ZERO POINTシャフトのお問い合わせは時々頂いておりますが・・・・・ウチは販売力が無いのであまり売れませんねぇ(^^;
売れないからという訳ではありませんがクロスカブに投入してみようと、そもそも人差し指の太さ程度のアクスルシャフトですから効果大!
ではないかと^^
ところで前後のシャフトを注文したのですがP.E.Oさんからリアのシャフトは生産しておりませんと連絡が来ました。
ん?一応クロスカブのクロモリシャフトで検索したら前後装着した方がおられてZERO POINTシャフトと記載が有りました。
もしかしたら偽物でも出回っているのでしょうか??
まぁリアは置き換えても効果が分かりずらい・・・・つか変化が無いと思っているのでフロントだけでOK。
でもって何時ものコ-スへ試走に出かけましたがコ-スまでの市街地、一応ワインディングなコ-スもそれなりに走りましたが変化は全く確認できません・・・・(^^;
一応、開発ライダ-の端くれですしタイヤの内圧であれば5kpaの違いも分かります。期待してのになぁ~的な。
現場でSTDのシャフトと入れ替えながら何度か走りましたが・・・・やはり何の変化も確認できません。
なんだか残念・・・・しかし・・・・もしかしたらと思って酷道へ。
しかしギャップやバンプ、アンジュレ-ションの連続するコ-スでもほぼ変化なし。そして少しづつペ-スを上げていき・・・・
ある意味攻めるレベルまで負荷をかけていくと明確な変化が確認できました。
外乱の収束性は高まりギャップなどの減衰も明らかに向上しています、さらにCC110はハイペ-スではドがつくアンダ-ステア-ですがこれがかなりニュ-トラルに変化しています。まぁアンダ-はアンダ-ですけど(;’∀’)
これは一体如何したことなのか?
そういえばR1100Sの場合は明らかにステア-特性は変化し応答性は高まり振動減衰能力も高まった。
しかしS1000RRは全く変化はありませんでした。これはあくまでも私的考察ですがシャフトのボリュ-ムと車両の質量とのバランスかも。
R1100Sの様に重くてしかもフロントヘビ-である車両のわりにアクスルシャフトはかなり細身です。
クロスカブのアクスルシャフトは当然極細ですが車両の重量・質量からみて実は十分以上の剛性をSTDのシャフトは有しているという事?
故に低中速域や一般的な走行条件ではZERO POINTシャフトは能力を発揮せずSTDシャフトと変わらない働きだけど負荷が増すとSTDは能力のキャパを超えるがZERO POINTはそこからが本領発揮という事かも知れません。
そういえばZERO POINTはSSのお客様の場合、良く分からないという評価が多いのだけどメガモトやビックNKのお客様はスタビリティ-が向上したと評価されます。特に高速道路での安定性を評価されてましたね。
それって私のS1000RRとR1100Sで感じたことに近いかも・・・・(;’∀’)
鈴鹿8耐を走ってた友人がZERO POINTシャフトを装着するとライン一本分内側を走れると言っていましたがSSの場合サ-キットの様に高負荷が加わる条件ではかなり高い効果が得られるのかも知れませんねぇ~!
んん~SS車両でサ-キツトかテストコ-スで再評価してみたくなりましたね・・・こんどこっそり持ち込んで・・・(^^ゞ
的な。
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