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2014.01.06

アクスルシャフト

昨日ご来店されたお客様からチタン製アクスルシャフトについて質問を受けました。

やっぱり来たかって感じです・・・^^;

ブログ内検索でも最近よく検索されていますもんねぇ。

質問の内容はチタン製のアクスルシャフトを使用するとステア特性が激変するのかと。

高性能なサスペンションを装着するよりも効果が高いとは如何いう理屈かと。

まぁ私はチタン製のアクスルシャフトを装着した事が無いので分かりません。

しかし・・・

アクスルシャフトとサスペンションは機能も役割も異なる訳で、更に100mm以上のストロ-ク量を持つサスペンションとチタン製アクスルシャフトの100分台、若しくは1000分台の撓みが比較対象となる事自体・・・理解できません。

また高度なタイヤの科学をまるで否定するかのような評価も理解できません。

私自身、チタン製のアクスルシャフトを否定するつもりは毛頭ありませんが、例えばステア特性が激変する程の撓みは当然歪みが生じると言う事でホイ-ルベアリング&フォ-クブラケットの公差はタイトですから抜けなくなる恐れはないのかと。

ハイテン鋼のアクスルシャフトでも歪みによって抜けなくなってしまう事か有ります。

原因は取り付けの不良や熱による変形、また過多な負荷による歪みなどが考えられますが、昨年の鈴鹿8耐でも同類のトラブルが発生していましたねぇ。

因みにチタン製アクスルシャフトの特性がステア-特性に何らかの影響をあたえる可能性は否定しません。

その変化がプラス方向に働く事も大いに考えられます。

が・・・サスペンションやタイヤの特性との比較対象はロジカルではないと思います。

連動性のあるものでその影響も否定できませんが物理的事象は別個に考えるべきだと思います。

例えばチタン製アクスルシャフトを装備した車両でサスペンションやタイヤの開発を行った場合、全く違った物理的現象があり常識を外れた製品が出来上がってしまうのかと言う話です。

何度も言いますがチタン製アクスルシャフトを否定するものではありませんが評価する観点、視点が違うのではないかと。

当店でもランドマスタ-ジャパンさんの製品は取り扱っていますのでお客様の中でチタン製アクスルシャフトを御所望される方が居られれば私の所感を説明させて頂いた上で是非とも販売してみたいと思っております。

自分で試す財力は無いので・・・他力本願で見てみたい・・・^^;

 

魔法のマンボ

世の中には理屈では理解できない不思議なものが沢山ありますねぇ。

オカルトチックな製品と言うか何と言うか・・・・

例えば汗がバラの香りに成るサプリメントとか・・・運気が上がるブレスレットとか・・・

自動車業界にもこの手のものは溢れていますが、効果の是非は測定不能で個人の官能能力による・・・みたいな^^;

64チタン合金製のパ-ツがこれと同類なんて微塵も思いませんし物理的なものだと思います。

しかし、枝葉が付いてオカルトチックな部類に成ってしまう事は残念。

証明できない不思議な事象は無いと何処かの教授見たいに断言は出来ません。

それは無い事が証明できないから・・・とも言えるし・・・かと言って悪魔の証明でもあるまいし・・・。

そこに確かに存在する物質ですからねぇ。

まぁでも人間の存在そのものが不思議な訳ですから、何があっても不思議ではない???かな????

 

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コメント

ガエルネの写真が物語ってますね。

kuraさん、おはようございます。

私の気持ちです・・・^^;

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