最近、金物屋ですか~?みたいな様相を呈しているショップですけど・・・・(^^;
毎日64チタンボルトやクロ-ムモリブデン鋼をイジイジしております。
まぁ大きな意味で足回りのチュ-ニングと言う事ですから当店も正常進化している(のでしょうか?)
なのでクロモリについても少々知識を高める必要があるので勉強をしております。
因みに64チタンと炭素鋼の特性の違いは置き換えることで良くも悪くも変化があって当然。
しかし・・・そもそも最近の大口径の炭素鋼アクスルシャフトをクロモリに置き換えたところで劇的な変化はないと思うのですが。
とは言え最近進捗著しいライトクラスや逆にZやCB等の旧車の様に人差し指ほどのナマクラシャフトをクロモリに置き換えると劇的な変化が有るかも知れませんね。
因みにS35CやS45C、s55C等の炭素鋼とクロモリを比較して弾性率の違いは有るものの体感できる違いは無いといってもよいのですが人間の感覚は数値を超えた敏感なところもあり人によって感じ取れる事も事実ですね。
例えばサ-キットでも平均速度の高いコ-スではその違いは顕著で具体的には接地感が高まり結果としてタイトなラインをトレ-ス出来るという感覚的なパフォ-マンス向上が見られるようです。
つまりインフォ-メション性は炭素鋼と比較して高くなる傾向にあるようです、これは材質と言う事だけではなく加工精度と言う所も有ると思いますが。
これはフロントサスペンションシステムと相まってという意味で、つまりフロントフォ-クを締結するトップブリッジ、アンダ-ブラケットとアクスルシャフトで構成されたシステムの剛性バランスがより高くなると言う事ではないかと。
実際にクロモリのアクスルシャフトを組み込む際、ピンチボルトやアクスルの締め付けにカチっとした節度が出ます。
これは材質の差ではなく精度の差といってよいでしょう。
また締結トルクと軸力にも差があるようなので適正なトルクを探る必要はありそうです。
少し違うかもしれませんが例えばエンジンハンガ-の締め付けトルクを20~30N・m程変更しただけでステア-特性の感覚は変わります。
抜けは゛しなやかに感じるし高めると剛性感が増します。(程度というものが有るので分からない人はやらないように)
なのでフロントフォ-クのクランプ個所を64チタンに置き換えると効果的という話にもなりますね。
クロモリのアクスルシャフトのメリットはP.E.O社も謡っているように材質と言うより加工精度の高さにあるようですね。
また加工精度の高さが材質の特性を有効に引き出していると言えるのかもしれません。
因みに、アクスルシャフトをゼロポイントシャフトに置き換えた場合ミシュランやピレリなど比較的内圧設定が低いタイヤの場合若干粘る感じが高くなります、これはインフォメ-ション性の高さ故といったところで内圧は若干高めたほうがマッチングは良いと思います。
またブリヂストンの様にそもそもの内圧設定が高いタイヤの場合は粘り感は出ず、逆にコンフォ-ト性が高まった感じを受けると思います。
まぁ私的な考察ではありますが、クロモリアクスルシャフトそのものが優れていると言う事ではなくZERO POINTシャフトのパフォ-マンスが高いと言う事の様ですね。
惜しむべくはZERO POINTシャフトに換装しても外観からは殆どわからない・・・・おまけにアクスルスライダ-を装着してた場合はもう隠蔽カスタムですもんね・・・・(^^;
なのでオ-ナ-さんもアクスルスライダ-は取っ払って・・・プチアピ-ル・・・・(゚∀゚)
が・・・しかし・・・ドカ系のBtypeは形状もSTDと同形状なので・・・・な-も変わりませんね・・・・。
ご安全に!
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