2024.01.11

継続評価スタ-ト^^

先ずはPOWER6の継続評価スタ-ト、2024年の走り初めにもなりました。

何時もの豊北方面ですが完全防寒で走っても流石に菊川付近だけは寒いですね~(^^;

外気温は3℃ぐらいで曇り空、路面温度もかなり低いと思いますがPOWER6の接地感やグリツプレベルは路温20℃ぐらいの時と全く変わりません。

あくまでも官能的にという事ですがROAD6とPOWER6のW6は低温に強い。

因みにコンフォ-ト性は0℃近くなってもROAD6は素晴らしく良好なのですがPOWER6はややゴツゴツ感が出ますね。

ギャップなどのキックバックや突き上げの減衰性も低温側ではやや能力が低下するようです。

それでも他のスポ-ツセグメントモデルと比較して大変優秀です^^

 

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2024.01.10

プロモ-ションビデオ

栃木出張の初日はミシュランさんのPOWER6とPOWERGP2のプロ-モ-ションビデオの撮影が有りました。

ドロ-ンをつかったり中々手の込んだ内容でした。

最後にタイヤのインプレを語る岡田忠之氏と原田哲也さん背景に置かれたバナ-の裏には・・・・

ミシュランの社員さんがこっそりバナ-が倒れないように支えたりするんですよね~(^^;

ビデオは編集されて時間は短くなっていますが実際はかなり長い時間・・・支えていました。お疲れさまでした。

 

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2024.01.04

Next MICHELIN POWERGP2

POWER6はPOWER5ベ-スでパフォ-マンスの幅を広げたのに対してPOWERGP2は全く新しいハイグリップタイヤです。

ケ-ス剛性が高められ各部の寸法も変更されています。

その結果よりサ-キット要件を高めたモデルとなりストリ-トでもハッキリとわかるグリップ力の向上とハンドリングレスポンス。

特徴的なのは見かけの接地面積はPOWERGPと比較し小さくなっているものの接地圧が均等に近いこととラバ-自体の摩擦力も高くMICHELINとしては珍しくガチっとしたグリップ力でCUP2に近い感覚です。

プロファイルが与えられたモ-タ-サイクルのタイヤは接地面がいわばド-ナツを押し付けたような形状に成り歪な楕円形の真ん中の接地圧が低くなる傾向にありますがPOWERGP2はアンパンを押し付けた感じ・・・といえば分かりやすいでしょうか(^^;

全体にはCUP2に近い感覚ですが大きな違いはストリ-トにおいては低速域から高速域までハンドリングは軽快で回頭性も俊敏、必要以上にトラクションを加えなくとも2次旋回もタイトです。

サ-キットの様な高負荷な走行下での限界性能はCUP2に譲るというのは否めませんがストリ-トではGP2が優位と言ってよいでしょう。

因みにストリ-トでの比較はPOWERGPに加えてスパコルV4SPとも比較しましたが公道ではV4SPと比較し遜色ありません。

セグメントは異なりますが同等レベル、あとは好みによるという感じですね。

特にストリ-トにおけるグリップレベルは差が出る領域まで追い込むのはかなり難しい・・・・。

旋回性は回頭性、2次旋回ともにPOWERGP2がもっともコンパクト。これは接地面形状も有利に働いていると考えます。

今後は耐摩耗性と磨耗によるパフォ-マンスの変化もモニタリングしていきますが・・・。

何方にしてもエキサイティングなPOWERGP2であることは間違いありませんね^^

 

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栃木の仕事

栃木での仕事はテストコ-スで走行することは勿論、ミシュランアンバサダ-の岡田忠之氏や原田哲也氏と内圧の適正値などのすり合わせも行いますがミシュランディ-ラ-さんへ新商品の解説なども行います。

そのディ-ラ-さんの一つが私の解説をフルタイムでユ-チュ-ブにアップされていました。

いや自分の話を客観的に見るこや聞く事は無いのでなんだか不思議な気持ちに成りましたが今後の参考にもなりますね^^

 

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2024.01.01

NextMICHELIN POWER6

2024年MICHELINがリリ-スする3種類のNewタイヤのひとつPOWER6。昨年の初秋ぐらいから一般公道での先行テストを実施しています。

POWER5の後継モデル的な存在ではありますがストリ-トでの評価は大きな変化はなく細部のネガをそぎ落としモディファイを加えた感じ。

しかしその方向性はハイスポ-ツとしてシフトしたといことではなくよりPOWER5のパフォ-マンスの幅を広げたといって良いかもしれません。

ストリ-トでの絶対グリップの差を確認することは出来ませんがハンドリングレスポンスは向上しています。

またPOWER5はスポ-ツセグメントとしてはずば抜けたコンフォ-ト性を発揮しますが驚くことにPOWER6は更に高いコンフォ-ト性を示します。

とくに機種や路面などのマッチングによっては極わずかですがロ-ドノイズが発生していましたがPOWER6は皆無。

減衰の効いたケ-ス剛性とコンフォ-ト性を両立しています、どうやってんだ?多分ビ-ドフィラ-の形状と材質変更ではないかと。

加えてトレッドデザインの変更が効果を発揮している様です、また路面の小さな凹凸を減衰するエンペロッピングも格段に向上しています。

POWER6のイメ-ジキャラクタ-は敢えて女性ライダ-を起用していることから使いやすさつまりフレンドリ-なスポ-ツセグメントであることを強調しているのでしょう。

因みにPOWER6はライトクラスサイズもラインナップされています。

110/70ZR17 140/70ZR17 150/60ZR17の3サイズ、しかしコチラのサイズに関してはコンセプトが異なるようでスポ-ツ性と言う点が要件上位にあるようで他社の現行モデルではS22と同等以上のドライグリップレベルとハンドリングレスボンスを有しています。

何方かと言うとセグメントはPOWERGP寄りだと思います。いやこれは市場の評価が楽しみですね。

POWER6に関して今後も継続的に評価は続けて行き摩耗やハンドリングやグリップレベルの変化等も確認検証していきます。

お楽しみに!

 

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2023.12.16

新製品・・・

2024年の2月1日、ブリヂストンさんはS23そしてダンロップさんはQ5Aを新たに発売。ミシュランさんも新商品を発売します。

ところでS23はトレッドパタ-ンとコンパウンドが新しくなったのみでその他はS22と全く同じと表向きは仰ってますが。

それだけでハンドリングや安定性そして耐摩耗性や絶対グリップが10%~15%も向上するなんて考えられません。

試乗したプロライダ-も明らかにケ-ス剛性が向上しておりハンドリングもクイックに成ったとコメントしていますよね(^^;

因みにS23の試乗会でBSさんが設定した空気圧はF/220kpa R/240kpaだったようですがこの数値が適性と考えられている様です。

S22と内圧設定が異なりますが・・・・。

ミシュランさんも新商品に関してほぼ同じことを言っておられます・・・どういうことなのかな?

個人的に推察すると前モデルを否定することなくNewモデルを押し出したい、故に基本的な構造等は前モデルを踏襲しているのだ的な。

更に他社にわざわざ秘匿事項を簡単に推察されるような内容は公表しない、無論身内の販売部隊にも必要以上の内容は伝えない・・・

見える箇所は仕方無いので簡単に説明しておこうって感じですかね(^^;

まぁ切って調べればある程度解析できますが100%は分からない、知りたいならそれなりの苦労はしてねって所かも。

分かっても真似は出来ませんよ特許とってるからなんて思っているのかも知れません。

現行の空気入りタイヤの開発も天井無しではなく色んな意味で限界点に近づいていると思う訳で・・・中々。

新技術と言えばエア-レスとか取り組むべきはカ-ボンニュ-トラルとか業界の未来も荒波の様ですね。

 

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2023.12.08

悲しき被弾

バリ目のPOWERGPですがパンク修理不可でタイヤ交換に成りました。

ところでパンク修理に関しては条件が有り先ずトレッドのセンタ-から左右に≒40%以内である事、その他の個所は修理不可。

またZRレンジ以上の規格を有するタイヤの場合損傷個所が3mm以内である事、また修理回数は1回のみ条件によっては2回ということも有りますがお勧め出来ません。

またパンクして空気が抜けてしまった状態で走行した場合インナライナ-やカ-カスの損傷が考えられチャンクの原因となるのでこの場合も修理は不可です。

何方にしてもパンク修理は応急処置であり元に戻る訳ではありません。

この様な条件は内面修理が前提で外面修理の場合緊急避難措置以外の何物でもありません。これは安全を担保する大切な事です。

各メ-カ-によって多少見解は異なりますが原則は同じだと思います。

ご安全に!

 

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2023.12.03

SPORTMAX Q5A

2024年2月発売のダンロップスポ-ツセグメントのタイヤSPORTMAXQ5A。スパイダ-チャ-トがすんごいですね。

S23やMICHELINの新作もスパイダ-チャ-トで見る進化が凄すぎてホントかよっなんて思っちゃいますね~(^^;

まぁ何処のメ-カ-さんも一目盛りが10%程度で更にイメ-ジと言う事だと思いますがそれでもすげぇのうって感じ。

Q5Aではありませんがトレッドパタ-ンの説明でサステナブルなとかエ-モ-ショナルなデザインとか何とか説明が有ったりしましたけど・・・

持続可能で感情的な若しくは感動的なデザインって事ですよね・・・んん・・・おいさんにはよく分かりませんねぇ・・・・。

まぁタイヤメ-カ-に限らず最近の企業さんが大好きな横文字言葉の様ですね。

かくいう私も専門用語は殆ど横文字言葉だったりするわけですが(^^ゞ

兎も角も2024年の春はスポ-ツセグメントタイヤは三つ巴の戦いに成りそうですね・・・。

 

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2023.11.30

最適値

仕様変更を受けたタイヤの特性や空気圧の検証と確認を事前に実施していました。

変更箇所の仕様は私が実走して考察10kpa刻みで最適値を探ってある数値をMICHELIN社にレポ-トアップ。

今回はその数値を基準にテストコ-スで岡田忠之氏が本気走り・・・いやいや現役時代と色褪せぬ走りで迫力満点!

やっぱ速え~なんてスタッフ一同改めて元ファクトリ-ライダ-の実力を思い知りました(^^;

ハンドリングコ-スで元世界耐久選手権のチャンピオン北川敬一氏をブッチぎってましたからね~。

その岡田氏がハンドリングコ-スのコ-ナ-リング中バンプ通過時リアが跳ね上がり看過できないと空気圧を10kpa刻みで上げ下げして確認。

低いとキックバックは多少収まるが他個所で旋回性が鈍る・・・何度も私に仕様確認しつつ症状を伝えてもらいましたが・・・

これはタイヤの内圧ではなくリアショックの問題ではないかと・・・・結局原因はリアサスでタイヤ内圧の最適値は私が示したものがベストという結果に成りました^^

今回は開発部のエンジニアも臨場されていましたがまぁ驚かれてましたね^^

にしても岡田さんのセンサ-って凄いなぁ。

 

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2023.11.19

150/80B16

当店では先ず販売することの無いハ-レ-適用のベルテッドバイアスタイヤ150/80B16・・・バリ硬・・・ラ-メンかよ(^^;

昔お世話になったショップさんからの依頼でタイヤ交換しましたが。

何でもお客さんから絶対にリムに傷をつけないようにと言われていたようです。

いやいやプライレ-テイング増し増しのバリ硬バイアス無血開城は中々手間が掛かりますねぇ。寒いのに汗だく(^^;

 

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