねぇ。

見た目はピッカピカに成りましたが触診ではわずかな凹凸が感じられますが・・・恐らく大丈夫だと思います。

ところで片側のみ減衰機能が搭載されたBPFは手押しのチェックはかなり想像力を膨らませないとなりません・・・・

まぁそれも経験ですが・・・片側のみの減衰という事を頭に叩き込んであれやこれや、良いデ-タ-も取れました。

リアに関してはオ-ナ-さんが確りメンテナンスされているようで全く問題なし、分解チェックの上グリスアップを実施して組み立て。

前後を車体に装着後、改めてセットアップ。

姿勢に関してはこれまたオ-ナ-さんが変更されているのでその姿勢で維持。要点はしっかり押さえられていますね。

但しフロントのプリロ-ドは掛け過ぎなので適正に調整、Z1000健脚完了です! ご安全に!!

 

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