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2013.09.16

タイカブとクォリティ-

クォリティ-が落ちてしまったと嘆かれるカブファンの方も多い様ですねぇ。

例えばボディ-がスチ-ルから樹脂製に変わった事も質が落ちたと捉えられているようです。

まぁ嗜好性という所から見ればそうなのかもしれません。

しかし、働くバイクとして客観的に見ると軽量化と防腐性には優れる訳で・・・

例えば沿岸部で使われているカブは塩害によりスチ-ルボディ-は直ぐ錆びて崩れてしまうと言う事です。

HONDAもコストダウンだけでは無く必要な要件を進化させていると言う事ではないかと思います。

お客様の通称タイカブは通勤に使われてますが既に6万キロ近くを走破されています。

特に大きなトラブルも無く、そろそろチェ-ンとスプロケットがヤバいかなぁ~程度。

チェ-ンケ-スも樹脂製なのでチェ-ンの干渉音が静かで良いとか・・・故に交換時期を見誤るのかも(~_~;)

因みに同じタイカブに乗られているお客様はお一人がクランク交換、もうお人方はピストン焼きつきが発生してます。

走行距離は2万キロ以下。

やはり個体差が大きいと言う事かも知れませんねぇ。

アジア生産と日本生産の大きな違いは生産に携わる人の官能なのかもしれません。

某タイヤメ-カ-の知人の話ではコストの関係で一部PCタイヤの生産を中国工場へ移管した所、生産性はすこぶる高く優秀だったらしい。

中国での生産を積極的に進めていた幹部連中も得意満面だったようですが・・・

タイヤが市場に出た途端トラブルが頻発。

全て回収となったようです、原因は完成検査ではねられるべきNGタイヤが選別されなかったという事。

そりゃ生産性は高いわなって話です。コストどころかコントです。

機械モノには個体差が有るのは然るべき。

しかし品質の限りない均一性を高いレベルで保っていると言うのがメイドインジャパン

これを世界が評価しているわけですからそのクォリテイ-を失う前に再考すべき時が来ているのではないかと思います。

因みにそう言う意味では近年東欧諸国が高い評価を受けるようになってきています。

医療機器や介護機器は特にその様です。

最近、大型バイクで欧州製品と日本製品の公差の捉え方によってタイヤビ-ドが上がらないと言う事例も発生しています。

しかし、これは前向きな事例で確りとした精度と剛性を担保しようとしている証なのかもしれません。

逆に某アジア生産のタイヤと某ホイ-ルメ-カ-の組み合わせはチェンジャ-無しでもあっさり組み立てられます。

しかも極低圧でビ-ドシ-ティングが完成します。

これはどちらも公差が甘いと言う事です。コチラの方が恐い話です。

そろそろJATMA規格も見直す時期に来ているのではないかな?

ご安全に(^^)/~~~

 

 

 

 

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