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2020.12.24

バトラックスT32

2021年の2月にブリヂストンからツ-リングスポ-ツセグメントT31の後継モデルとしてバトラックスT32が発売に成ります。

ドライでの技術解説は兎も角、ウェットでの性能向上を謡ったパルスグル-ブというのが気に成りますね。

脈動形状と言ってグル-ブの幅に広狭の変化をつけ流水の速度を制御しディフレクタ-を配して均一化するとありますが・・・・

最終的には流速を高めて排水性の効率化を図ると有ります。んん~全体の説明文は何だかピンとこないですね。

まぁ脈動形状というのは河川などで川幅の狭い個所では流速が速く河口など川幅が広くなると流速が落ちるという理屈ですがここで説明の有るディフレクタ-は流水工学的な導流板の様な意味を持たせたものという事でしょうかね??

ミシュランの考える排水とは全く異なるアプロ-チですが・・・・何故ミシュランはカプセルグル-ブに拘るのかはどこの誰より私が一番分かっていると自負していますが(^^;

その立場から見ると排水の効率性は兎も角、パタ-ン剛性の最適化も果たしたとしていますがこれはアルティメットアイでの検証でしょうか?

トレッドに脈動形状とディフレクタ-を配置するという事でねじれや撓みが入った際に剛性の均一性に本当にネガは無いのかと思います・・・つまり偏摩耗の主たる原因になりかねないのではないかと。

無論、徹底的にテストは実施しているでしょうから要らないお世話って話ですけど(;’∀’)

でもねぇ~オバケは市場に出てから・・・化けて出るのですよ。まぁパタ-ン的にも個人としては・・・聊か感・・・・。

 

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コメント

はじめまして、失礼します。
当方power3でミシュランに酔心し、power5を続けて履いて、もうミシュランから離れられないかも知れないと感動しております。
そんな中、いつもこちらを拝見しているのですが、本エントリーで「ミシュランのカプセルグルーブの拘りを熟知」されているとの事、とても興味を持ちました。
排水のためには溝が長く切られている方が良いと信じて止まなかったので、このパターンに懐疑的でしたが、他所も含めて相当に評価が高いですね。
もしかしたら過去のエントリーに詳しくお書きかもしれませんので、であればそのURLをお知らせ頂けますと有り難く、無ければ簡単にでもお教え頂きたく存じます。
唐突で不躾ではありますが、お答えいただける範囲で結構ですので、ご検討のほど宜しくお願い致します!

詳しくというのはブログの記事では難しいですね。

レ-シングレインであればウェット限定のデザインで良いのでライングル-ブはとても有効です。

しかしストリ-トタイヤの場合はドライの性能とウェット性能の折り合い、そして走行距離も長くなるので磨耗による変形も考えなくては成りません。

カプセルグル-ブは撓みやねじれによるグル-ブの変形を最小限にできる事と動的に見ればカプセルグル-ブは回転によってリレ-されるので見た目とは違って排水性はスポイルされません。

ユ-チュ-ブで動画を上げているので宜しければご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=hGmcwOe2dNg

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