2021.02.25

Neoバイアス ROADクラッシック No.3

ROADクラッシックの実走評価はBT46と同一条件で実施。

まぁ走り出す前はBT46と大差はないだろうと思っていましたが同じ内圧で実走しているにもかかわらず直進安定性も非常に高くアンジュレ-ションに影響されることは全くありません。

剛性感も高くハンドリングも市街地、ワインディングに関わらず応答性も良くとても軽快。

グリップ及び接地感はBT46の様に粘着感では無くサラっとした感じではあるものの十二分なグリップレベルでネオクラッシックモデルとのマッチングを想定して過不足のないバランスを敢えて与えているものと思います。

よって安心感も高いですね・・・なんじゃこりゃ・・・なんて驚きました。ラジアルの様な感覚です。

コンフォ-トに関しては比較的大きめのバンプやギャップサイドウォ-ルで十分に減衰され安定性を欠くことは無し。

荒路や継ぎ目などの小さなギャップなどはトレッドのエンペロッピングパワ-が優秀で確りと包み込むように減衰。

え?これってもしかしたらラジアルなんて思ってしまうような・・・・悪いけどBT46とは次元が違うと思ってしまうほどですねぇ。

ベルテッドバイアスとはいえ通常のバイアスのイメ-ジとはかなりの違いが有ります。

ケ-ス剛性が高く内圧もBT46と同じにもかかわらず舵の巻き込み感はかなり解消されている・・・というより一般的な使用状況では多分確認できないと思います。

スタビリティ-はラジアル並みに高く十分という以上に腰のあるしなやかさ。

ミシュランさんも久々のバイアスで自信作と仰ってましたが所詮バイアスでしょって思いが一蹴されてしまいました(;’∀’)

少々神経質なマッチングを求められるBMWの旧モデルや最新のNeoクラッシックモデルにもマッチングは大変良いと思います。

まぁタイヤの魅力は形状やトレッドデザインも重要でROADクラッシックはPOWER3に似たモダンな感じなので好みは分かれると思いますがパフオ-マンスに関しては間違いなく現時点で孤高のトップだと思います。

今までMICHELINのバイアスはなぁ・・・なんて思っていましたが考えを改めます(^^;

 

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2021.02.23

Neoバイアス ROADクラッシック No.2

BT46とROADクラッシックの実走に当たってSRXを使用。

先ずはBT46から走行開始、タイヤ内圧はヤマハがSRXに指定した数値を基本として比較。

ところでBT45からBT46にマイナ-チェンジした訳ですがBT45の記憶があまりありません・・・・

まず最初の印象はケ-ス剛性の担保に関して空気圧の依存度が高くなっているような気がします。まぁ指定空気圧と言っても30年以上前の数値なので当時のタイヤとは異なるとも思われ特に最近の国産メ-カ-はラジアルにしても空気圧の依存度が高い傾向に有ります。

BT46は路面のアンジュレ-ションの影響を受けやすくバイアスらしいというか直進安定性はらしいといえばらしい感じ。

クッション性に関してはこれまたバイアスらしくある程度大きなギャップやバンプもケ-ス全体が撓み減衰する。

外乱の収束性も良く所謂乗り心地は良好。

しかしハンドリングは鈍く応答性は市街地でもワンテンポ遅れるところが有りワインディングでは更にという感じ。

またフロントの巻き込みも早い時点でシグナルを察知出来、セルフアライニングトルクが上手く機能していないと思います。

但しグリップレベルはその顔立ちとは異なり想像より2ポイントは高く接地感も秀逸。

バンクの保持性は特に不足は無いもののある程度負荷を掛けた走りではワインドアップが確認できる・・・がしかしBT46のセグメントを考えればここを評価するのも如何かとは思います。

まぁバイアスであることを考えれば良く出来たバイアスタイヤと言えるのではないかと思います。

しかし剛性の低さは気になる点でネガとして感じるところも根本はココ。空気圧を10%~15%程度高めれば改善されるかもしれません。

しかし内圧を高めた場合、コンフォ-ト性やグリップレベルや接地感という点ではスポイルすることに成るかもしれませんね。

この辺りは機種や好みと使用環境で内圧セッティングが必要かもしれません。

何れにしても今回は同条件でROADクラッシックとの比較という事なので一定条件を保ちます。

つづく・・・・

 

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2021.02.20

Neoバイアス ROADクラッシック

アジアをはじめ最近静かなブ-ムとなっているNeoクラッシックモデル。

トライアンフやモッグチそしてホンダもインドをはじめアセアン地域で好調な展開を見せている様です。

そんな背景も有るのかNeoクラッシックモデルの多くが採用しているバイアスタイヤがここに来て復調の兆しを見せています。

ブリヂストンのBT46も然りで欧州では人気も高いようです。

そんな中MICHELIN社も新たにバイアスのNewモデルROADクラッシックをリリ-ス。早速最新のBT46と実走比較を実施。

因みにROADクラッシックは一般的なバイアス構造とは少し異なりトレッド部にブレ-カ-では無くベルトを採用しています。

MCタイヤの場合、ラジアル構造とバイアス構造の違いは明確では無くカ-カスコ-ドの角度も何度から何度までがバイアスとかラジアルと分別するのは製造メ-カ-で例えばMICHELINのROAD4GTはラジアルとしていますがベルテッドバイアスと言っても良いかもしれません。まぁおおよその区別はあると言えばありますけどねぇ・・・。

トレッドの構造がベルトかブレ-カ-という違いも有りますがROADクラッシックの様にベルトを配したバイアスタイヤも各社ともにラインナップが有ります。

ところでバイアス構造とラジアル構造の圧倒的な違いはスタビリティ-つまりト-タル的な安定性です。

小型であればフレキシブルなバイアス構造に利点も有りますが大型車では安定性という点は圧倒的に違ってきます。

とはいえ旧車の場合、大排気量と言えども車体の剛性とのバランスもありラジアル構造が仇となる場合も有るので一概にラジアル優位とも言えませんが。

最近のNeoクラッシックと呼ばれる機種の多くは昔々のクラッシックモデルとは異なり車体もパワ-ユニットも進化したものでティストがクラッシック的な・・・そんな感じですよね。

とはいえツインスパ-フレ-ムの様に剛性の権化の様なものでは無くしなやかで美しいパプワ-クで構成されたモデルが殆どです。

まぁモノコックも有りますがそれでも鉄橋と比較した吊り橋の様なイメ-ジですかね。

前置きはこれぐらいにして・・・・

NeoクラッシックにNeoバイアスはどの様なマッチングを見せてくれるのか?従来のバイアスがやはりベタ-なのか??

やはり走ってみなけりゃ分かりませんよね~(^^)/ 実走評価に続く・・・・。

 

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2021.02.19

CC110&CT125にも適応! アナキ-ストリ-ト

流石にブ-ムに乗らなきゃとMICHELINさんが思ったのか如何かは分かりませんが・・・・(;’∀’)

まぁまぁタイムリ-にアナキ-ストリ-トが新発売に成りました。

一応ON/OFFでトレッドデザインはアナキ-アドベンチャ-風ですね^^

ええんじゃないですかね~。

2021.02.13

35年・・・・

製造年月日1986年、ぬぅわんと35年前に製造されたMICHELIN M39です。

RG250ガンマのOEMに採用された(と思う)・・・あのM39(^^;

車両の画像も撮りたかったのですが残念ながらNGなので取り外したタイヤだけ。

お客様は当店で交換したタイヤだと仰ってましたけど全く記憶にございません(;’∀’)

きっと開業そうその頃ですよねぇ。まだミシュランは普通に購入できない頃だったと思います。

ご安全に!

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2021.02.09

バトラックスT32

先日、ブリヂストンさんがカタログの差し替えでご来店。

本年度はコロナ禍の影響でグル-プ全体の業績が芳しくないためカタログもカレンダ-も無しなので新商品のチラシの差し込みに来られたのですが。

まぁフランス工場も閉鎖ですもんねぇ・・・・。

それは兎も角、新商品のバトララックスT32とT32GTスペックのトレッドデザインの違いに関して伺ってみましたが。

営業の方に聞くのも酷な話ではありますね。

おそらくですが重量車向けであるわけですから以前記事にしたこの辺りが原因なのかもしれませんね。

バトラックスT32

2021.02.08

SRX

いやもうSRXに乗るのは何年振りでしょうか?

10年?・・・いやもしかしてら20年ぶりに成るのではないかと思います。

2型のSRXですが面白いですね~ビックシングルでありながら軽やかでハンドリングも軽快です。

車体のしなやかさも現行のバイクからは消え去ってしまった独特のリズム感が有りまるでダンスでも踊っているかのような感覚です♪

ダンスは踊れませんけど(^^; そんな感じ。

SRXも久しぶりですがバイアスタイヤも久しぶりです、バイアスとは何て頭の中で考えつつ走ってみると・・・

※Lmcは除く、、、

ん?んんんん????最新のバイアスタイヤの進化に驚くばかり。

詳しくはまた時期が来たらレポ-トしたいと思いますが・・・・・。いやぁクロスプライタイヤ素敵です^^

 

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2021.01.24

MICHELIN ROADクラッシック

ミシュランからNewタイヤのリリ-ス、PILOTアクティブの後継とも聞いていましたがサイズラインナップを見るとそ-でもないような。

パタ-ン的には国産っぽいですよね。

実走評価の予定も入っていますが・・・・昔々ミシュラン社のデザイナ-さんがバイアス構造何て必要ないって言ってたことを思い出しますね(^^;

会社の考えというより個人の考えだったのかも知れませんけど・・・そういえばサイドウォ-ルもいらないとか何とか・・・。

私はそうは思いませんけど(^^;

それは兎も角、このセグメントの需要というのはどれ位あるのでしょうね?当店の場合は全体の10%以下でその10%をブリヂストンとダンロップで2分しています。

勿論、世界的な需要となるとさっぱり分かりません。

因みにトレッドデザインから見るとBT46のお客様は動かないような気もしますが置き換わるとすればダンロップかな。

ミシュランらしくS41辺りののデザインをモチ-フにした感じだったら・・・おお~!なんてBT46層にも食い込めたような気もしますが。

とはいえ性能によるとは思いますがキ-ワ-ドは車体とのバランスだとおもいます。如何でしょうね。

2月末に発売予定。

 

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2021.01.22

MICHELIN 2W Virtual Exhibition

日本ミシュランタイヤは、オンライン形式のバーチャル2輪用タイヤの展示会「MICHELIN 2WHEEL VIRTUAL EXHIBITION」を1月28日より開催する。

この展示会は製品紹介だけでなく、採用テクノロジーの解説や純正装着車両、また製品開発の重要拠点となる世界最高峰の2輪レース「FIMロードレース世界選手権(MotoGP)」で使用されているタイヤなど、ミシュラン2輪用タイヤの世界を存分に楽めるバーチャル展示会となっている。

スマートフォンやパソコンなどのインターネット環境さえあれば誰でも参加可能で※1、開催期間内であれば何度でも入場・内覧でき、ミシュランタイヤの世界観に存分に触れられる。

以上ミシュラン公式から

まあ世界的なコロナ禍の中での苦肉の策だと思いますがこれを機に色んなアイディアが生まれ今までにない変化に富んだものが生まれてきますね。

https://motorcycletyreexhibithall.michelin.asia/

 

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2021.01.15

PILOTストリ-ト2ウェットパフォ-マンス

雨雨降れ降れ母さんが~♪・・・・的な。PILOTストリ-ト2のウェット性能は如何に?

って事でみぞれ交じりの雨が降りしきる中、意を決して実走・・・・・。

意を決してってのも大袈裟ですが以前PILOTストリ-トを装着したソニック125で冬場の雨中を走行中、路地からクルマが飛び出してきてパニックブレ-キ!フロントをすくわれた経験が有ります(人生2度目の公道転倒)

もぅ何つうかウェットでは普通に走っていてもちょっとアクション入れるとスルスル滑って危ね-な-と思っていたのですが。

そ・ん・な・記憶が蘇る・・・的な(^^;

がしかし、そんな心配は無用で前後の接地感も高くウェットグリップはフルブレ-キングでもロックさせるにはかなり気合が必要です。

コ-ナ-リングも確り安定しており全モデルのPILOTストリ-トの様にいつでもどこでもス-ルスルなんてことは皆無。

リアに関してもフルロックさせてもスパンとスリップすることは無くロック&グリップ状態で粘ります。

これはこのクラスのタイヤとしては優秀と言ってよいと思います^^

安心ですね~、シティPROのウェット性能も悪くありませんが・・・・指定空気圧でもgoodという点ではワンランク上ですね。

但し、あくまでもストリ-トで常識的な走行においての話しで車両もクロスカブ110であるという前提の評価です。

PILOTストリ-ト2はウェットも安心でございます(^^)

 

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