2013.12.27
TTX MK2
OHLINS MK2、今年最後の入庫です。
クロムメタルの様な艶と言うか磨きだされたアルミボディが美しい・・・・。
つか、何故サスペンションを見て美しいとかカッコ良いと思うのか具体的に説明せよ・・・
なんて言われても上手く説明できませんが、機能美と言うか工作美と言うか・・・・
元々モ-タ-サイクルはカッコ良いの集合体みたいなものですからね~♪直観的美です。
ところで当店をご利用頂いているお客様の中には各方面のエンジニアさんとかメカニックさんが多数おられます。
昨日も某大手にお勤めのエジニアさんとお話しさせて頂き大変興味深い内容でしたね。
工業機械にしてもスタイル、つまりカッコ良さと言うのは大変重要な項目の一つであり、パ-スによる完成予想図を元に製作されます。
まぁ実際には同じものは出来ないとしてもイメ-ジは大切にされると言う事ですね。
因みにお客様は試験機、所謂テストマシ-ンの開発・設計・組み立てまでを一貫して行っている様ですが、完成したテストマシ-ンのステンレスのパイプワ-クを見て惚れぼれするそうです。
分かりますね~その気持(^・^)
私自身モ-ルドから出てきた試作タイヤを見て・・・・・この色、この艶・・・そして触感とプロファイルを見てカッコいい-なんて思ってました。
また巷では64チタンうんぬんの話も有りますが、そもそも素材と言うモノは構造物との関わりの中で特性をどのように有効にするかが要。
素材の専門家の知識は大変重要ですが、例えば車両メ-カ-の要求する能力と諸要件に対応できるか否かも実力を分けるところです。
素材の鍛え方一つネジ切りの精度、つまり鉄が良いとかチタンが勝る等と言う話ではないと言う事ですね。
あまり書かないでくれと釘を刺されましたが・・・^^;
例えば日本の工業技術の高さを証明する一つの事例と言うか高精度のドレンボルトの話を伺いました。
超高精度のドレンボルトはN2より小さな分子構造を持つある気体を低圧力では有るもののシ-ル無しで完全にシ-リング出来るらしい。
そのボルトは美しくも有ると^^ 分かるな~。
私の仕事は現況はメカニックですが元々はエンジニア。
そのエンジニアとしての視点、感性を常に持ち続ける事を信条としています。
例えばサスペンションの交換にしてもただ交換すると言うのでは意味が無いと思っています。
サスペンションが有効に機能する為の関連した全ての個所をト-タル的に見直し改善すべきは手を入れる事が肝心。
故にウチの健脚仕様は時間が掛かります・・・・手が遅いとも言いますが(^^ゞ
因みに・・・・
サスペンションはチタンボルトやカ-ボンパ-ツと異なり操縦安定性に大きく影響を与えます。
正に機能美と呼ぶに相応しい美しさですね!
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