2021.05.01

CUP2 1585km

CUP2の再評価をスタ-トして走行距離も1585kmに達しました。見た目にはあまり摩耗している様には見えませんがディプスゲ-ジで計測した数値は・・・やっぱ減ってますね(^^;

確かにハイエンドモデルとしては他社同セグメントのタイヤと比較してかなりライフは長そうです。

しかし問題はパフォ-マンスライフ、ミシュランは結構この辺りに拘っているのでハイエンドセグメントの場合逆に仇になって初期のパフォ-マンスがやや低い評価を受けることも多いように思います。

しかしCUP2は初期のパフォ-マンスは他社同セグメントと比較しても同等以上、しかも1600kmの走行距離でも初期パフォ-マンスを維持しているのは・・・まぁ想定外の驚きでもあります。

既にこの時点で他を凌ぐと言ってよいのですがどの程度まで続くのか楽しみですね。

ところで評価しているコ-スはいつも同じ道程ですがやはりPOWER GPと比較して疲労が大きいのは確かですね(^^;

長距離には向いてませんね・・・中距離も如何でしょう? まぁ局地戦闘機みたいなものかもですね。

POWER GPだったらSSでもロング行けそうだしPOWER5なら更にって思います・・・けど。

まぁそれを差し引いても楽しさは格段に上です・・・サ-キットに行きたくなってしまうCUP2です。

2021.04.18

T32GTスペック

当店お初のT32が入庫いたしました、と言ってもGTスペックの方ですけど。

面構えはGTスペックの方が良いですね(個人の感想です)

くねくね溝(パルスグル-プ)の中に中州がみえますね、これがディフレクタ-ですね。

河川工学的排水性能は如何に? 興味津々ですね^^

 

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2021.04.15

POWER RSについて

今更ですがバイクショップさんのユ-チュ-ブでPOWER RSを酷評している方が居られますが。

POWER RSはフロントタイヤに問題が有り転倒するユ-ザ-さんが続出したことを受けて廃盤に成っと受け取れる内容を語っておられます。

まず転倒者が続出したと言う情報はどの様な調査に基づく話なのか?もし事実であれば海外では当然訴訟事案となり大問題に成ると思います。

私の知る限りではそのような事実はなくPOWER RSは3年から4年という通常の周期に基づいてモデルチェンジとなりました。

POWER RSは海外では2016年に販売されモデルチェンジは2020年の春に行われました。更に一部海外では現在も継続販売されています。

全く持って欠陥と受け取れる内容で廃盤になったのではありません。

因みにPOWER RSの国内でのテストは私が担当しサ-キットも含めての評価をしました。メディアさんやディ-ラ-さん向けのワ-クショップも私が実施いたしました。

酷評しておられる方の仰っていることが事実であれば私の責任は重大でそれこそ辞任ですね(^^;

ところでユ-チュ-ブではPOWER RSに試乗して先ずフロントタイヤが小径であることに気付いたと仰ってますが・・・

何と比較して小径としているのでしょう? 小径化の話は私がワ-クショップで示した事でミシュラン社の正式コメントはありません。

何処かで聞きかじったのかも知れませんが寸法的には他社同サイズとほぼ変わらず、私が寸法差を説明したのは同社の前モデルと比較して小径化されていると言う事です。

もっと言えば前々モデルとはほぼ同寸です。しかも同じセグメントでの話で他のセグメントではさらに小径のタイヤも有ります。

※何との比較か分かりませんが直径で20mm小径と言っておられますがあり得ません。前モデルとの差は実寸で5mmです。

またフロントタイヤの構造やプロファイルは特殊なものでは無くシングルクラウンの一般的なものです。リアに関してはACT構造を採用しており特殊と言えば特殊です。

またバンキング時の前後の高さは極端な姿勢を作っているのではなくニュ-トラルを目指したものです。

小径化とプロファイルが不具合の原因と言い切っておられますが・・・根拠は如何に。

転倒時の内圧やその他細かなデ-タ-は明かされていないので分かりませんが・・・・原因は他にあると考えます。

POWER RSの不具合をさもメ-カ-が認めている様な言い回しにも違和感があり、彼の言う不具合を認めたであろうメ-カ-の担当者が実在するなら地域的に私の知人に成ります。

この様な話を聞かされたことも有りませんし事実なら逆に私が問題にされるでしょう。

まぁ・・・いちいち反論せずともとは思いますが私自身が当事者ですので事実を記しておきます。

2021.03.25

10%の中の100% No,2

実走評価の実施に関しては月々締めというものが有るのです・・・・なので仕方なく・・・(^^ゞ

外気温は21℃、路面温度も30℃以上そして何時ものコ-スの途中にある桜街道はソメイヨシノが満開です♪

最高のバイク日和ですね~、まぁ仕事ですから止むを得ず・・・ですけど(*‘∀‘)

ところでリスタ-トしたCUP2も走行距離は951kmに達しました。

前回はフルウェット&路面温度1℃~8℃と厳しい条件でしたが今回はCUP2も絶好調ですね~!

接地感もグンと高まりグリップレベルも1年間放置の再使用とは思えないフレッシュ感が有ります。

ハンドリングも変化は全くありません。この程度の走行距離では当然とはいえスパコルSCだったら50%終了の距離。

RS10TyprRだったらもうすぐ終了って距離でもあります・・・・(^^;

この時点で既に優秀と言える点数ですよね~! 次回が楽しみです♪

2021.03.20

スロ-パンクチャ-の原因

スロ-パンクチャ-の原因はピンホ-ルの様なパンク、バルブコアの劣化スナップインバルブの劣化等々有りますが・・・

意外とご存じないのがビ-トソ-ルの硬化による密閉性の劣化やホイ-ル側のビ-ドシ-トの腐食が原因というのが結構多い。

スチ-ルホイ-ルでもアルミホイ-ルでもマグホイ-ルでも腐食します。

このお客様もスロ-パンクチャ-について説明させて頂きましたがピンとこないようです(^^;

画像の様に腐食しますと密着性が損なわれエア-漏れが起こります。ご安全に!

 

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2021.03.19

CUP2 10%の中の100% No.1

CUP2のサ-キットでの実力はフランス本社が十分に検証しているし私自身もプル-ビンググラウンドでZX10RとS1000RRに装着して確認。

しかしストリ-トでの評価は昨年の初春に317km程走って評価したのみです。

低路面温度でもかなり信頼のおけるパフォ-マンスでしたが実際のところ如何なのか?一般のユ-ザ-さんにもお勧めできる性能なのか?

なんて疑問も有り少々変わったテストを実施することに成りました^^

タイヤは新品では無く製造から2年経過、そして昨年の走行後取り外して1年以上保管していたタイヤを再装着してスタ-ト。

路面温度8.3℃はちょっと気に成る・・・(^^; このセグメントのタイヤは新品よりも再使用の方が気を使います・・・。

つかもう劣化して使えないというのが普通ですもんね。

春と言っても早朝はまだ寒い中、慎重に皮むきの要領で走り出しますが意外にも接地感も高く何の問題も感じません。

コンフォ-ト性に関してはPOWER5等と比較すれば劣るというしかありませんがキックバックや突き上げが酷い訳では無く路面の凹凸もそれなりに減衰しストリ-ト向けのハイグリップセグメントとしてはとても良いと言えます。

※指定空気圧ではありません、リアはかなり低圧。

因みにこの日は山口県を舐めていて外気温1℃のフルウェットの洗礼を受けてしまいました(;’∀’)

がしかし、低温でしかもフルウェットでも走破性はそれなりに良くてちょっとビックリ!勿論、無理は禁物です。

10%の中の100%は確かな実力でウェット性も路面が濡れている程度であれば何の問題も有りません。

これから磨耗が進み路面温度の変化等によって何が如何変化を見せるのか確かめていきたいと思います!

 

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2021.03.16

CUP2 10%のポテンシャル

CUP2は日本国内でミシュランが販売しているハイエンドスポ-ツモデルです。

レ-スでも通用するタイヤですがピレリのスバコルSCやブリヂストンのR11等のレ-ス専用モデルとは異なります。

因みにミシュランにもレ-ス専用モデルは有りますが残念な事に日本国内では販売されていません。

会社の体制という事も有るようでつまりはホロ-アップという点が問題点の様です・・・よく分かりませんけど(^^;

それは兎も角、CUP2はサ-キット要件90%、ストリ-ト要件10%としていますがミシュランというメ-カ-は要件が10%であるからストリ-トでのパフォ-マンスは聊か・・・等という考えはないようです。

ストリ-トタイヤとして必要なスタビリティ-、そして耐摩耗性や劣化性能に関しても10%の中の100%を担保するという考え。

その10%の中の100%というポテンシャルは如何なるものか?

敢えて製造日から2年経過、初期使用(317km)から1年経過したタイヤを再度長期評価を実施します。

面白いですよね~!

 

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2021.03.09

カブのタイヤ・・・

カブのタイヤってウチでは数えるほどしか販売実績はありませんが・・・(^^;

最近、アナキ-ストリ-トやパイロットストリ-ト2のお問い合わせを良くいただくようになりました。

しかしお見積もりを提示すると「ええ~そんなに高いの」なんて反応にちょっと困惑しています。

多分CC110にOE装着されている台湾製のチェンシン若しくはベトナム製のビジネスタイヤのネット価格が比較の基準に成っているのかも知れませんね。

PILOTストリ-トはC125のチュ-ブレスにも対応しているプレジャ-タイヤでアナキ-ストリ-トはチュ-ブタイプですがやはりプレジャ-タイヤ、所謂ビジネスタイヤとは異なるセグメントに成るので割高ではありますね。

兎も角も自分で交換作業が出来るのであればネットで購入されたほうが安価かも知れませんよとお伝えしております。

とはいえパイロットストリ-ト2の80/90-17のネット価格を調べてみると5000~7000円(税込み)で送料別というのが目安ですね。

因みに安価な方は並行輸入品だと思います。正規品で小売価格が5000円台はなかなか難しいと思います。

並行品は偽物という訳では無いのでクオリティ-は同じですが購入の際は注意が必要てす。

並行輸入品は日本で販売すること自体違法ではありません、但しクレ-ムやリコ-ルに関してはメ-カ-として対応しなくてよい仕組みに成っています。

また輸送に関しても問題が有りコンテナに混載し詰め込めるだ詰め込んでいるので場合によってはタイヤが潰されて損傷している場合が有ります。

スク-タ-向けやカブ向けのLMCは過去に正規品にもこの様な問題が発生し現在では積載方法が見直されています。

特に問題なのはユニフォミティ-不良で修復は困難です。

ところでウチの販売価格は前後セットで工賃税込み22000円。カブでそんな価格と思われるかもしれませんがホイ-ル脱着、ビ-ドシ-テイングにホイ-ルバランス等の作業は250ccのスポ-ツハイクと変わらず逆にチェ-ンカバ-が付いていてチュ-ブタイヤのカブの方が手間が掛かったりします。

CC110やCT125のタイヤをバンバン売りたいと思っている訳ではありませんがお見積もりして嫌な顔されるのはつらいですもんねぇ(^^;

それでよかろうという方が居られましたら宜しくお願いいたします<(_ _)>

2021.03.02

ROADクラッシック

3月1日発売・・・とお伺いしてたような気もしますが案内はありませんねぇ。

ところでROADクラッシックはクラシックっぽくないとい仰るご意見も耳にしますが私もそう思います(^^;

つかクラッシックモデルという訳では無くネオクラッシックモデルというのが正しく構造的にも最新のベルテッドバイアスです。

まぁミシュランさんご自身もモダンなデザインと仰っておられます・・・つかモダンって現代的という表現でもあり懐古的という概念を意味する場合も有りますもんね。

POWERGPのデザインをモダンとは表現しないでしょうから(;’∀’)

因みにBMW R100系やモトクッチV7のお客様から既に問い合わせを頂いております・・・タイヤはございませんが・・・・。

注目はされている様ですね!

2021.02.27

OEMタイヤの空気圧・・・的な

某モトブロガ-さんの影響なのか最近またまたお客様から空気圧の質問を頂くことが多く成って来ましたね(;’∀’)

過去に何度も記事にしているのでご覧に成っていただくの一番ですが・・・読んでももよく分からないと・・・ですか・・・。

それでは先ず車両メ-カ-の多くが指定している空気圧の数値ですが例えばフロント120/70ZR17サイズで250kpa。

リア180/55ZR17サイズで290kpaが最もポピュラ-です。

この数値はJATMA(日本自動車タイヤ協会)の規格でその最大値です。

180/55ZR17 73(W)の場合、最大負荷荷重能力365kgで速度270km超を担保する空気圧が290kpaという事に成ります。

またこれ以上の空気圧の規格はありません。タイヤのサイドウォ-ルにも最大空気圧290kpaと刻印されておりそれ以上の内圧は与えてはならないという意味に成ります。昔は限界空気圧とも呼んでいました。

因みにTBなどでも規格能力を担保するのは法的な使用限度まで保たれなければなりません。

なのでメ-カ-にもよりますが新品時には規格以上の能力を担保したタイヤが殆どです。

故にライディングプレジャ-を考慮し多少低圧に調整しても危険などという事も有りません。

良い例が前後共に同じタイヤサイズで車格もほぼ同等のMT07とMT09、OEMのタイヤ銘柄は異なりますが規格は同一です。

でもしかし指定空気圧はMT07は225/250kpaでMT09は250/290kpaです。

これは一体どういうことかと申しますとMT07の場合タイヤメ-カ-の担当者の熱意と車両メ-カ-担当者の思いという所でしょうかね(^^;

なので何方の空気圧も正しく思いの違いという事に成りますね。

REP仕様とほぼ同等のタイヤがOEM(ROAD4)に採用されているMT07とバッチリOEM仕様のタイヤが採用されているMT09との違い的な。

欧州車の様に使用条件によって最適な空気圧を表記すれば良いのですがそれもコストという事でしょう・・・残念ですが。

因みにREPの場合、セグメントや構造、仕様で同サイズでも適正空気圧は異なります。

 

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